平成4834日目

2002/04/03

この日のできごと(何の日)

【社民党】辻元氏秘書は土井氏秘書が仲介

辻元清美前衆院議員の政策秘書給与不正受給疑惑を調べていた社民党の調査委員会は3日夜、土井たか子党首の政策秘書を務める五島昌子氏が給与流用で問題となった政策秘書を辻元氏に引き合わせた紹介者だったと発表した。

辻元氏が最初の政策秘書に対しても秘書給与を流用していたことが判明。土井党首の責任を問う声が党内外で高まるのは必至で、社民党は危機感を募らせている。

辻元氏は、初当選した1996年10月から97年3月まで、初めて雇用した政策秘書に対しても秘書給与から月額7万7000円を渡し、残額を事務所経費などに流用、政治資金規正法上の寄付申告手続きを行っていなかった。いずれの政策秘書も辻元氏が五島氏に紹介を依頼していた。

土井党首はこれらの経緯を「一切知らなかった」(福島瑞穂幹事長)とされる。土井氏は同日夜、記者団に「秘書のガイドラインつくりを果たすことが政治的、道義的責任を果たすことだ」と述べ、党首辞任などの考えのないことを強調。「(五島氏が)頼まれて(人を)引き合わせることにはいちいち監督していない」と述べた。

ただ秘書給与流用については「当事者間で決めた話であり、どちらが持ち掛けたか記憶もはっきりしていない」(福島氏)として、五島氏が「指南役」を務めたとの見方を否定した。

五島氏は土井氏が69年に旧社会党で衆院初当選を果たして以来、土井氏を支えてきた古参秘書。77年に発足させて「アジアの女たちの会」では女性の視点からアジアの開発援助の調査などを行い、86年には市川房枝基金の表彰対象となった。

社民党の福島瑞穂幹事長は3日夜、国会内で開かれた党の調査委員会の会見で、辻元清美前衆院議員の秘書給与不正疑惑に対する土井たか子党首の政治責任について「党首は(経緯を)一切知らないので、責任はない」と強調、党として土井氏の責任を問う考えはないことを明らかにした。

福島氏は「党ぐるみということは絶対にない」と強調したが、五島氏が過去に同様の兼職秘書を紹介したことがあるかなどの調査はしていないとしており、疑問点は残ったまま。土井氏の関与を否定する根拠は「五島氏が『党首には申し上げていない』と言っている」(調査委)ということだけだ。《共同通信》

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【第74回選抜高校野球大会】第9日

第74回選抜高校野球大会第9日は3日、甲子園球場で準々決勝を行い、報徳学園(兵庫)福井商(福井)関西(岡山)鳴門工(徳島)が準決勝に勝ち進んだ。報徳学園は浦和学院(埼玉)に7−5で競り勝ち、5年ぶりのベスト4進出。福井商は一回、大会記録に並ぶ1イニング10安打で8点を先行。明徳義塾(高知)の反撃にあったが10−8で振り切り、24年ぶりに4強入りした。関西は0−1と尽誠学園(香川)に快勝、鳴門工は広島商(広島)に0−1で大勝した。《共同通信》

【田辺誠一さん、大塚寧々さん】ご結婚

俳優の田辺誠一さん(33)と女優の大塚寧々さん(33)の2人が3日、東京都内で会見し、同日婚姻届を提出したことを明らかにした。2人は昨年秋ごろから交際していた。

大塚さんは再婚で、今月3歳になる子供がいる。田辺さんは「結婚とパパになることのダブルの喜びです」と話し、大塚さんは「信頼できる方。子供がまだ小さいので、仕事については私が一歩引いて、家庭とのバランスをとりながらやっていきたい」と語った。《共同通信》

【小泉純一郎首相】農相続投を決断

小泉純一郎首相は3日午後、自民党の山崎拓幹事長、青木幹雄参院幹事長と首相官邸で会談し、BSE(牛海綿状脳症・狂牛病)問題を受けて公明党が要求していた武部勤農相の辞任を拒否、続投させるとの決断を伝えた。野党が4日夕に提出する武部農相問責決議案に公明党は欠席・棄権で臨む意向。5日にも参院本会議で採決される同決議案は否決される見通しとなった。

