平成5273日目
2013/06/16
この日のできごと(何の日)
【トヨタ自動車・張富士夫社長】ハイブリッドを基幹技術に
トヨタ自動車が環境負荷の少ない自動車づくりへの取り組みを紹介する環境フォーラムが16日、都内で開かれ、張富士夫社長は「日本の省エネ、公害防止技術を日本再生の起爆剤にすべきだ」とあいさつ。ガソリンエンジンと電動モーターを併用する「ハイブリッド技術」を、トヨタの当面の基幹技術と位置付ける戦略を強調した。
将来の自動車の動力源としては、走行時に水以外を出さない究極のエコー・カーである燃料電池車が有望視され、トヨタも昨年、日米で世界初の市販車を発売。二酸化炭素排出量でみると、ガソリン車の約75%と環境負荷が低い。
しかし低価格化には時間を要すため、同社はハイブリッド車を「来るべき水素社会へ向けたコア技術」(斎藤明彦副社長)と分析。燃費改善と加速性能の向上を同時に実現させたハイブリッド車「次期プリウス」を年内に日米欧で発売し、今年4月末時点で計14万3000台を販売したハイブリッド車を、05年に年産30万台に増やす計画だ。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【政界談話室】
○・・・自民党の野中広務元幹事長は16日、大阪市内のホテルで講演。青年時代から、セ・リーグ首位を独走する阪神のファンだったことを明かした上で「本当の阪神ファンであるがゆえに最近は、人から『もう(優勝)間違いないですな』と言われるとかえって慎重になってしまう」と述べた。さらに「これから悪い潮目が来てはかなわない」と、裏切られ続けた阪神ファンの心情をのぞかせたが、「一寸先は闇」の永田町の潮目をどう読んでいるかは、最後まで明かさずじまい。《共同通信》
【与党3党首】国会の延長に合意
小泉純一郎首相(自民党総裁)ら与党3党首は16日夜、首相官邸で会談、18日までの今国会の会期を7月28日まで40日間延長し、イラク復興支援特別措置法案とテロ対策特別措置法改正案を今国会で必ず成立させる方針で合意した。《共同通信》
【警視庁】アイコラ販売男逮捕
広末涼子さんら人気女性タレントの顔写真とわいせつな画像を合成した「アイコラ(アイドルコラージュ)」を販売したとして、警視庁保安課と麻布署は16日までに、わいせつ図画販売などの疑いで、大阪府茨木市、エアコン清掃業、A容疑者(27)を逮捕した。 A容疑者は「アイコラは芸術でわいせつには当たらない」と、容疑を否認している。
調べでは、A容疑者は3月から5月にかけて東京都武蔵野市の会社員(35)ら男性3人に、アイコラを書き込んだCD−R3枚1組(5000円)を販売した疑い。
約2年前からインターネットでアイコラを収集し、昨年11月に自分のホームページ(HP)に掲載。広告料で稼げなかったため、自作も含め広末さんや中山美穂さん、後藤真希さんら130人以上のアイコラ約1万2300枚が入ったCD−R販売を始めたという。
これまで電子メールで注文してきた客約50人に販売したという。タレントの所属事務所などの相談で発覚した。《産経新聞》
【MLB】
米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は16日、シアトルでエンゼルス戦に「1番・右翼」で先発し、4打数1安打で、打率は3割3分8厘。七回の第4打席に2試合連続安打となる中前打を放った。
第1打席は空振り三振、第2、第3打席はいずれもニゴロ。マリナーズが6−3で勝ち、オルルードは通算2000安打を達成した。
メッツの新庄外野手はマーリンズ戦に「1番・中堅」で先発し、4打数無安打だった。打率は1割8分9厘。打席内容は空振り三振、中飛、一ゴロ、左飛。メッツは1安打しか打てず0−1で敗れた。松井秀喜外野手が所属するヤンキースの試合はなかった。《共同通信》
【アンマン空港爆発事件】毎日記者、釈放へ
ヨルダン政府は16日、アンマン国際空港爆破事件で、過失致死傷罪で禁固1年6月の実刑判決を受けた毎日新聞元写真部記者、G受刑者(36)の特赦をアブドラ国王が決定したと発表した。国営ペトラ通信が伝えた。《共同通信》
【この日の民主党】
[参院本会議]35年ぶりに決算を会期内処理、初の要請決議も
01年度決算が16日の参議院本会議で与党の賛成多数で是認された。参議院改革協議会で全会派が合意した「決算の早期議了」の方針に沿って精力的に参議院決算委員会での審査が進められ、35年ぶりに通常国会会期内での議了が実現した。
本会議に先立ち、参議院決算委員会では、小泉首相ら全閣僚が出席して締めくくり総括質疑が行われた。民主党・新緑風会から質問に立った佐藤雄平議員は、01年度決算で会計検査院が指摘した不当事項等302件、243億円の支出について「これだけ経済状況が悪化しているなかで、国民に顔向けできない。政府は猛省すべきだ」と表明するとともに、迷走を続けている地方財政の「三位一体の改革」について小泉首相のリーダーシップの発揮を求めた。また、関連質問に立った和田ひろ子議員は、農林水産業の担い手の先細りなどで農村・漁村が置かれている厳しい状況などを指摘、特に中山間地農家への直接支払い制度の実施率の低迷を踏まえた制度改善を要請した。
同委員会の討論では、民主党・新緑風会の川橋幸子理事が(1)2度にわたる減額補正にもかかわらず戦後5回目の歳入欠陥が発生した(2)2度の補正予算の景気刺激効果が薄かったうえ、国債30兆円枠を守るため「隠れ借金」などの彌縫策を講じた(3)数合わせに終始した財政運営の結果、財政状況がむしろ一層悪化した–と具体的に理由を指摘して01年度決算の是認に反対を表明。決算以外の国有財産増減及び現在額総計算書、国有財産無償貸付状況総計算書については、特段の問題が見られないとして是認に賛成を表明した。
同委員会は、全会一致により、戦後5回目の歳入欠陥、企業による防衛装備品等の過大請求、政府開発援助の非効率・非効果的な実施など8点にわたって内閣に対する警告を議決するとともに、決算を予算に反映させるための決算の早期国会提出、会計検査院の検査機能の強化、政策評価を踏まえた予算の編成、不適切な支出についての適正な処分の確保の4点にわたる「平成13年度決算に関する要請決議」を可決した。決算委員会が内閣への要請決議を行うのは初めて。《民主党ニュース》