平成6422日目

2006/08/08

【この日の小泉総理】

「故橋本龍太郎」内閣・自由民主党合同葬儀

平成18年8月8日、「故橋本龍太郎」内閣・自由民主党合同葬儀が都内の日本武道館で行われました。

皇太子殿下をはじめ皇室関係者、衆参両議院議長、最高裁判所長官や政財界の代表、143カ国の外国弔問特使、在京大使など約4600人が参列して、7月1日に68歳で亡くなった橋本龍太郎元内閣総理大臣のご冥福を祈りました。

遺骨は、喪主の久美子夫人ら遺族とともに午後2時に到着し、祭壇の下に安置されました。安倍官房長官の開式の辞に続いて、1分間の黙とうの後、故人を偲び、生前の橋本元総理の姿が映写されました。

葬儀委員長を務めた小泉総理は、追悼の辞で、行政改革、社会保障・福祉、外交、地球環境問題などにリーダーシップを発揮したことを挙げ、「その類まれなる先見性をもって、二十一世紀の我が国の姿を見据え、必要な改革は痛みを伴うものでも躊躇なく断行された。」と述べました。《首相官邸》

靖国8.15参拝「公約は生きている」

小泉純一郎首相は8日夜、終戦記念日の15日の靖国神社参拝を検討していることを明らかにした。官邸で記者団の質問に答え、終戦記念日に参拝すると明言した2001年自民党総裁選での公約について「公約は生きている」との認識を強調した。首相は就任以降、1年に1度の靖国参拝を続けているが、いずれも8月15日を避けており、9月退陣を控え今年が公約実行最後の機会になっている。《共同通信》




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【埼玉県警】ネット掲示板に「バスジャックしてやる」中2を補導

インターネットの掲示板でバスジャックを予告し、バスの運行を中止させたとして埼玉県警所沢署は、所沢市の中学2年の少年(13)を威力業務妨害容疑で補導し、所沢児童相談所へ児童通告したと8日発表した。

調べでは、少年は5日午後11時半ごろ、インターネットの掲示板に、西武バス(埼玉県所沢市)の特定の便名を挙げて「バスジャックしてやる」と書き込んだ疑い。7日朝、掲示板の管理者が書き込みに気づき、通報した。

この影響で、西武バスと提携し、該当時刻にバスを出す予定だった越後交通(新潟県長岡市)が運行を中止。西武バスが乗客の持ち物検査などをした上で、代替バスを8分遅れで運行した。《朝日新聞》

【日本ハム・橋本義隆投手】プロ初完封勝利

日本ハム7−0ソフトバンク◇8日◇ヤフードーム

日本ハムの橋本がプロ初完封勝利を無四球で飾った。8安打を浴びたが、要所を締めた。序盤の大量得点も右腕を助けた。一回にセギノールの適時打で先制し、三回には5連打と犠飛で5点を追加した。ソフトバンクは2度目の3連敗。《共同通信》

【この日の民主党】

世界の平和のため、日本はより積極的な役割を 会見で小沢代表

小沢一郎代表は8日午後、党本部で定例の記者会見を開催し、広島・長崎への原爆投下に関して所感を述べたほか、9月の民主党代表選挙への対応や参議院議員選挙の候補者擁立、自民党新総裁への見方などについても記者団からの質問に答えた。

小沢代表はまず、6日に広島、9日に長崎に原子爆弾が投下されて61年が経つことに関して、「亡くなった方、今なお被爆で苦しんでおられる方に心からお見舞いを申し上げる」と改めて述べた上で、被爆者の皆さんに対して、「やはり国の責任でもってきちんとした対応をしていくべきであろうと思っている」との考えを示した。また、悲惨な戦争を二度と起こしてはならないとして、「世界の平和のため、より積極的な役割を日本は演じていかなければならない」との思いを語り、「党としてもこれらの問題について、菅代表代行を窓口として対応してまいりたい」と述べた。

また、9月に行われる民主党代表選挙についても、小沢代表は記者団の質問に答え、4月の代表選では「政策論議を掲げる時間も議論する時間もなかった」が、「この9月に、もし私が代表選挙に立候補することになるならば、私なりの考え方を今度は明確に示して、党員の審判を仰ぐのが当然の選挙としてのやり方だ」と述べた。同時に小沢代表は、「月末になるのか告示直前あたりになるのか分からないが、もし自分自身の決断がついたならば、そういう考え方を多少のメモランダムとして出すことになるだろう」との考えを示した。

小沢代表は更に、今日、参院選の公認候補が発表されたことについての質問にも答え、29の1人区のうち、この日発表された候補者が11となったことについて、「意図的に遅らせているわけでもないし、遅れているというわけでもない」とし、「まあまあいい線で進んでいると思っている」などと所感を述べた。同時に小沢代表は、「決めた以上は必ず勝つということを前提にがんばる」との決意も改めて示した。

自民党新総裁への見方に関する質問についても小沢代表は、「戦後、長年続いてきた政治・行政の権力の仕組みや制度が、半世紀以上経過して、制度疲労している」と、まず指摘。「大変化、国際化の中で、その矛盾や歪みが音を立てて色々な現象として現れている」とし、「まさに基本から見直し、変えていこうというのが私どもの主張だ」とした。その上で、「自民党は誰が出てきても、官僚の上に乗っかっているだけで、関係ない」と断じ、そうした事態にいかに対応すべきなのか、「明確に分かりやすく国民に伝えきれるかどうか、その一点だ」として、「問題はわれわれ自身にある」との考えを改めて強調した。《民主党ニュース》



8月8日 その日のできごと(何の日)