公明党の神崎武法代表は3日夜、小泉首相と電話会談し「国会では違う対応をとるが、首相に対する信頼、協力関係は変わらない」と表明した。

ただ、農相の進退をめぐっては、公明党との関係に加えて、青木氏も最後まで辞任を求めるなど、自民党執行部内の対立も先鋭化。今後しこりを残すのは確実で、小泉首相の政権運営にも少なからぬ影響を与えそうだ。

青木氏は首相との会談で辞任要求を掲げる公明党の厳しい空気を伝え、農相更迭の決断を促した。だが首相は「よく分かるが、考慮に考慮を重ねた結果、判断した」と強調、与党内の理解を取り付けるよう指示し、青木氏も受け入れた。《共同通信》

【中国・李鵬氏】不審船引き揚げ「理解」

中国の李鵬全人代常務委員長(国会議長)は3日午後、都内の迎賓館で川口順子外相と会談した。李鵬氏は中国の排他的経済水域(EEZ)内の東シナ海に沈没した不審船の引き揚げ問題で、「日本国民が不審船問題に、これだけの関心を持っていることを理解する。自分は前向きな態度を持っている」と述べ、引き揚げを求める日本の世論を理解する姿勢を示した。この問題で中国の指導者が、日本の世論に理解を示したのは初めて。

政府首脳ではないものの中国共産党序列2位の李鵬氏だけに、これまで反対してきた中国政府が柔軟姿勢に転換する可能性も出てきたとの見方も浮上している。

中国はこれまで「日本側は事態を大きくし、複雑化させる行動を取るべきではない」(唐家璇外相)と引き揚げに反対姿勢を示していた。

李鵬氏は、川口外相が「国民の中には引き揚げるべきだと考える人が非常に多いことを理解してほしい」と述べたのに答えた。ただ一方で「国連海洋法条約に基づいて対応することになるが、同法がすべての問題を規定するとは限らず、中国の国内法が適用される部分もある」とも指摘。「双方が受け入れ可能な方法を見いだすべきだ」と述べた。

外相は「心強い。日本も国連海洋法条約に従い、中国と相談しつつ処理していきたい。日中間の外交、政治問題にしないようにしたい」と「理解」発言を歓迎。外相は、年内にも訪中する意向も表明した。

李鵬氏を歓迎する衆参両院議長主催のレセプションが3日夜、都内の衆院議長公邸で開かれた。綿貫民輔衆院議長は「李鵬氏の訪日により、日中友好親善が確実なものに発展する大きな基礎ができたと喜んでいる」と歓迎あいさつした。

李鵬氏は「日中関係がここまで発展するのは容易ではなかった。双方ともこの関係を大切にしなければならない」と指摘。「21世紀の日中関係は20世紀後半よりもよくなると思う。文化や観光面でも協力を進めたい」と述べた。レセプションには衆参両院議員約150人が出席した。《共同通信》

【イスラエル】ナブルスに侵攻

イスラエル放送などによると、イスラエル軍の戦車約100両が3日夜、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ナブルスに侵攻、大規模な軍事作戦を開始した。軍は武装ヘリコプターからも攻撃を加えているという。

ナブルスはイスラム原理主義組織ハマスなどの拠点の西岸最大の都市。軍は3月29日の軍事作戦開始以来、西岸の自治区主要8都市のうちへブロンとエリコを除く6都市にまで作戦地域を拡大させた。AP通信によると、西岸各地での3日の死者は、13歳の少年を含めパレスチナ人計12人、イスラエル兵1人となった。

同放送によると、駐テルアビブ米国大使が3日、西岸ラマラで監禁されているアラファト自治政府議長にジニ米特使を会わせるよう求めたが、ベンエリエザー・イスラエル国防相はこれを拒否した。

シャロン首相も3日夜、欧州連合(EU)譲長国スペインのアスナール首相が、EU代表団と議長との会談許可を電話で求めたのを拒絶した。

自治政府は3日夜、パレスチナ人に、イスラエルとの長期戦に向けて団結し、あらゆる手段を使うよう呼び掛ける声明を出した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグ、ドジャースの野茂投手とジャイアンツの新庄外野手が3日、ロサンゼルスで初対決。結果は押し出しを含む2四球と空振り三振だった。

野茂はボンズの3点本塁打など三回までに6安打で4点を失い、敗戦投手。新庄は第5打席で今季初安打を放ち、3打数1安打で1打点、2四球だった。試合は12−0でジャイアンツの大勝。3、4号をマークしたボンズは史上2人目の開幕2戦連続本塁打。

