平成6860日目
2007/10/20
【この日の民主党】
テロ対策新法で浅尾ネクスト防衛大臣が石破防衛大臣と討論
浅尾慶一郎ネクスト防衛大臣は、20日夕、東京の日本記者クラブで、インド洋での活動は本来日本が果たすべき国際貢献ではないとして、カルザイ・アフガン大統領自身が必要としているタリバンとの和解、停戦、武装解除、民生支援こそが日本の貢献であると訴えた。これは、石破防衛大臣と自衛隊のインド洋での給油活動と新法をめぐる討論会で述べたもの。
浅尾ネクスト防衛大臣は、まず、テロとの戦いで、何かをなすには原理原則が必要として、党の「政権政策の基本方針」の安全保障に関する章を説明した。その上で政府には原理原則がないので、きちんとした説明責任が果たせていないと批判した。
また、アメリカに対して、給油現場できちんと対アフガン作戦以外には使用しないように、どのように確認しているのか、はっきり説明するよう石破大臣に求めたが、大臣は明言を避けた。
さらに、政府が最近、新法にもテロ対策特別措置法にも一言たりとも書いていない、中東からの石油のためのシーレーン防衛にインド洋での活動があるかのように宣伝していることを、法律違反と批判した。
また、アフガンの国民生活に役立つこと、停戦の成立、和解のために日本として何ができるのをパッケージにした法案要綱を今月中にもまとめる方針であると明言した。
日本記者クラブでは、今後も現職大臣と党のネクスト大臣との1対1の討論会を続けていくとしている。《民主党ニュース》
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【プロ野球・日本ハム】新監督に梨田昌孝氏
日本ハムは20日、来季の監督として元近鉄監督の梨田昌孝氏(54)の就任を発表した。
4年ぶりの監督復帰となる梨田氏はこの日、札幌市内のホテルで記者会見し「チームが強く、重圧はあるが、打ち勝つのがプロ。梨田色を出してもっと強いチームにしていきたい」と抱負を語った。契約期間は2年で契約金5000万円、年俸1億円。
ヒルマン監督は今季限りで退団し、来季は米大リーグ、ロイヤルズの監督に就任する。会見に同席した大社啓二オーナーは「ヒルマン監督の後、大きな期待と夢をはぐくんでくれる最良の監督だと思う」と話した。(金額は推定)《共同通信》
【比内地鶏】偽装発覚
秋田県は20日、同県大館市の食肉加工・製造会社「比内鶏」(藤原誠一社長、従業員16人)が地元特産の「比内地鶏」を使ったとして製造、販売した薫製の肉と卵について、比内地鶏を使っていなかった疑いがあり、景品表示法や食品衛生法などに基づく立ち入り調査を行ったと発表した。
県の聴取に対し、藤原社長は「薫製の肉と卵には比内地鶏を全く使っていなかった」などとし、10年以上前から偽装していたことを認めているという。県は今後、販売経路や出荷量などを調べる。
県によると、今月15日夕、県大館保健所に匿名で情報が寄せられ、16日、同保健所が食品衛生法に基づく立ち入り調査を実施。20日、県が同社を訪れ、藤原社長ら4人から聞き取り調査を行った。
同社関係者は、保健所の調べに、「周辺の農家や会社から仕入れた鶏を使っていた」と話しており、県は鶏の入手経路なども調べる。《読売新聞》
【セ・リーグCS】中日、日本シリーズ出場決定
セ・リーグのクライマックスシリース(CS)第2ステージ(5試合制)の巨人ー中日第3戦は20日、東京ドームで行われ、リーグ2位の中日が4−2で3連勝し、2年連続8度目の日本シリーズ進出を決めた。
リーグ優勝の巨人は1勝もできず、5年ぶりの日本シリーズ出場を逃した。
中日は四回、ウッズの3点本塁打で逆転。先発の中田は八回途中まで2失点と好投し、最後は岩瀬が第1戦から3試合連続セーブで締めた。
CSは日本シリーズ出場権を争う新制度として今季から導入され、パ・リーグはリーグ制覇した日本ハムが制し、セはリーグ2位の中日が勝ち上がった。両者による日本シリーズは27日に札幌ドームで開幕し、中日は53年ぶりの日本一に挑む。《共同通信》