平成5723日目
2004/09/08
【プロ野球オーナー会議】来季の2リーグ維持を決定
プロ野球のオーナー会議が8日、東京都内のホテルで開かれ、オリックス・ブルーウェーブと大阪近鉄バファローズの合併を正式に承認した。両球団に続く「もう一組の合併」については、西武の堤義明オーナーが会議の中で、福岡ダイエーホークスと千葉ロッテマリーンズの間で検討されていたが、合意に至らなかったことを説明した。
現時点で来季はセ・リーグ6球団、パ・リーグ5球団の2リーグで運営されることになった。労組日本プロ野球選手会(古田敦也会長=ヤクルト)は、近鉄とオリックスの合併凍結などを求め、ストライキを設定している。
議長を務めた巨人の滝鼻卓雄オーナーは「経済の混沌とした状況で今後何が起こるか分からない。球団消滅とか、動きが出た場合はオーナー会議として機動的に審議する」と語り、再び、新たな合併などの再編問題が持ち上がる可能性に含みを持たせた。産業再生機構入りか独自再建かで揺れるダイエー本社の経営再建の動向次第で、ホークス球団の経営にも変化が起こることが念頭にあると見られる。《朝日新聞》
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【この日の小泉総理】
平成16年9月8日、小泉総理は、総理大臣官邸でJETプログラムでブラジルから来日している青年らの表敬を受けました。
JETプログラムは、総務省、外務省、文部科学省が地方公共団体と協力して、諸外国の青年を日本に招待し、全国の中学、高校で外国語やスポーツを教えたり、地方公共団体で国際交流のために働いたりする機会を提供する事業です。現在、41カ国6千人を超える諸外国の青年が、全国の地方公共団体で外国語指導助手や国際交流員として、我が国との交流に貢献しています。
この日官邸を訪れたのは、ブラジルから来ている16名の青年で、北は北海道帯広市から南は沖縄県南風原町までの各地で、国際交流活動やスポーツ指導などを行っています。
懇談の中で小泉総理は、「4年後の2008年は、日本人がブラジルに移住して100周年。ブラジルは世界の中で、日本人が一番多い国で、親近感があります。私は、政治家になってから南米は一度も行っていない。来週、ようやくブラジルを訪問できる機会ができ、今から楽しみにしています。日本とブラジルの友好の大使、友好の架け橋となって、これからも一層ご活躍ください。」と述べました。《首相官邸》
【作家・水上勉さん】死去
「雁の寺」「飢餓海峡」「越前竹人形」などで知られる大飯町出身の作家で文化功労者の水上勉氏が8日午前7時16分、肺炎のため長野県東御市の仕事場で死去した。85歳。
赤貧洗う生活をつづった「フライパンの歌」を48年に刊行、59年の「霧と影」で脚光を浴び、本格的な作家活動を開始。「海の牙」で日本探偵作家クラブ賞を受賞するなど、社会派推理小説家としての地位を確立した。《共同通信》