マリナーズのイチロー外野手はホワイトソックス戦で5打数1安打1打点。九回、一死一、三塁で中前に同点適時打し、7−6のサヨナラ勝ちを導いた。

ブルワーズの野村投手はアストロズ戦の八回に5番手で1回を投げ、打者3人で無失点に抑えた。《共同通信》

【この日の民主党】

筒井議員、武部農水相の責任と政官業癒着を追及

3日の衆議院農林水産委員会で、民主党の筒井信隆議員がBSE問題調査検討委員会の報告書について質問した。

筒井議員は始めに、報告書の提出を受けて発表された農水省の処分で、武部農水相が報酬の一部返納を課されたにすぎなかったことについて「重大な失政といわれたことに対する責任のとり方としては、誰が聞いても十分だとはいえない」という厳しい見方を示した。

続いて、筒井議員は「農水省は、報告書に提言されていることは、全て実行できるのか」と武部農水相に確認。農水相は「この報告書を深く受け止めて対応していく」と述べるにとどまり、歯切れの悪さが目立った。

筒井議員は、報告書がBSEの感染源を肉骨粉だと断定していることを取り上げ、「肉骨粉の使用を許した農水省の責任は極めて大きい」と改めて行政責任を厳しく指摘。武部農水相は「法規制の整備をしなかったことはまずかった」と自らの非を認めざるをえなかった。

さらに、法規制を行わなかったのは「行政指導が徹底されているから」というこれまでの農水省の見解についても、「結果的にウソであり、反省すべきだ」と指弾。食の安全を無視した農水省の危機意識の欠如を浮き彫りにした。

最後に筒井議員は、「政官業の癒着構造が消費者の保護、安全性の確保を失った」と報告書が指摘していることを強調し、政と官の関係の見直しを強く迫った。

鮫島議員、農協と農林族議員の癒着を追及

3日、衆議院農林水産委員会において、BSE調査検討委員会の委員らを招いた参考人質疑が行われ、民主党の鮫島宗明議員が農業団体と族議員の関係などについて質した。

質疑は、BSE調査検討委員会から委員長の高橋正郎・女子栄養大大学院客員教授、岩淵勝好・産経新聞論説委員、全国農業協同組合連合会から堀喬・代表理事専務、そして酪農家で「宗谷BSEを考える会」会長の田中滋久氏の4名の参考人を招いて行われた。

鮫島議員は、農協と自民党農林族議員との癒着をめぐって質問。とりわけ農協が、農協法に「営利の禁止」が定められているにもかかわらず、石油元売りなどの事業を行う214の関連子会社を通じて年間25億円もの利益を挙げている実態を明らかにし、「道路公団などとまったく同じやり口だ。農家の利益とは関係のない特権的事業体になっている。こういう農業団体があるからこそ、自民党の族議員もパワーが出る」と厳しく批判した。

その上で鮫島議員は、堀参考人に農協の連結決算への移行のスケジュールを確認。堀氏は、「平成15年末をもって移行する」とした。また、2日に提出されたBSE調査検討委員会の報告書では農業団体について一言も触れていない点についても指摘し、その理由を質した。同委員の岩淵氏は、「不明にしてマインドがなかった」などと答えた。

農水相・鈴木議員をかばうのは「総理として失格」鳩山代表会見

民主党の鳩山由紀夫代表は3日の定例会見で、2日に提出されたBSE問題調査検討委員会の最終報告書と鈴木宗男議員との異常な関係が指摘された外務省職員の処分発表について言及し、両問題において小泉首相が全くリーダーシップを発揮していないと強く批判した。

まずBSE問題では、農水省の重大な失政が指摘されたにもかかわらず、首相はその責任者の武部農水相を替えないと言及していることについて、「一内閣一閣僚の呪縛にかかり、身動きがとれないようだが、国民を大事に考えれば、一刻も早く農水相を辞めさせるべきだ」と首相の保身を指弾。

また、外務省不祥事の処分については、鈴木議員との不適切な関係など、その具体的な理由を伏せている点を指摘し、「いかなる理由で処分したのか、国民の前に示すべきだ」と述べ、処分で一件落着を装うとする川口外相の対応を批判。

こうした一連の失政において、農水相や鈴木議員の肩を持つ首相に対し、鳩山代表は「一国の総理として失格だ」と糾弾した。《民主党ニュース》



4月3日 その日のできごと(何の日)