平成4690日目

2001/11/10

この日のできごと(何の日)

【ウサマ・ビンラディン氏】「核・化学兵器を所有」

10日付パキスタン紙ドーンは、米中枢同時テロの重要容疑者とされるウサマ・ビンラディン氏が同紙との単独インタビューで、化学兵器ともに核兵器を抑止力として保有していると述べるとともに「米国が使えば、われわれも(核兵器を)使う権利を有する」と警告したと報じた。

ビンラディン氏が核兵器の保有を明言したのは初めて。アフガニスタン空爆を強化し、本格的な地上部隊投入を準備する米国に対するけん制とも受け取れるが、事実とすれば、アフガニスタンでの戦争は核戦争に至る最悪の危険性さえはらんでいることを示している。

インタビューは同紙グループのパキスタン紙オーサフのハミッド・ミール編集局長との間で今月7日、アフガニスタン国内で行われたという。

ビンラディン氏は「ブッシュ米大統領は、私が大量破壊兵器での攻撃を望んでいるとして欧州諸国を震え上がらせたが、米国が核兵器や化学兵器を使えばわれわれも任返しするということだ」と述べ、あくまで抑止力として同兵器を保有していることを強調している。

核兵器と化学兵器の入手先については「次の質問に移ってくれ」とかわし、詳細については答えなかった。

ビンラディン氏はまた、米中枢同時テロで多数の市民が死亡したことについて「子どもや女性を標的にしたのではない。真の標的は米国の軍と経済を示す偶像だった」と述べた。しかし、自らの関与については「米国は確実な証拠を持っておらず、推測だけで空爆を行うのは正当ではない」とも述べた。《共同通信》

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【テニス・全日本選手権】第6日

テニスの全日本選手権第6日は10日、東京・有明テニスの森公園で行われ、女子シングルス決勝で第1シードの藤原里華(北日本物産)が第7シードの竹村りょうこ(荏原製作所)を6−3、6−1で下して初優勝、賞金200万円を獲得した。フェドカップ日本代表の藤原は、攻撃的なプレーで快勝した。

男子シングルス準決勝で、大会3連覇を狙った本村剛一(北日本物産)は第2シードの寺地貴弘(ミズノ)に0−6、7−5、3−6で敗れた。第1シードの石井弥起(NEC)は岩見亮(北日本物産)にストレート勝ちした。《共同通信》

【J1・第2ステージ】第13節

Jリーグ1部(J1)第2ステージ第13節(10日・カシマスタジアムほか=8試合)首位の鹿島が3−1でF東京に快勝して勝ち点を33に伸ばし、2位磐田との勝ち点差が4と開いた。次節(17日)に鹿島は東京Vに90分間で勝てば自力で、それ以外でも磐田の結果次第で優勝が決まる。

磐田は0−0で延長にもつれ、2試合連続となる中山のVゴールで横浜Mを下した。広島、浦和が勝ち、J1残留を決めた。東京Vも快勝し年間順位で13位に上がった。《共同通信》

【野球・W杯】第5日

野球のワールドカップ(W杯)第5日は10日、予選リーグ8試合を行い、初優勝を狙う日本は台北の天母球場でキューバと対戦し、高橋由(巨人)が3安打を放つなど、5−3で競り勝った。4連勝で予選リーグB組で唯一、無敗を守り単独首位に立った。日本はW杯ではキューバ戦12戦目で初勝利。五輪、インターコンチネンタル杯を含めた主要3大会では、1997年のインターコンチネンタル杯以来で通算3勝目。キューバはW杯の連勝が46で止まった。《共同通信》

【COP7】京都議定書で最終合意

気候変動枠組み条約第7回締結国会議(COP7)は10日未明までに京都議定書運用規則の法的文書について最終合意し、同日早朝、全体会合で採択、2週間に及んだ会議を閉幕した。

これを受け、日本政府は京都議定書を批准する方針で、川口順子環境相は会議終了後、現地で会見し、議定書の批准について「小泉純一郎首相の指示を仰ぎたい」とした上で「12月に開催される地球温暖化対策推進本部の場で批准問題を検討してゆく」との考えを示した。《共同通信》

小泉純一郎首相は10日午後、気候変動枠組み条約第7回締結会議(COP7)について「合意達成を歓迎し、議長をはじめ各国代表団の努力を高く評価」するコメントを出した。その中で12日に政府の地球温暖化対策推進本部を開催し、京都議定書締結に関する今後の進め方を協議すると表明した。

首相は「地球温暖化対策の実効性を確保するためには、すべての国が一つのルールの下で行動することが重要」と指摘、米国の参加に最後まで努力する考えを強調した。《共同通信》

