平成6153日目
2005/11/12
【この日の小泉総理】
大分県下視察
小泉首相は12日、大分県を訪問し、ナシ狩りや温泉などで「秋」を堪能した。首相は日田市のナシ園で収穫作業を体験。試食したナシが中国では600円だと聞き、「青森のリンゴは北京で2000円で売れている。負けるな」と激励した。13日には別府市で開かれる「世界観光学生サミット」に出席する。《読売新聞》
平成17年11月12日、小泉総理は、大分県を訪れ、農産品直売所「木の花ガルテン」、国史跡「咸宜園(かんぎえん)」や地元特産の梨園を視察し、滞在先の温泉地で「観光カリスマ」たちと懇談しました。
最初に訪れた「木の花ガルテン」は、自律的で経営感覚豊かな農山漁村づくりの先駆的事例「立ち上がる農山漁村」として選定された全国30の事例の1つ。小泉総理は、農家が各自で持ち寄った新鮮な野菜や米、椎茸、梅干しなどの農産品を視察しました。次に訪れた「咸宜園」は、近世近代、歴史に足跡を残した人物を輩出した私塾。その復原された庵を視察し、その個性的な教育法の説明に熱心に耳を傾けました。梨園では、収穫作業の体験や試食を楽しみ、中国輸出の取組みや台風対策などの説明を受けました。視察を終え小泉総理は、滞在先大分県由布市湯布院町の旅館に入り、同県から選ばれた「観光カリスマ」たちと懇談しました。《首相官邸》
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【タミフル】服用後2少年が異常行動死
インフルエンザにかかった10代の男性2人が、治療薬「タミフル」(リン酸オセルタミビル)の服用後に異常な行動で事故死したことがわかり、NPO法人「医薬ビジランスセンター」(大阪市)理事長の浜六郎医師(60)が12日、津市で開かれた日本小児感染症学会で報告した。
タミフルは重大な副作用として、まれに異常行動や意識障害などが報告されているが、今回報告された異常行動との関連は不明。小児科医からは「インフルエンザ脳症で異常行動が起きた疑いもある」との指摘もある。
浜医師によると、岐阜県内の男子高校生(当時17歳)が昨年2月、タミフル1カプセルを服用、約4時間後にパジャマに素足で家から出て、近くの道路のガードレールを乗り越え、トラックにはねられ死亡した。
今年2月には、愛知県内の男子中学生(当時14歳)が1カプセルを飲んだ約2時間後に、自宅マンション前で全身打撲で死亡しているのが見つかった。9階の手すりに指紋が残っており、ここから転落したとみられる。
厚生労働省の昨年6月の集計では、服用した14人が幻覚や異常行動、意識障害などを訴えており、同省は医療機関に注意を呼びかけていた。厚生労働省は「副作用との関連は否定できない」としている。《読売新聞》
【紀宮清子内親王殿下】「朝見の儀」
紀宮さまは12日午後、皇居・宮殿「松の間」で「朝見の儀」に臨み、天皇、皇后両陛下にお別れのあいさつをされた。結婚前の一連の儀式がこれで終わり、あとは15日の挙式を待つだけとなった。
この後、両陛下と紀宮さまは、黒豆を日本酒とみりんで煮つめた煮汁の「九年酒」でお別れの杯を交わされた。
紀宮さまは儀式後、宮内庁を通じ、「長く親しんだ所を去ることが強く実感され、静かな寂しさも感じております」との感想を示された。《読売新聞》