平成6356日目
2006/06/03
【小泉純一郎首相】福島訪問
小泉純一郎首相は3日午後、福島県猪苗代町の「野口英世記念館」を訪問した。
館内にある野口博士の生家を見学したほか、自筆の書などの展示品を熱心に見て回った。週末の国内出張は太平洋・島サミット出席のため訪れた沖縄県名護市も含めると3週連続。《共同通信》
小泉総理は平成18年6月2日から3日までの2日間、野口英世博士生誕の地である福島県を訪問しました。
2日夜に福島県入りした小泉総理は、3日午前、下郷町に入り、かつて会津西街道の宿場町として栄え、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている大内宿を視察しました。
午後から、会津若松市の飯盛山で白虎隊の墓を拝礼し、らせん状スロープで有名なさざえ堂や猪苗代湖から会津盆地への灌漑用水路で、白虎隊隊士の退路としても知られる戸ノ口堰洞穴を視察しました。
その後、猪苗代町にある野口英世記念館を訪れ、博士が1歳半の時に、左手に大火傷を負った囲炉裏が残る生家や、貧窮の中必死に働き、博士を育てた母からの手紙など世界的医学者野口英世が生まれた背景にある故郷の様々なエピソードに触れました。
会津松平家の始祖である保科正之公を祭る土津神社を視察しました。《首相官邸》
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【シンドラー社エレベーター死亡事故】
3日午後7時20分ごろ、東京都港区芝のマンション12階で、同階に住む都立高校2年Aさん(16)がエレベーターを降りようとしたところ突然、ドアが開いたままエレベーターが上昇、Aさんが外枠の上部に挟まれた。約1時間後に救出されたが、頭蓋骨骨折や全身圧迫で午後9時半すぎ、死亡が確認された。同乗していた13階に住む女性(57)がショックで病院に運ばれたが、けがはなかった。
警視庁捜査1課と三田署は、エレベーターの構造や保守点検に問題があった可能性もあるとみて、業務上過失致死事件として捜査を開始。製造会社や管理会社などから事情を聴き、詳しい状況を調べる。4日には、遺体を司法解剖するとともに現場検証する。調べでは、Aさんは後ろ向きで、自転車を後退させながら降りようとしていた。《共同通信》
【この日の民主党】
憲法対話集会を札幌で開催、仙谷議員らが参加者と意見交換
民主党は3日、札幌市内で「憲法対話北海道集会」を開催した。会場の北海道自治労会館に集まった200人を前に、党憲法調査会前会長の仙谷由人衆議院議員(『次の内閣』ネクスト厚生労働大臣)が基調報告、小林千代美前衆議院議員が司会を務めた。
仙谷議員は、民主党「憲法提言」の概略を説明するとともに、憲法を論議することが即9条改正のことになってしまう風潮への懸念、及び自衛隊の存在を9条上どう扱うかという点など、社会の実態と憲法や法律との間に乖離があることについて、「大人になったら子どもの頃の服が着られないように、憲法を社会のかたちに合わせて変えていく必要がある」などと述べ、国民の自由闊達な議論を訴えた。
参加者からは、「現状を変えることで、現行憲法の理念に近づけていくべきだ」、「憲法が風化したのではなく、9条を作った国民の心が風化した」という、憲法を変える必要はないという意見が多数出された。これに対し仙谷議員は、「現状を変えるよう言い続けても変わらなかったのがこの50年」であり、「自衛隊は憲法上の存在なのか、そうであれば憲法上どのように位置づけるべきなのか」などと問いかけた。
この日の対話集会には、地元選出の小川勝也参議院議員(遊説局長)と、峰崎直樹参議院議員(ネクスト財務大臣)も参加した。《民主党ニュース》