平成7213日目

2008/10/07

【この日の民主党】

[衆院予算委]菅代表代行、民主党の政権公約を財源も含めて明示

衆議院予算委員会で7日午前、菅直人代表代行が質問に立ち、小沢一郎代表はじめ民主党が示している政権公約を財源も含めて明らかにするとともに、金融危機への対応および後期高齢者医療制度等に関して、麻生首相はじめ政府の見解を質した。

菅代表代行は冒頭、総選挙の顔として天命を果たすため自民党総裁となったとされる麻生首相に対して、安倍、福田両首相同様に国民の信を得ないまま政権に居座ることのないようにと釘をさした。

続いて、自民党の国会対策委員会が、民主党から資料要求があった際は事前に自民党側に相談するよう全省庁に求め、省庁側では内部文書で指示が出ていた問題を取り上げた。菅代表代行は「自民党国対が認めない限り、資料が出てこないとなると、汚染米の問題なども明らかにすることはできなかった」と述べ、この問題の根深さに言及したうえで、答弁を求めた。首相は、議院内閣制のもとで政府と与党との関係のなかで行われたものであるとして、「内容の判断は各省庁の大臣が行うので検閲には当たらない」と述べた。

石破農林水産大臣は「自民党国対は公権力の主体ではないので検閲にはあたらない」などと述べたが、「(資料を)出すか出さないかあくまで大臣が行う。自民党国対の判断に左右されるものでない」と答弁。さらに、誤解を招く表現だったとの認識を示し、「省内の文書は改める」と語り、河村官房長官も同様の発言を行ったが、麻生首相は明言を避けた。

続いて菅代表代行は小沢代表が代表質問でも述べた、民主党政権での基本方針である「新しい生活をつくる民主党5つの約束」(下記ダウンロード参照)を示し、「明治以来の国の形を変えることになる」として、ガソリンの暫定税率廃止、高速道路の無料化、農業者戸別補償制度、子ども手当などを段階的に実施していくことを明らかにするとともに、民主党の打ち出した政策に関して財源規模を詳しく説明し、年度ごとに必要な財源についても詳細に語った。

そのうえで菅代表代行は「少なくとも我が党については、21年度からの財源についても明確に出した。(政府は)国庫負担の引き上げについて、『今は言えない』というのはやっぱりフェアじゃない」と指摘。しかし、麻生首相は「我々としては年末の税制調査会等々、きっちり政府与党と詰めたうえで話をさせて頂かなければならない」などと明言を避けた。

また、菅代表代行が基礎年金の国庫負担引き上げのための財源を明らかにするように迫ったのに対しても、麻生首相は明示せず、さらに、政府・与党が約束した定額減税の財源を選挙前に明確にするよう追及したのに対しても、麻生首相は「(菅代表代行の)質問のすべての前提が11月早々の解散・総選挙になっている」などと述べるだけで、財源には一切言及しないままだった。連立与党を組む公明党の斉藤環境大臣も明言しなかった。

菅代表代行は政教分離についても取り上げ、内閣法制局の答弁では憲法20条第1項が示され、「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない」と説明があり、宗教団体が政治上の特権を行使することは憲法違反であることをその答弁から改めて確認。麻生首相も「内閣法制局長官の答弁が基本的な考え方」と答弁した。

菅代表代行はまた、株価の1万円割れなどに関しても政府の対応を質し、「間違いなく日本の輸出に影響が出てくると想像しておかなければならない」と、麻生首相は懸念を示した。中川財務・金融大臣は「欧米の金融情勢を反映した株価や為替(への影響)を非常に警戒している」と答弁。菅代表代行は内需拡大につなげる政策を民主党が提案していることを明らかにするとともに、「民主党5つの約束」にもあるように雇用の不平等を是正していくべきと指摘し、麻生首相も賛意を示した。

菅代表代行は「後期高齢者医療制度を廃止する法案を民主党は出し、参議院では通過している」として、民主党政権確立後は実現させていく考えを表明。官僚主導の政治が行われる中、問題が続出している現状に対し、菅代表代行は首相へのアドバイスとして「自由民主党を官僚依存体制から脱却させる最高の策は一旦野党に下るべきだ」と指摘した。《民主党ニュース》




