平成4738日目

2001/12/28

この日のできごと(何の日)

【石川銀行】経営破たん

経営不振に陥っていた第二地方銀行の石川銀行(金沢市)は28日m金融庁に対し改正預金保険法に基づく破たん処理を申請した。同行が同日発表した2001(平成13)年9月中間決算で債務超過が224億7200万円に上ることが分かった。金融庁は破たんを認定し、事業譲渡先の選定作業などに当たる金融整理管財人の派遣を決定した。

日銀は、預金払い戻しなどに必要な資金を供給する特別融資の実施を決定。預金は全額保護される。営業も続ける。

同行は、金融検査の過程で、01年9月末時点で約250億円に上る不良債権の引き当て、償却不足が判明し、債務超過に転落。外資系企業などとの増資交渉が不調に終わり、28日も朝方まで増資の道を探ったが、大口の引き受け先の了承が得られず、自首再建断念に追い込まれた。

破たん処理の申請後、会見した川口睦頭取は「石川県外向けの融資が50%で、特に東京で地価の下落が激しく、融資が不良債権化した」と、破たんに至った背景を説明した。《北國新聞》

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【中日・中村武志捕手】横浜入り

中日の中村武志捕手(34)が28日、金銭トレードで横浜への移籍が決まり、同日に横浜市内の球団事務所で入団発表が行われた。背番号は中日時代と同じ39。

契約期間は2年で来季の年俸は現状維持の1億2500万円プラス出来高払いの見込み。正式契約は後日行われる。

今季まで中日の正捕手を務めてきた中村は、横浜の谷繁元信捕手がフリーエージェント(FA)権を行使して中日入りしたため、他球団への移籍を求め、27日に退団が決定。横浜も谷繁に代わる捕手の補強を急いでいたため、仕事納めのこの日に両球団が合意した。《共同通信》

【バスケットボール・全国高校選抜優勝大会】最終日

バスケットボールの全国高校選抜優勝大会最終日は28日、東京体育館で男子決勝を行い全国高校総体優勝の能代工(秋田)が同準優勝の福岡大大濠(福岡)を90−78で下し、3年ぶり18度目の優勝を決めた。

能代工はエース新井が左足首負傷の影響で精彩を欠いたが、高久、内海らが次々にシュートを決めて序盤から得点を重ねた。余裕のある試合運びで福岡大大濠に一度もリードを許さず、高校総体に次ぐタイトルを獲得した。

3位決定戦は洛南(京都)が土浦日大(茨城)を74−71で破った。《共同通信》

【日本、韓国】サンマ漁問題決着

日韓両国政府は、28日、ソウルで漁業共同委員会を開き、韓国が北方四島周辺水域での来年の操業を放棄することを確認、日本側が韓国漁船に三陸沖で来年、計9000トンのサンマ漁を認めることで合意した。

水産庁の川本省自次長と韓国海洋水産省の朴宰永次官補が合意書に署名。日韓双方とも、年末から年始にかけての操業継続が可能となった。

歴史教科書や小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題とともに日韓関係悪化の大きな要因となったサンマ漁問題が最終決着。当面の日韓最大の懸念が決着したことは、両国関係修復に好影響を与えるとみられ、小泉首相が目指す早期の公式訪韓実現にも弾みがつきそうだ。

三陸沖は、今年8月に韓国が四島周辺で強行操業した対抗策として、日本政府が韓国漁船への今年の操業許可を取り消した水域。日本とロシアが四島周辺水域での第三国の操業禁止で基本合意した後、韓国側が再び操業許可を求めていた。《共同通信》

【田中真紀子外相】沖縄訪問

田中真紀子外相は28日、外相就任以来初めて沖縄を訪問し、沖縄県庁で稲嶺恵一知事と会談した。

稲嶺知事は米軍普天間飛行場の代替施設の15年使用期限問題の早期解決などを要請したが、外相は「環境、騒音面での負担軽減に努めたい」と答えたのにとどまった。

知事は使用期限問題のほか(1)日米特別行動委員会(SACO)合意に基づく基地の整理縮小(2)在沖縄海兵隊訓練の県外移転(3)日米地位協定の抜本的見直し−など5項目の要望書を提出。外相は「重く受けとめ最善の努力をしていく」と強調し「訓練のローテーションについては日米外相会談で具体的に話している。できることから最善を尽くしたい」と述べ、海兵隊訓練の県外移転の実現に前向きに取り組む意向を示した。

沖縄県を訪れている田中外相は28日夕、第二次大戦の沖縄戦で最後の激戦地となった同県糸満市摩文仁にある国立戦没者墓苑で献花、沖縄戦で亡くなった約23万8000人の名前が刻まれた平和の礎を初めて訪れ、「やはり大変なことがあったと思った。命は大事で戦争はやってはいけないと思う」と話した。

