平成7422日目
2009/05/04
【この日の麻生総理】
欧州諸国訪問2日目(欧州連合)
麻生太郎首相は4日午前、プラハ市内の大統領府で、欧州連合(EU)議長国であるチェコのクラウス大統領、欧州委員会のバローゾ委員長と日-EU定期首脳協議を行った。
協議では世界的な経済危機を克服するため、日-EU間の連携の重要性を確認したほか、新型インフルエンザについても拡大防止に向けて連携していくことで一致。地球温暖化、アフガニスタンやパキスタンへの支援、ソマリア沖の海賊対策などに協調して取り組む方針を確認した。《産経新聞》
平成21年5月4日(現地時間)、チェコ共和国を訪問中の麻生総理は、大統領府(プラハ城)において、第18回日・EU定期首脳協議に臨みました。EU側からはチェコ共和国(EU議長国)ヴァーツラフ・クラウス大統領及び欧州委員会ジョゼ・マヌエル・ドゥラン・バローゾ委員長が参加しました。
協議では、日・EU関係やグローバルな課題、地域情勢などについて議論されました。
日・EU関係では、世界が多くの困難に直面する中、日・EUが共同でリーダーシップを発揮していくことで一致しました。また、「日・EU協力のための行動計画」が2011年に終了するのを受け、次の新文書の策定に向け検討を開始することで合意しました。さらに、新たな日・EU経済関係強化の方向性を打ち出せるよう、今後1年間かけて検討していくこととなりました。
グローバルな課題では、世界経済・金融危機に関し、ロンドン・サミットのコミットメントを再確認しました。気候変動については、米中等全ての主要排出国の参加を確保した次期枠組み合意形成に向け協力していくことを議論しました。新型インフルエンザ対策に向け国際社会の一致した取組が重要であり、EUとも必要に応じ情報交換等の協力を行っていくこととなりました。
地域情勢では、中国・北朝鮮、アフガニスタン・パキスタン、イラン、中東和平、海賊等、主要な地域情勢につき幅広く意見交換を行い、北朝鮮の核・ミサイル問題解決への協力、中国に対してより責任ある建設的役割を求めていくこと、イランに対する粘り強い働きかけの必要性等、幅広い問題で一致しました。
午後には日・EU共同記者会見を行うとともに、共同プレス声明を発出しました。
その後、ヒルトン・プラハ・ホテルで「エネルギーと環境分野の包括的協力に関する日・チェコシンポジウム」に出席された後、第一次世界大戦戦勝記念碑を訪問し、献花しました。
夜、プラハを出発した麻生総理は、次の目的地であるドイツ連邦共和国の首都ベルリンに到着しました。
日・EU首脳共同記者会見-平成21年5月4日|政府インターネットテレビ
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【世界卓球・男子ダブルス】水谷隼・岸谷聖也組が銅メダル獲得
卓球の世界選手権第7日は4日、横浜アリーナで行われ、男子ダブルス準決勝で第3シードの水谷隼(明大)岸川聖也(スヴェンソン)組は第2シードの馬龍、許シン組(中国)に0―4で敗れ、この種目で40年ぶりの決勝進出を果たせなかった。3位決定戦はなく男子ではシングルス、ダブルスを合わせて1997年大会の渋谷浩、松下浩二組以来となる銅メダルを獲得した。
水谷、岸川組は第1ゲームから連続失点が目立ち、中国ペアに一方的に押し切られた。日本選手は全員が姿を消した。男女ダブルス決勝は中国ペア同士が対戦し、男子は陳、王皓組、女子は郭躍、李暁霞組の第1シードがともに初優勝した。《スポニチ》