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【ソフトバンク・王貞治監督】ラストゲーム

ソフトバンク王貞治監督(68)がサヨナラでユニホームを脱いだ。9月23日に今季限りでの辞任を発表して迎えた最終戦は、延長12回に0-1で楽天にサヨナラ負け。最下位が決まった。選手として世界一の本塁打王、監督とし2度の日本一、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本を初代王者に導いたヒーローが、ついにグラウンドに別れを告げた。プロ野球人生50年、ON時代の終わりでもあった。今後はチーム、球界を側面からサポートする。

涙雨がKスタ宮城に降り続いた。楽天との最下位決定戦。ソフトバンク王監督のラストゲームは、4時間を超える熱闘の末、延長12回サヨナラ負け。12年ぶりの最下位が決まった。午後10時7分だった。「勝負師として最後に白星で飾れなかったのは残念。最後の最後まで、野球好きな僕にふさわしい、12回もやって、そういう点では良かった」。試合後は楽天野村監督に花束を渡され、場内のファンに両手を振った。

涙とは無縁。「涙雨なんて僕には似合わないよ」と笑顔を見せたが、雨にぬれながら深々と頭を下げてグラウンドに別れを告げた。《日刊スポーツ》

【JR福知山線脱線事故】神戸地検、JR西日本本社を捜索

兵庫県尼崎市で平成17年4月、乗客106人が死亡したJR福知山線脱線事故で、神戸地検が業務上過失致死傷容疑でJR西日本本社(大阪市北区)の社長室などを家宅捜索したことが8日、分かった。事故をめぐるJR西への家宅捜索は初めて。

地検は今週末にもJR西の山崎正夫社長(65)から聴取する方針を固めるなど、歴代幹部の起訴の可否の最終判断に強制捜査が不可欠と判断したもようだ。 関係者によると、7日朝から地検の係官ら約20人が、JR西本社の社長室や法務室など数カ所を捜索。関係書類などを押収した。 《産経新聞》

【南部陽一郎氏・益川敏英氏・小林誠氏】ノーベル物理学賞受賞決定

スウェーデンの王立科学アカデミーは7日、2008年のノーベル物理学賞を、素粒子物理の「標準理論」と呼ばれる理論体系構築に重要な貢献をした南部陽一郎・米シカゴ大名誉教授(87)=東京都生まれ、旧制福井中学卒、福井市名誉市民、米国籍=と、小林誠・高エネルギー加速器研究機構名誉教授(64)、益川敏英・京都大名誉教授(68)の3人に授与すると発表した。本県関係者のノーベル賞受賞は初めて。《共同通信》

平成20年10月7日、本年のノーベル物理学賞に米国シカゴ大学名誉教授の南部陽一郎氏、高エネルギー加速器研究機構名誉教授の小林誠氏、京都産業大学教授の益川敏英氏の3名の受賞が決定しました。これを受け麻生総理は総理大臣官邸で、小林氏と益川氏にそれぞれ電話で祝意を伝えました。

この中で麻生総理は両氏に「とても明るいニュースで国民はとても喜んでいると思います。」と祝福しました。また、両氏に若い人たちへ向けたメッセージを質問したところ、小林氏は「自分を信じて大いに頑張っていただくのがよろしいかと思います。」、益川氏は「科学にロマンを持つことが重要だと思います。」とそれぞれ答えました。《首相官邸》

【麻生太郎首相】対テロ法審議に意欲

衆院予算委員会は7日、2008年度補正予算案に関する基本的質疑を行った。麻生太郎首相は衆院解散・総選挙の時期に関連し、インド洋での給油活動を延長する新テロ対策特別措置法改正案の審議を進め、国際貢献に関する争点を鮮明にした上で、解散に踏み切りたいとの意向を示した。

首相は「民主党との間にきちんとした争点を設定しないといけない。国際貢献などについて(争点を)正確にした上で、どちらが政権担当能力があるかを皆さんの前に明らかにすることが必要だ」と強調。同時に「大量の票を有権者から得た480人の議員を解雇するのに近い。解散は十分に考えた上で決断したい」とも述べた。《共同通信》



10月7日 その日のできごと(何の日)