「沖縄問題について思いを新たにしたか」との記者団の質問には「これからでございます」と笑顔で回答した。《共同通信》

【小泉純一郎首相】解散、改造「考えず」

小泉純一郎首相は28日午後、首相官邸で報道各社のインタビューに応じ、衆院解散、総選挙について「本来、よほどの事態がない限り、任期満了までいった方がいい。当面考えていない」と述べ、当分の間は総選挙を行わない考えを強調した。

副大臣、政務官人事に関しては「公明党、保守党にも党内事情があるようだ。柔軟に考えていい」と与党の人事要求を受け入れる考えを表明。来年1月4日に自民党の山崎拓幹事長ら党五役と会い、取り扱いを協議する方針を示した。閣僚人事に関しては「閣僚、自民党三役は代えない」と指摘、年明けの内閣改造は考えていないことを重ねて強調した。《共同通信》

【小泉純一郎首相】仕事納め

「激動の時代にふさわしい難問山積の一年だった。首相としての重責をどう果たすかに全力を投球した一年だった」。小泉首相は28日午後、首相官邸での報道各社のインタビューでこの一年を振り返った。夕方には内閣記者会との懇談会や首相官邸職員との仕事納めに臨んだ。

首相はインタビューで内閣の高支持率が続いていることについて「ここまで続くとは思っていなかったが、来年も50%以上の支持率がいただけるように頑張っていきたい」と強調した。

来年に向けては「経済、国際情勢も厳しい情勢が続いていくと思う」と指摘、「その厳しい時代をどう克服して、新しい展望の開ける時代に持っていくかが、小泉内閣に課せられた大きな仕事だ」と強調した。《共同通信》

【田口壮外野手】米で会見

オリックスからFA宣言し、米大リーグ入りか、国内球団に残るかを模索中の田口壮外野手が28日スコッツデール(米アリゾナ州)で会見し、「あと3、4日で大リーグ球団の最終的なオファーが出そろう。それから決断したい」と述べ、近日中にも最終的な進路決定をする意向を明らかにした。

獲得に乗り出しているのはヤンキース、ダイヤモンドバックス、カージナルスとレンジャーズの4球団。代理人のアラン・ニーロ氏によると、各球団とも昨シーズン、新庄剛志外野手がメッツと交わした大リーグ最低補償額を大幅に上回る条件を提示しているという。

最終決断は帰国後に表明する予定。帰国日は未定だが、「阪神からも非常にいいオファーをいただいている。星野監督からの誘いもかなり強いですし、そのあたりはじっくり考えてみたい。なるべく早く決断してすっきりしたいです」と田口は話した。《共同通信》

【この日の民主党】

「狂牛病発言は不適格」野党4党が武部農水相の罷免を首相に要求

民主党の熊谷弘国会対策委員長は28日、自由、共産、社民の野党3党の国会対策委員長らと会談し、武部農林水産大臣が「狂牛病の感染源の特定は、食肉の安全性を確保するうえで、そんなに大きな問題なのか」などと発言したことについて、無責任な発言で、閣僚には不適格だとして、小泉総理大臣に武部大臣の罷免を求めることを決めた。

これを受けて、民主党の菅直人幹事長ら、野党4党の幹事長、書記局長が同日午後、首相官邸に上杉官房副長官を訪ね、小泉首相へ武部農水相を罷免するよう要求した。

来年は反転攻勢の年~菅幹事長が2001年最後の記者会見

菅直人幹事長は28日、国会内で今年最後の記者会見を行った。

まず、失業率が5.5%を記録、とりわけ50歳前後の男性の世帯主が多く職を失っているという最新の統計が発表されたことについて、「国の背骨が大きく壊れてきている」と深刻な憂慮を表明。「再生に向けて、もはや猶予はない」と厳しい表情で語った。

次に、武部農水相の狂牛病対策をめぐる問題発言(「感染経路の解明は大した問題ではない」)について触れ、「対策の行政責任者としてまったく適格を欠いている」と強く批判。この日、4野党で総理官邸に農水相の罷免要求の申し入れを行ったことを明らかにするとともに、在任のまま次期通常国会を迎えた場合には、野党共同で辞めさせる手だてをとるという考えを述べた。

最後に菅幹事長は、今年一年を振り返り、森政権の下で参院選に大勝、総選挙に持ち込んで政権を獲るという展望が小泉総理の登場で大きく崩れた、と述懐。「全体としては、試練の年だった」と総括した。

その上で、「在任8カ月になるが、ハンセン病訴訟控訴断念以外、結果を出したものは何一つない。経済状況もますます厳しくなっている」と現在の小泉総理を批判。「来年はいよいよ本格的な反転攻勢の年になる」と新年への決意を語った。《民主党ニュース》



12月28日 その日のできごと(何の日)