平成6743日目

2007/06/25

【この日の民主党】

過半数とって今の政治の過ちを正そう 決起集会で小沢代表

小沢一郎代表は25日夜、横浜市内で開催された「水戸まさし総決起集会」に出席し、候補者への支援を求めるとともに政権交代への強い決意を改めて表明した。

大きな拍手に迎えられて登壇した小沢代表はまず、参議院選挙の結果が日本の国、社会の将来を決定づけるとして、「大事な岐路に立っている」との認識を明示。憲法、教育問題をはじめとする安倍首相の発言の端々に国民の生活を顧みない権力的な発想が見え隠れすることについて「危険な兆候である」との印象を語った。さらに、「政府はきちんと国のために税金を使っているのか」と、行政の無駄遣いを指摘。小泉・安倍政権と続く自由主義、利己主義偏重の自公政権の下、拡大する様々な格差に言及し、「国の財源の減少を地方にしわ寄せし、さらに立場の弱い人に負担を押し付けている」と批判した。

そのうえで、「怒って不満を言っているだけでは政治は変わらない」として、民主主義が保障する主権者としての1票を行使し、「野党で過半数をとることで今の政治の過ちを正すことができる、政治を変えることができる」と言明。29の1人区と同時に3人区で2議席をとることの重要性にも言及し、「何としても2人当選してもらわなければならない」と述べ、候補者としては、市民の生活を実際に知っている水戸神奈川県第5区総支部長こそがその最適任者であると主張。「県政に精通し、人柄もよく国民の心を代弁し、国政に反映してくれると確信している」と語り、投票日まであと1カ月、1人でも多くの人に支持が広がるよう、集会の参加者に協力を求めた。

小沢代表に続いては、日々の活動ですっかり日焼けした水戸総支部長が挨拶。20年前の小沢代表と出会いのエピソードとして、当時官房副長官だった小沢代表が、議員秘書だった水戸氏に対しても謙虚な姿勢で感動したことを紹介した。その代表が「天下分け目の決戦」として、政治生命を賭けて戦う参議院選挙において、「ともに民主の明日を築いていきたい。勝利というかたちでご恩を返したい」と決意を表明。3つの政策の柱としては、年金、税金の無駄遣い、政治とカネの問題を掲げ、「選挙に勝利して、日本の政治にとって新しい夜明け作りの源を作っていく」と述べると、会場からの熱い声援と拍手に包まれた。

2人に先立って挨拶に立った県連代表で政策調査会長代理の浅尾慶一郎参議院議員はまず、厳しい状況の中、神奈川県2人目の候補者として立ち上がった水戸総支部長に対して敬意を表した。「税金に対する不安不満をかたちにしていく選挙である」との見解を述べ、税理士の資格をもつ水戸総支部長は、「政府自ら格差を拡大させる制度に対して見識と発言力をもっている」と期待を寄せるとともに改めて支持を訴えた。

会場に集まった全員でまさしコールを大合唱の中幕を閉じた。集会には約1000人の支持者が結集。松沢成文神奈川県知事、笠浩史衆議院議員ほか多くの関係者が参加し激励した。《民主党ニュース》




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【ミートホープ】全従業員を解雇へ

牛肉ミンチ偽装事件で北海道警の捜索を受けた「ミートホープ」のA専務は25日午前、本社に従業員らを集め、「会社が存続しない場合に解雇が避けられず、出来る限りの補償を行う」と説明し、従業員65人、パート30人を全員解雇する方針を伝えた。

A専務は報道陣に、「会社の状況は非常に厳しく、営業継続は難しいと思っている」と述べ、法的整理などを検討していることを明らかにした。

同社のT社長は24日に強制捜査を受ける前、報道陣に「冷凍食品を半額で買う消費者も悪い」などと発言していたが、A専務は「社長が精神的に参っているので口走ってしまった。消費者や販売業者に対する大変な暴言なので、発言を撤回します」と陳謝した。《読売新聞》

【元裁判官・熊本典道氏】「袴田事件」再審求め上申書を提出

静岡県清水市(現静岡市清水区)で1966年、みそ製造会社の専務一家四人を殺害したとして死刑判決を受けた元プロボクサー袴田巌死刑囚(71)が再審請求している「袴田事件」で、一審の静岡地裁で死刑判決に関与した元裁判官の熊本典道さん(69)が、再審の開始を求める上申書を作成、25日、袴田死刑囚の支援者を通じて、最高裁第二小法廷に提出した。

死刑判決に関与した元裁判官が、最高裁に再審を求めるのは極めて異例。支援者らは同日午前、東京・隼町の最高裁を訪問。A4判4枚の熊本さんの上申書と再審開始を求める約4000人分の署名を最高裁の担当書記官に手渡した。《中日新聞》

袴田事件 -Wikipedia-

【安倍晋三首相】年金問題で賞与返上

安倍晋三首相、柳沢伯夫厚生労働相、塩崎恭久官房長官は25日、社会保険庁の公的年金記録不備問題の責任を取り、29日支給予定のボーナスのうち、首相、閣僚としての受領額分を全額返上することを決めた。

同問題での返上額は73万〜51万円。また社保庁の村瀬清司長官も夏のボーナス全額約270万円、厚労省の辻哲夫事務次官も全額約310万円を返上する。《共同通信》



6月25日 その日のできごと(何の日)