平成7232日目
2008/10/26
【麻生太郎首相】秋葉原で街頭演説
麻生太郎首相が26日、就任後初の街頭演説をJR秋葉原駅(東京都千代田区)の電気街口で行った。日本のマンガやアニメが世界で受け入れられているなど得意のサブカルチャー論を交えながら、雇用問題や円高などの対策について語り、「日本は、日本人が思っている以上に強い。日本を世界が見習うような国にしたい」と熱弁を振るった。
演説の前半は、正規雇用の推進や、中小企業への支援、円高の進行について話しながら、「悪い話ばかりではない。円高になれば石油の値段や食料品の値段も下がる。先の暗い話ばかりする男はもてない」と冗談を交えながら話した。
後半は、一転して得意のサブカルチャー論を展開。「最近は忙しくなって先週のサンデーやマガジンは読んだが、ジャンプやモーニングは読んでいない」と切り出し、日本のマンガが欧米やアジア、中南米で読まれて、日本語を覚えようとしている海外の若者が増えていることを例に挙げて「日本のサブカルチャーは世界を席巻している」と話した。
演説は、自民党青年局と女性局が企画した。秋葉原は、06年の総裁選で、得意のマンガを引用するなど他候補を圧倒する演説で一躍注目を浴びた麻生首相の「出発の地」であり、さらに麻生首相も「(首相になった)お礼もかねて、街頭演説は秋葉原からと決めていた」と明かしていた。開始2時間前から人が集まり、演説が始まると駅前の広場だけでなく、歩道橋や駅のプラットホームにも見物人が立つなど、多くの人で埋め尽くされた。麻生首相の登壇時には麻生コールが起こった。《毎日新聞》
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【山梨県警】結婚式を予定していたホテルに放火、39歳会社員逮捕
結婚式を挙げる予定だったホテルに放火したとして、山梨県警北杜署は26日、会社員A容疑者(39)を現住建造物等放火の疑いで逮捕した。A容疑者は「結婚するのが嫌になり、火をつけた」「騒ぎになれば中止になると思った」「結婚できない訳があって悩んでいた」などと供述している、と同署は説明している。
同署によると、A容疑者は、25日午前2時半ごろ、同県北杜市小淵沢町の「リゾナーレ小淵沢」の音楽の森ホール2階にある従業員通路の床に、油をまいて火をつけ、天井や壁など約30平方メートルを焼いた疑いがある。けが人はなかった。
A容疑者は25日午後、ホテルで結婚式を挙げる予約を入れていたが事件後、キャンセルしたため、同署が事情を聴いたところ、容疑を認めたという。自宅から車でホテルへ行き、放火したという。火はスプリンクラーで消し止められたが、ほぼ満室の約350人が宿泊しており、うち約150人が一時避難する騒ぎとなった。同日は大安だったため、8組の結婚式が予定されていた。《朝日新聞》
【この日の民主党】
長妻ネクスト年金担当大臣、「ニコニコ動画・ネット政策討論会」に出演
長妻昭『次の内閣』ネクスト年金担当大臣は26日夜、「ニコニコ動画(秋)」の「ニコニコ生放送・ネット政策討論会」に20時から出演。政治ジャーナリストの角谷浩一さんの司会進行で年金問題の実態と民主党が考える解決策、非正規雇用の問題、税のムダ遣いの実態などを中心に熱く語った。ニコニコ動画はウェブサイト上で再生される動画に対しリアルタイムでコメントを付けられるもので、長妻議員が出演した番組でも次々にコメントが書き込まれ、そのなかから角谷さんが質問をピックアップして長妻議員が答えるかたちで展開された。
冒頭では、こうしたニコニコ動画の仕組みに関連してネットと政治の関係について問われ、「かつての民主主義は国民のみなさんが直接意見を言う、そういう民主主義であったが、人口が増えて、それができないということで投票制度に変わったわけだ」とまず説明。そのうえで「(ユーザーが直接意見を言う形は)民主主義の原点で、日本は携帯電話の普及率が高いので、できれば携帯でメッセージを発信していただき、携帯からご意見をいただく。こういう双方向のしくみができれば政治にとってのいい影響(を及ぼす)。みなさんの意見を反映するという意味では、政党も、政治家も研究していくべき問題だと思う」と述べ、国民のみなさんとの意見交換ツールとして有効であるとの見方を示した。
また、「未来を予想する最もいい方法は自分たちで未来を作り出すことだ」とユーザーのみなさんに訴え、「つまり未来はどうなるのかなと予想する前に、あるべき未来をいっしょに作り出すために『日本人よ立ち上がれ』ということを強く申し上げたいと思う。期待に応える改革をぜひしていきたいと思うので、いっしょに日本を変えましょうということを申し上げたい」と語った。
同時アクセス可能数は1万人で、45分間の番組のなかで17万のコメントが書き込まれた。長妻議員は番組終了後、「リアルタイムでご意見がきたものは後ほど全部見せていただきたい」と番組サイドにリクエスト。時間の制約もあって、思い描く「双方向のやりとり」が完全にはできたとは言えないとの認識も示し、今回の経験を踏まえて次回はもう一歩進んだユーザーのみなさんとの「双方向のやりとり」を実現したいと意欲を見せた。《民主党ニュース》