平成7199日目

2008/09/23

【ソフトバンク・王貞治監督】「50年間、いい野球人生でした」

ソフトバンク王貞治監督(68)が23日、今季限りでの辞任を発表した。日本ハム24回戦(福岡ヤフードーム)終了後、福岡市内のホテルで記者会見した。


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「14年間お世話になりました」と王監督は切り出し、体力的な問題から辞任するに至るまでの経緯を説明。「(急降下した)9月の戦いというのが14年間の中でも考えられない戦いでした。これは大きな転換期だと思いまして、監督交代しなくてはと思いました」と話した。

辞任の決意はこの日朝、球団フロントに了承してもらったという。

「50年、いい野球人生でした。50年間1つの道にこれだけどっぷりつかって、心をときめかせて68歳までやれたことはとても幸せでした」時々、声を詰まらせ、目にはうっすら涙を浮かべての会見だった。今後は何らかの形で球団にかかわることになる。《日刊スポーツ》




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【福田康夫首相】公邸去る

福田康夫首相は23日、退陣を24日に控えて首相公邸を引き払い、東京・野沢の私邸に移った。

首相は23日午前9時半ごろ、記者団のあいさつにも無言で公用車に乗り込み、公邸を出発。皇居での秋季皇霊祭・神殿祭の儀に出席した後、公邸に戻らず、礼服姿のまま私邸に直行した。首相周辺によると、大半の家財道具はこの日までに数回に分けて搬出した。《共同通信》

【民主党・菅直人代表代行】汚染米で政府批判

民主党の菅直人代表代行は23日、秋田県横手市で講演し、汚染米問題に関し「役所をちゃんと指導しなければならない政治家や大臣が、役所の失敗を隠す手伝いをしている」と政府、与党の対応を厳しく批判した。

厚生年金の標準報酬月額改ざん問題でも「(従業員)本人がちゃんと払っているのに、65歳になるともらえる額がどんと減る。そんなインチキを役人がやるなどめちゃくちゃだ」と非難。

「失政が続いている食べ物や年金の問題を改めるため、一回民主党にやらせてもらえないか」と政権交代を訴えた。《共同通信》

菅直人代表代行は23日午後、秋田市内で会見を行い、現職の、寺田学衆議院議員はもちろんのこと京野きみこ・第3区総支部長の議席獲得を何としても果たしたいとの意向を示し、推薦候補のいる第2区を含め、「秋田県の3つの選挙区で何としても自民党に打ち勝って議席を獲得したい」と、総選挙勝利への強い意志を表明した。

また、第3区では京野総支部長とともに、ぶどう農家を訪れたことに言及し、「秋田の農業における可能性を十分に感じたところだ」と述べた。

関連して記者団から「秋田は農業県。民主党政権では、農業をどう再生させるのか」との問いに菅代表代行は、「私自身、農業再生本部の本部長もつとめ数年前から農業再生プランの策定にもかかわってきた」と語ったうえで、昨年の参議院選挙でも柱になった農業者戸別所得補償制度を衆院選マニフェストにも盛り込むことになると紹介した。

特にこの間、汚染米などの問題が取りざたされるなか、地産地消で、できるだけ日本でつくられたものが日本人の口に入っていく方が好ましいとより多くの人が痛感しているとの見方を示し、「そのことは次の選挙の大変大きなテーマだと思う」と菅代表代行は語った。

加えて民主党は昨年春に林業再生プランも正式に発表したことを改めて明らかにしたうえで、「秋田は農業だけでなく林業も豊富な資源がある。林業は全国的にもそうだが、特に秋田県にとっては大きな政治的課題であり、わが党としても力を入れていきたい」と表明した。

自民党総裁がやっと決まり、福田首相の政権投げ出し後に開会が遅れに遅れていた臨時国会が明日24日から始まることへの所見を求められたのに対しては、「多くの課題がありながら開かれなかったのは、言うまでもないが福田総理が無責任に投げ出したからで、そういった意味では麻生さんも幹事長として責任の一端はある」と指弾した。

同時に臨時国会においては、汚染米、消された年金、リーマン・ブラザーズ破綻等に伴う世界的な金融危機などの問題に取り組んでいく意向を表明。特に「本会議のやりとりだけでは不十分。予算委員会で、補正予算も含めてしっかり議論すべきだと考えている」と語った。

また、麻生・自民党新総裁の口から、衆院選を見据えて「小沢一郎対麻生」といった点を意識した発言ばかりが相次いでいる点を問われたのに対して菅代表代行は、「今の日本においてどういうことをしようかという発言がほとんどない」と分析し、まさに自民党存続のためだけに誕生した新総裁であることを裏付けるように民主党と戦うことが自分の役目だと象徴するような発言ばかりで、国民に向かってどういう課題を実行しようとしているのかというメッセージが何もなかったことを問題視した。

その一方で3選を決めた小沢一郎代表の代表就任の所信表明では、かなり具体的に9項目の基本政策からロードマップまで詳細に示され、国民の皆さんがもつ「どんな政治を民主党は目指しているのか」という疑問に答えるものとなったと指摘した。

さらに、自公両党が現時点で後期高齢者医療制度の見直しをほのめかし始めている点については、「この経緯はきわめて不透明だ」と分析した。これまで舛添厚生労働大臣が「この制度でいいんだ」と強調していたにもかかわらず、また、福田首相がまだ首相の座にあるにもかかわらず、公明党が総裁候補者段階だった麻生氏との話し合いでこれを言い出すことの理不尽さをまず指摘。同時に、内容がはっきりしないままであることから「選挙を前にして『変えるぞ、変えるぞ』と言いながら、ごまかす余地を残した発言ではないか」と述べ、予算委員会で中身をはっきりさせることが必要だとした。《民主党ニュース》



9月23日 その日のできごと(何の日)