平成5417日目

2003/11/07

【この日の民主党】

菅代表、千葉など3県で真の改革政権樹立を呼びかけ

民主党の菅直人代表は、選挙戦も最終盤となった7日、栃木、埼玉、千葉の3県の選挙区に入り、「言葉だけの自民党連立政権の継続か、政策も人材もそろった民主党政権の樹立か、しっかり判断してほしい」と力強く呼びかけた。

この日、12時半すぎに千葉県のJR柏駅前で同県8区の公認候補者の応援演説に立った菅代表は、「政権交代に情熱をかける剛腕の小沢(一郎)さんと、国民の税金を一円たりともムダにしない田中(康夫・長野県)知事、そして私、この3人がタッグを組んだ強力なチームに、どうか政権を任せてほしい」と訴えると、集まった1500人を越える聴衆から盛んな拍手が起こった。

「自衛隊派遣を止める一票を」菅代表

民主党の菅直人代表は、衆議院総選挙の投票日まであと2日に迫った7日、遊説先の千葉県柏市で記者会見し、最終盤を迎えた選挙戦の手応えについて「有権者の皆さんの熱気は相当に高まっている」と述べ、民主党への期待の盛り上がりに自信を示した。

会見でまず菅代表は、バグダッド南部で同日ポーランド軍が攻撃を受けて死者を出すなどイラク情勢が悪化の一途をたどっているにもかかわらず、小泉首相が14日のラムズフェルド米国防長官の来日に合わせて自衛隊派遣を指示しようとしていることを批判。「日本はアメリカから出動命令を受けて従った、と世界中が受け止めるだろう。いつから独立国・日本は従属国になったのか。怒りを覚える」と強い口調で批判。「自衛隊派遣を止める一票を入れるのか、進める一票を入れるのか。それとも見過ごすのか」と述べ、自衛隊派遣問題が投票における大きな判断基準になるという考えを示した。

また菅代表は、田中康夫長野県知事が民主党政権の閣僚予定者に加わっていることに対して全国知事会の中に批判的な意見があることに触れ、「中央の権限を地方に移すという仕事は、知事の仕事の延長線上にある。知事という立場がある人だからこそ、霞ヶ関官僚のコントロールを受けずにできる。現職知事から(担当大臣を)出すことにこそ、大きな意味がある」と反論した。

最後に菅代表は、マニフェストをめぐる論争を軸に戦われてきた選挙戦について、「私たちは政策も顔ぶれも精一杯示した。あとは有権者の皆さんの選択だ」とし、「この重要な選択にぜひ参加してもらいたい」と投票を呼びかけた。《民主党ニュース》



【東京駅コンビニ店長刺殺事件】高裁、一審15年破棄し無期判決

JR東京駅構内で昨年7月、コンビニエンスストア店長のAさん(当時33)を刺殺したとして、強盗殺人罪に問われた無職B被告(35)の控訴審判決が7日、東京高裁であった。仙波厚裁判長は、自首による減軽を認めて懲役15年とした一審・東京地裁判決を破棄し、改めて求刑通り無期懲役を言い渡した。無期懲役を求刑していた検察側が、一審判決を不服として控訴。弁護側も、殺意があったと認めた一審判決を不服として控訴していた。

判決によると、被告は昨年7月21日午前6時50分ごろ、東京駅構内にあるコンビニエンスストアで、パンなどを万引きして逃走。追いかけたAさんに取り押さえられたため、持っていたナイフで腹部を刺して殺した。被告は当時、窃盗罪で執行猶予期間中の身で、再び逮捕されれば刑務所行きになると考えて犯行に及んだ。被告は同月23日に親族に付き添われて警視庁立川署に出頭した。東京地裁は1月、「事件発生から3日目という早期に自首し、捜査に貢献した」と指摘。量刑としては無期懲役が妥当と判断したが、自首による刑の減軽を行った。《朝日新聞》

【香川県丸亀市】中学生が校長宅に「火炎瓶」

7日午後9時50分ごろ、香川県丸亀市、市立南中校長Aさん(52)方の門扉付近で炎が上がり、若い男数人が逃げたのを通行人が見つけ、丸亀署に通報した。

タイル張りの壁に60センチ四方で焦げ跡があり、路上に瓶の破片が散らばっており、同署は緊急配備したところ、約25分後、近くにいた中学男子生徒4人が火炎瓶を投げたことを認めたため、2年生の3人(いずれも14歳)を火炎瓶処罰法違反と建造物損壊の疑いで逮捕し、1年生(12)を補導した。調べに対し、4人は「火炎瓶を作ったので、燃え上がるかどうか試したかった」などと供述しているという。《読売新聞》

【中曽根康弘元首相】「首相信用した私が甘かった」

中曽根元首相は7日の日本記者クラブでの講演で、小泉首相からの衆院選不出馬勧告をいったん拒否したことについて、「私も善人だから、人の言っていることを信用した。小泉首相が『本人が決める問題だ』と何回も言ったので、(公認を)してくれるもんだと思っていた。甘かったかもしれない」と苦笑混じりに振り返った。

さらに「(首相のやり方に)情は感じなかった。首相から『こういう党にし、こういう政策にするから、ついては(引退を)』という話がくれば、こっちも人間だから情には感じる」と語り、首相が手順を踏んで礼を尽くせば、円満に引退した可能性があったことを示唆した。《読売新聞》



11月7日のできごと