2008 平成20年10月31日(金)

平成7237日目

2008/10/31

【浜田靖一防衛相】田母神俊雄航空幕僚長の更迭を表明

浜田防衛相は31日夜、航空自衛隊トップの田母神俊雄・航空幕僚長(60)を更迭する考えを表明した。田母神氏が、昭和戦争などに関し「わが国が侵略国家だったなどというのは濡れ衣だ」などと主張する論文を寄稿していたことが分かったためだ。

過去の植民地支配と侵略への「深い反省」を表明した1995年の村山首相談話に反する内容で、田母神氏が防衛省の内規に反し、論文寄稿について事前の届け出をしていなかったため、浜田防衛相は厳しい措置が必要だと判断した。

論文は、田母神氏が、ホテル・マンション経営のAPAグループ(本社・東京都港区)の懸賞論文に応募したもので、最優秀賞を受賞。11月5日発売予定の同グループが発行する月刊誌に掲載される予定だ。

「日本は侵略国家であったのか」と題した論文は「いまなお大東亜戦争でわが国の侵略がアジア諸国に耐え難い苦しみを与えたと思っている人が多い。しかし、私たちは多くのアジア諸国が大東亜戦争を肯定的に評価していることを認識しておく必要がある」と主張。また日中戦争について「我が国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者」、日米戦争についても「日本を戦争に引きずり込むためアメリカによって慎重に仕掛けられたワナだったことが判明している」などと指摘した。

麻生首相は31日夜、首相官邸で「(論文を)個人的に出したとしても、立場が立場だから、適切でない」と記者団に述べた。田母神氏は防衛大学校15期生で、1971年に航空自衛隊に入隊。航空総隊司令官などを経て2007年3月に空幕長に就任した。《読売新聞》

▷以下のサイトに論文が掲載
http://ronbun.apa.co.jp/index.html



【麻生太郎首相】益川、小林両氏と懇談

10月31日は何の日【麻生太郎首相】益川、小林両氏と懇談
http://www.kantei.go.jp/

麻生首相は31日、ノーベル物理学賞の受賞が決まった益川敏英・京都産業大教授、小林誠・日本学術振興会理事を首相官邸に招いて懇談した。わずか10分間の懇談だったが、首相は両氏と、基礎科学研究の重要性で意気投合した。

「基礎科学から本当に人々の役に立つ科学になるまで100年かかる。基礎科学が枯れたら、100年後の未来はなくなる」との益川氏の主張に対し、首相は盛んにうなずいていたという。小林氏は懇談後、「力強いサポートの言葉を首相からいただいて心強い」と語った。《読売新聞》

10月31日/のできごと