平成5481日目

2004/01/10

この日のできごと(何の日)

【テニス・杉山愛選手】ツアー6勝目

女子テニスのオーストラリア・ハードコート選手権は10日、ゴールドコーストでシングルス決勝を行い、第1シードの杉山愛(ワコール)は、第2シードのナディア・ペトロワ(ロシア)に1−6、6−1、6−4で逆転勝ちし、昨年10月のジェネラリ・レディース以来のツアー通算6勝目を挙げた。

杉山は1998年のこの大会でツアー通算2勝目を挙げている。日本女子のシングルス優勝は伊達公子の7勝が最高で、2位の杉山はあと1勝で並ぶ。大会後に発表される世界ランキングでも、10位から自己最高の9位に上がることが確実になった。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【ボクシング】

世界ボクシング評議会(WBC)ミニマム級のタイトルマッチ12回戦は10日、東京・後楽園ホールで行われ、同級3位のタイ人選手イーグル赤倉(角海老宝石)は、チャンピオンのホセ・アギーレ(メキシコ)に3−0の判定で勝ち、新王者となった。赤倉の戦績は12戦全勝(5KO)。アギーレは8度目の防衛に失助した。

赤倉は序盤から積極的に攻め、動きに切れを欠くアギーレを終始圧倒。左右のストレートを中心に手数でも上回り、ジャッジの採点は最大で13点差がついた。

これで日本のジム所属の現役世界王者は、WBCスーパーフライ級の徳山昌守(金沢)と世界ボクシング協会(WBA)バンタム級暫定王者の戸高秀樹(緑)と合わせ計3人となった。《共同通信》

【ジャンプ】

ノルディックスキーのHTB杯国際ジャンプ大会は10日、札幌市大倉山ジャンプ競技場(ラージヒル=K点120メートル)で行われ、ワールドカップ(W杯)遠征から8日に帰国したばかりの葛西紀明(土屋ホーム)が118メートル、122メートルを飛び、231.0点で8年ぶり3度目の優勝を果たした。

東輝(日本空調)が225.9点で2位。3位はオラフマグネ・ドネム(ノルウェー)だった。

W杯遠征組はこのほか、山田大起(北野建設)が18位、宮平秀治(ミズノ)は2回目に進めなかった。《共同通信》

【ヤンキース・松井秀喜選手】野球教室

ヤンキースの松井秀喜選手は10日、全国から集まった小学生100人を対象に東京ドームで野球教室を開き、子供たちの思い出づくりに一役買った。松井選手は時折笑顔を見せながらキャッチボールの際に「心を込めて取る」と指南。「教えながら、僕もがんばらなくちゃいけないと思った」と少年時代の純粋な気持ちを思い起こし、野球への情熱を新たにした。

野球教室には1万40件の応募があり、抽せんで小学三年生から六年生までの男子95人と女子5人が選ばれた。

松井選手は自分と同じ背番号「55」のユニホームを身に付けた子供たちと一緒にランニング、キャッチボール、守備練習をこなし、最後にトスバッティング。「ボールをよく見て、正確に強く」とシンプルに打撃の真髄を指導しながら実際に軟球を高々と打ち上げ、子供たちからは力強い打球に歓声が上がった。《北國新聞》

【自民党・加藤紘一元幹事長】自衛隊イラク派遣「反対」

自民党の加藤紘一元幹事長は10日、山形県鶴岡市で講演し、自衛隊イラク派遣について「わたしは議員の一人として反対だ」と言明した。今月末に予想される国会承認手続きで、賛成しない考えを強く示唆した発言だ。

加藤氏は「自民党議員としての立場と自らの主張の中間を模索している」(周辺)とされ、承認を得るための衆院本会議では欠席か棄権のいずれかで対応するとみられる。

加藤氏は講演で「自衛隊が戦火を交えてアラブの敵と思われたとき、日本国内でテロが起きないか。フセイン元大統領が拘束されてもイラクの状況は好転していない」と指摘した。

自民党内では、加藤氏のほか古賀誠元幹事長、亀井静香元政調会長らも、自衛隊イラク派遣に否定的な発言を繰り返している。同党国対筋は少なくとも5人前後が国会承認で欠席か棄権するとみているが、党内摩擦や世論の反発を考慮して、賛成しない議員を処分しないとの見方を示している。

政府は通常国会召集日の19日に承認案件を付議して今月末に記名投票で承認を求める構えだ《共同通信》

【小池百合子環境相】クウェート首相と会談

小池百合子環境相は10日午前、クウェートを訪問し、サバハ首相と約30分間会談、クウェートの自衛隊先遣隊受け入れに感謝の意を伝えた。首相は「自衛隊がイラクの安定化に貢献し、無事に本国に帰国することを願っている」と述べた。《共同通信》

【北朝鮮】「核抑止力見せた」

北朝鮮外務省スポークスマンは10日、米訪問団が平安北道寧辺の核施設を「特別に参観した」と述べ、立ち入りが行われたことを確認し「われわれの核抑止力を見せた」と表明した。朝鮮中央通信記者の質問に答える形で述べた。

北朝鮮はこれまで、6日から10日までの訪問団滞在を一切伝えておらず、今回が初めての言及。今年に入り「核抑止力」に触れたのも初めて。

訪問団に加わった米上院議員スタッフは「北朝鮮と人権問題も話し合い、日本人拉致問題も取り上げた」と明らかにしたが「結果は日本政府に説明する」とだけ述べ、北朝鮮外務省の表明も「ノーコメント」と答えた。

寧辺でどのような施設や活動を「参観」させたのかは明らかにしなかったが、次回6カ国協議に向けた調整作業に何らかの影響が生じるのは避けられない見通し。《共同通信》



1月10日 その日のできごと(何の日)