平成7233日目

2008/10/27

この日のできごと(何の日)

【プロ野球・阪神】真弓明信監督就任会見

プロ野球の阪神は27日、来季の監督に球団OBでプロ野球解説者の真弓明信氏(55)が就任すると発表した。契約期間は2年で、29日の秋季練習からチームに合流する。背番号は、プロ入り時の「2」と引退時の「7」を合わせた「72」に決まった。

大阪市内のホテルで開かれた記者会見で、真弓新監督は「(今年までに)しっかりとチームづくりはできている。(周囲の)期待は大きい方がいい」と意気込みを語った。

今季の阪神はシーズン中盤まで首位を独走しながら、終盤に失速して巨人に逆転優勝を許した。その責任をとって岡田彰布監督(50)が辞任し、真弓監督がバトンを引き継いだ。球団としては第31代監督となる。

真弓監督は福岡・柳川商(現柳川)高から電電九州を経て、72年秋のドラフト3位で太平洋(現西武)入り。79年に阪神に移籍し、日本一となった85年には1番打者として活躍した。95年に引退し、00~04年は近鉄のヘッドコーチなどを務めた。《朝日新聞》

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【日経平均終値】バブル崩壊後最安値

27日の東京株式市場は、世界的な景気減速と急激な円高による企業業績の悪化に対する懸念が高まり、日経平均株価は急落。03年4月末につけたバブル後最安値(7607円)を大幅に下回った。一時は前週末比507円81銭安の7141円27銭をつけ、終値は前週末比486円18銭(6.36%)安い7162円90銭と、1982年10月7日の7114円64銭以来約26年ぶりの安値となった。《朝日新聞》

【麻生太郎首相】緊急株価対策を指示

政府は27日、麻生太郎首相からの指示を受け、株価の急落や急激な円高に対応するための緊急市場安定化策をとりまとめた。株の空売り規制の強化や、銀行が保有する株式の買い取り再開、会計ルールの緩和などが柱となっている。麻生首相は「あらゆる手段を講じて市場の安定化と金融機能の円滑化を図る」と語り、法改正を伴わないものは早急に実行し、市場の混乱に歯止めをかけるつもりだ。

麻生首相は(1)株式市場の安定化(2)金融機能の一層の強化(3)証券投資のすそ野拡大-の3点を指示。

株式市場の安定に向けて、まずは空売り規制の強化を11月から実施する。空売りは証券会社から株を借りて売却し、その株が値下がりした時に買い戻すことで利益を得るもので、これを一部禁止する。さらに、市場で大口の空売りを行った投資家に報告・開示を徹底させる。ヘッジファンドなどの投機的な動きを牽制することが狙い。金融機能を強化するため、経営環境が厳しい地域金融機関を対象に自己資本比率規制を緩和する。《産経新聞》

【フランク永井さん】死去

日本のムード歌謡の第一人者で、「有楽町で逢いましょう」「君恋し」「おまえに」などのヒット曲で知られる歌手のフランク永井さんが先月27日、都内の自宅で死去していたことが1日、分かった。76歳だった。永井さんは85年に自殺を図り一命をとりとめたが、後遺症から療養に専念。表舞台から姿を消した。今夏、風邪をこじらせて入院し、回復が思わしくなかったという。この日、都内で葬儀・告別式が密葬で行われた。魅力のある低音で高度経済成長の日本に活気を与えた国民的歌手が逝った。

関係者によると、東京・世田谷の自宅で療養生活を送っていた永井さんは、今年の夏に風邪をこじらせて入院。その後の回復は思わしくなく、10月27日夕方に自宅で死去した。同31日に都内で通夜、この日、葬儀・告別式が密葬で行われた。親族のほか、永井さんと親しかった限られた音楽関係者が参列し最後の別れをしたという。《日刊スポーツ》

【この日の民主党】

小沢代表「国民の支持を背景にして強力な政策を実行する政権・内閣が望ましい」

小沢一郎代表は27日夕の会見で、解散・総選挙の時期や緊急経済対策について、記者の質問に答えた。

解散時期に関する質問には「政治経済、特に経済の状況が厳しいことになればなるほど、国民の審判を経て、その国民の支持を背景にして強力な政策を実行する政権・内閣が望ましい」と答え、思い切った政策を実行できるはずもない麻生内閣は早期に国民の信を問う必要があるという見解を示した。

金融危機の発端となった米国においても大統領選挙が行われており、他にもこの時期に総選挙が実施される国があることを小沢代表は指摘。解散・総選挙によって30日の空白が生じるといった類の発言については「まったくの自分たちのためにする議論であり、本筋の話ではない」として、「選挙戦をやった後、国民の強い支援・支持を得た内閣が、思い切った政策を国民のために実行する。このことのほうがよほど政治の空白を避ける」と強調した。

第一次補正予算案を審議する前から第二次補正に関する話が出てくるような政治状況については、「第一次補正をやってもやらなくても同じと政府自身が言っているようなものだ」と批判。第二次の分も一緒に検討して、本当に良い案を出せばよいところを、今回とられた手法は、国民や憲政・国会を馬鹿にした無責任な政府の典型的な例であると厳しい見方を示した。

緊急経済対策に関する質問には、金融関連法案について党内で精査し、政策調査会の論議を待って党の態度を決めると答えた上で、与党の対応について「結局、官庁、大蔵省の旧来の延長線上の中でしか彼らは物が言えない。できない。だから自民党政権ではだめだ」と批判。政府の対応では駄目だということであれば、民主党政権のキャンペーンを大々的にするべきときだと記者にも求め、民主党ならば「必ず建て直してみせる」と力強く語った。《民主党ニュース》



10月27日 その日のできごと(何の日)