平成7264日目
2008/11/27
【この日の民主党】
どんどん解散せざるを得ない状況をつくる 輿石参院会長
輿石東参議院議員会長は27日午後、定例記者会見で、予想される延長国会の対応について、「どんどん解散せざるを得ない状況をつくっていく」と、国会を延長しながら第2次補正予算案も提出せず政治空白をつくる麻生内閣を追い込む姿勢を強調した。
これは、延長国会で経済対策が必要としながら、補正予算案の提出を見送る政府・与党に対して、党の経済対策を独自法案として参議院に提出し、国民に対して党の考えを理解してもらうと同時に、与党が党の法案を審議拒否する場合を想定したもの。
輿石会長は、与党が審議拒否した場合には、「国民の中からこんな政権でいいのかと声や、自民党の中からも補正予算を出すべきとの声が出てくる」と分析した。
また、党の独自経済対策法案と政府の金融機能強化法改正案の採決に関して、「普通は先に審議入りした法案が先に採決されることになる」との認識を示した。《民主党ニュース》
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【インド・ムンバイ同時テロ】邦人10人がホテルから脱出できず
河村官房長官は27日夕の記者会見で、インド・ムンバイ市で発生した同時テロ事件に関し、犯行グループが立てこもっている2つのホテルで日本人計10人が脱出できずにいることを明らかにした。
河村長官によると、「トライデントホテル」に7人、「タージマハールホテル」に3人。人質状態ではなく、全員の安全は確認されているという。《読売新聞》
【東京都・石原慎太郎知事】「都は参議院の家来じゃない」
参議院清水谷議員宿舎(東京都千代田区)の移転・建て替えに東京都が反対している問題で、石原慎太郎都知事は27日、報道陣に対し「東京は東京の案がある。もともと東京は、元の所に(現在地に)建てたらどうだと言っている。具体的な案を参院に示す」と述べ、参院側が提示している計画変更案を受け入れない方針を示した。
参院側が21日、緑化率を高めて低層化を図るなどした計画変更案を都に提示し、当初26日までの回答を求めていたことについては、「東京都は別に参議院の子分でもない。家来じゃないんだ、都は。地方分権の時代に」と怒りを爆発させた。
また、宿舎問題を検討するプロジェクトチーム(PT)の座長を務める参院の西岡武夫議院運営委員長と石原知事が12月1日午後に会談を行うことが決定。参院宿舎の移転・建て替え問題の協議を再開させる。《産経新聞》
【民主党・鳩山由紀夫幹事長】「2次補正、できれば今月中に提案を」
民主党の鳩山由紀夫幹事長は27日、東京都内であった商工会全国大会であいさつし、08年度第2次補正予算案について「中小企業の皆さんがお困りではないか。今年中、できれば今月中に出してもらいたい」と述べた。さらに、政権交代後は中小企業関連予算を5倍に増やすと宣言。「中小企業をさまざまな圧力から法的に守る」と強調した。《毎日新聞》
【麻生太郎首相】雇用悪化で新対策を指示
麻生太郎首相は27日、自民、公明両党の政調会長を官邸に呼び、雇用情勢の悪化を踏まえ、新たな対策をまとめるよう指示した。自動車産業が相次いで非正規従業員の契約打ち切りを決めている状況などを受けた措置。首相は「経済危機の中で雇用問題が大きく広がりつつある」と指摘した。《共同通信》