平成5345日目

2003/08/27

この日のできごと(何の日)

【小泉純一郎首相】岐阜、富山両県を視察

小泉純一郎首相は27日午前、富山空港に到着後、岐阜県神岡町の素粒子ニュートリノ観測施設「スーパーカミオカンデ」を視察した。午後からは、富山県福野町の農業施設や世界遺産に登録されている同県平村の合掌集落、岐阜県白川村の東海北陸自動車道飛騨トンネルの建設現場を訪れた後、富山空港から帰京する。


https://www.kantei.go.jp/

スーパーカミオカンデでは、昨年秋にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊東大名誉教授から施設概要について説明を受けた。首相はコントロール室で運転状況を見学したほか、計測ホールから装置内をのぞき込んだ。

首相の地方視察は、来月8日の自民党総裁選告示を前に、本格的にスタートさせた遊説の一環で、首相が公約に掲げる科学技術創造立国、構造改革にちなんだ場所が視察先に選ばれた。《北國新聞》

8月27日のできごと(何の日)【小泉純一郎首相】岐阜、富山両県を視察
https://www.kantei.go.jp/

小泉純一郎首相は27日、岐阜県内で世界最大級の掘削機を使用して工事が進んでいる東海北陸自動車道飛騨トンネルの建設現場や、富山県内で農家から土地を借りて大規模経営を手掛けている農事組合法人、世界遺産に登録されている合掌造り集落を視察、自民党総裁選に向けた活動を本格化させた。飛騨トンネルについて小泉首相は、富山空港で中沖豊知事に対し「早く貫通するといい」と述べ、早期完成に期待を寄せた。

飛騨トンネルで、首相は直径12メートルを超える掘削機を前にヘルメット姿で身を乗り出しながら「これが世界最大か」と驚きの声を漏らした。「この掘削機で工事の遅れをばん回したい」と説明する担当者に対し、熱心に質問を繰り返していた。

岐阜、富山両県を駆け足で視察した首相は記者団に「いろんな分野で活躍されている人が元気なのを見て、私も元気になったような気持ちだ。元気を与えていただいた」と述べ、すっかり満足した様子だった。《北國新聞》

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【6カ国協議】日本、拉致解決を要求

北朝鮮の核開発問題をめぐる6カ国協議は27日、北京の釣魚台迎賓館で3日間の日程で始まった。米朝両国は全体会合後と夕食会で二国間協議を行った。一連の協議で北朝鮮は米国に「敵視政策」の転換と不可侵条約の締結を強く求めたが、米国は拒否するなど激論となり、協議の難航は必至の情勢だ。

全体会合で日本は核と拉致、ミサイル問題を包括的に解決する必要性を訴え、拉致問題のための日朝協議を求めた。北朝鮮は拉致発言に反発しなかった。

協議筋によると、北朝鮮は核保有について「核または、核以上のものを持つようになっているが、まだ持っていない」とする一方、「核抑止力を保持せざるを得ない」とも述べ、あいまいな発言に終始した。使用済み核燃料の再処理能力には言及しなかった。

米国は核問題の歴史に触れながら「検証可能かつ後戻りできない核放棄がすべての前提」と主張。ただ同時に「何らかの『安全の保証』は検討しうる」と述べた。

日本代表の薮中三十二外務省アジア大洋州局長は、北朝鮮が核放棄に向け具体的措置をとればエネルギー支援の検討も可能との考えを表明。北朝鮮が持つ安全保障上の懸念について「核放棄すれば6カ国協議で議論を深めることは可能」とした。

薮中氏は「核、ミサイル、拉致問題は日朝国交正常化の前に解決しなくてはならない。経済協力は正常化後に検討する」と強調した。《共同通信》

【政界談話室】

自民党の山崎拓幹事長は27日のCS放送番組で、民主党が高速道路無料化を総選挙のマニフェスト(政権公約)に掲げようとしていることについて「無料化は、民営化しないということだから、国費の投入が必要になる。そういう公約は、われわれとしては戦いやすい」と述べ、民主党を挑発。「余計なおせっかいだが、民主党は壊滅的な打撃を受けるのではないか」とボルテージを上げた。11月総選挙を主張する山崎氏。民主、自由の合併効果を否定したかった?《共同通信》

【プロ野球】

プロ野球パ・リーグは27日、首位ダイエーが9−5で西武に勝ち、近鉄が敗れて自力優勝の可能性が消えたため、ダイエーに優勝へのマジックナンバー「20」が再点灯した。ダイエーは17日にマジック「30」を点灯させたが、19日に消滅していた。セ・リーグは首位阪神が6−4で巨人を下し、マジックを一つ減らし「16」とした。《共同通信》

【サッカー】

ヤマザキナビスコ・カップ準々決勝第2戦(27日・ヤマハスタジアムほか=4試合)リーグ戦第1ステージの覇者、横浜Mに第1戦で1−0とリードした磐田は、若手のはつらつとしたプレーで第2戦も3−0と快勝して準決勝進出を決めた。

名古屋との第1戦を5−1と大勝した鹿島は、第2戦も1−0の勝利。第1戦をF東京と引き分けた浦和は、エメルソンの2得点で2−0で勝ち、第1戦引き分けの清水−G大阪は、太田の終了間際のゴールで清水が3−2で勝って4強入りした。《共同通信》

【EZweb】5時間にわたり受信障害

KDDIは27日、同社が展開する携帯電話「au」と「ツーカー」向けのインターネット接続サービス「EZweb」で同日午前4時13分から約5時間にわたり、メールが受信できない障害が発生したと発表した。最大約450万件のメールが受信できなくなり、登録している約1279万台に影響があったとみられる。栃木県内にある同社のシステムに異常が発生したのが原因という。《朝日新聞》

【MLB】

米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は27日、シアトルのデビルレイズ戦に「1番・右翼」で先発し、5打数無安打。打率は3割2分7厘に下がったが、2位に2毛差で辛うじてリーグ1位。マリナーズは4−8で敗れ、4月から守っていた首位の座をアスレチックスに譲った。

ヤンキースの松井秀喜外野手はホワイトソックス戦で五回から「左翼」の守備に入り、日米通算での連続試合出場を「1381」に伸ばした。この日は2打数無安打で打率は2割9分、今季先発を外れたのは2試合連続で3度目。ホワイトソックスが11−2と圧勝した。

ドジャースの野茂英雄投手はアストロズ戦に先発し、5回を6失点で10敗目(15勝)を喫した。エクスポズの大家友和投手はフィリーズ戦に先発し、6回1/3を4失点で勝敗には関係なし。カージナルスの田口外野手はカブス戦の七回に代打で出場し、右飛に倒れた。《共同通信》

【この日の民主党】

[埼玉県知事選]「県を日本一にするため一票を」岡田幹事長

民主党の岡田克也幹事長は27日朝、JR大宮駅東口・西口に立ち、31日に投開票される埼玉県知事選挙に出馬している前民主党議員への支持を乗降客らに訴えた。

岡田幹事長は「10年来の仲間として応援にかけつけた」とし、主義・主張に一貫性のない政治家が多いなか、10年来変わらずに国民の立場で税金の無駄遣いを鋭く追及し、政治改革に尽力してきた同候補者の姿勢は他に類を見ないと主張。国政の場から逸材を失うことに戸惑いつつも、政治を国民の手に取り戻そうとの思いのもと、埼玉から日本を変えようと立候補した同候補者を大いに評価したいと語った。

「あらゆる権力のしがらみを断ち切って、おかしいことはおかしいと主張し、埼玉県政を改革できるのは、この人しかいない」とし、31日は埼玉県政を改革し、日本一の県にする第一歩となる日であってほしいと訴えて、聴衆に支持を求めた。

「小泉首相の迎合政治が国民の生命危うくしている」岡田幹事長

民主党の岡田克也幹事長は、27日の定例記者会見で、北朝鮮問題に関する6カ国協議が始まったことについて「たいへん意義深い会議だ。北朝鮮に対しては、拉致問題、核問題をまずきちんと解決して周辺の国々とも信頼関係を築き、経済面でそういう国々の協力を仰ぎながら経済的に国を開いていくことしか北朝鮮の今の体制が生き残る道はないのだということをしっかり理解させることが重要だ」と指摘した。

岡田幹事長はさらに、「6カ国協議の重要なプレーヤーである中国とトップ会談が自由に行えない状況を作り出した小泉首相の靖国参拝など、この2年間の小泉首相の姿勢、迎合政治が日本の安全の問題に直結し、結果的に国民の国民の生命を危うくしている。もししっかり中国との信頼関係ができていれば、北朝鮮との問題で別の展開もあり得たはず」との見方を示した。《民主党ニュース》



8月27日 その日のできごと(何の日)