【福田康夫官房長官】外相批判追及逃げ切る

福田康夫官房長官は10日、千葉市内で開かれたタウンミーティングの冒頭、「今日は国会ではないから本音で話す」と大見えを切ったが、参加者から「福田長官は(田中真紀子外相を批判する)マスコミを応援しているように見える。田中外相がいたから外務省の不祥事が暴かれた」と追及され、ややたじたじ。

「本当に個性豊かな方だ。すばらしい特質を持っている」と懸命に持ち上げ、「田中さんは感性、直感力の鋭い方。すぐ真贋を見分ける。ああいう個性を持ってる方は(政治家には)そうそういない」。最後まで「外交辞令」で逃げ切った。《共同通信》

【公明党】全国代表者会議

公明党は10日午後、本部で全国代表者会議を開いた。神崎武法代表は冒頭のあいさつで小泉政権支持と構造改革断行を強調する一方、「単なる破壊や混乱を招くだけなら改革の名に値しない」として「主張すべきは主張する態度を貫いていきたい」と述べ、今後の連立政権の政策決定に際して党の独自性を発揮していく考えを表明した。

冬柴鉄三幹事長は中央幹事会報告で、悪化する経済情勢に触れ「必要があれば政、金融、その他あらゆる手だてを柔軟かつ大胆に講じていくことが必要だ」と本年度第二次補正予算の編成を求めていく方針を示し、了承された。会議ではテロ対策特別措置法や選挙制度改革協議を通じた「公明党悪者論」への懸念も出たが、神崎氏らは「公明党だけが突出していたわけでない」などとかわした。《共同通信》

【民主党・鳩山由紀夫代表】高速道凍結を要求

民主党の鳩山由紀夫代表は10日、慶応大で講演し、日本道路公団の民営化に関して「高速道路整備計画を一時的に凍結するという言葉が政治的キーワードになってきた。小泉純一郎首相が凍結と最後まで言い切れるのか」と指摘、あくまで凍結を求める考えを強調した。同時に「民主党の力をどこまで発揮できるか、われわれにとっても正念場だ」と述べ、党の国土交通部門会議がまとめた「一時的に保留」との表現を見直す姿勢を示した。《共同通信》

【米・ブッシュ大統領】国連総会で演説

ブッシュ米大統領は10日、ニューヨークの国連総会で演説、「テロ事件への同情の時は過ぎた。今は行動の時だ」と述べ、すべての国が反テロの戦いに「義務」として参加するよう要請した。

ブッシュ大統領の国連演説は今年1月の就任以来初めて。

大統領は、米中枢同時テロ発生後、国連と加盟各国が米国の要請に応じる形で、テロに反対する国際協調態勢の構築に協力したことに謝意を表明した。しかし「幾つかの政府は間違いを犯している。テロを支援する者はテロリストと同罪だ」と、米国への力に消極的な態度を示している国家に警告した。

中枢テロの最重要容疑者ウサマ・ビンラディン氏とその組織アルカイダについて「核兵器、生物・化学兵器を使用する可能性があり、彼らの脅しを無視するべきではない」と、大量破壊兵器の脅威を深刻に受け止めていることを強調した。《共同通信》

【西銘順治さん】死去

西銘順治氏(元沖縄県知事、元衆院議員)10日午後6時9分、急性心筋こうそくのため那覇市の病院で死去、80歳。沖縄県出身。

米軍統治下の沖縄で那覇市長、沖縄自民党総裁などを経て1970年、戦後初の沖縄国政参加選挙で衆院議員に当選。78年には沖縄県知事選挙で保守系として初めて当選し3期12年を務めた。93年には再び衆院選挙で当選したが、任期途中に病気で倒れ96年に引退した。参院議員の西銘順志郎氏は長男。《共同通信》

【この日の民主党】

COP7合意について小宮山ネクスト環境大臣が談話

民主党ネクストキャビネットの小宮山洋子環境ネクスト大臣は10日、モロッコのマラケシュで行われていた気候変動枠組条約第7回締約国会議(COP7)で、京都議定書の運用細則となる法的文書について、最終的な合意がなされたことについて、談話を発表した。

談話では、日本政府が法的拘束力のある遵守規定に反対し、交渉の遅延をもたらしたことを批判。さらに、政府に対して、「この合意を受け、アメリカが京都議定書にどのような態度を示していても、国内での批准手続を次期通常国会中に行い、2002年の議定書発行を目指すべき」と求めている。

また、国内の対策に当たっては、人為的な温室効果ガス発生の削減を原則とし、科学的根拠が極めてあいまいな森林吸収源に頼ることなく削減目標を達成できるような施策(徹底した省エネルギー・再生可能エネルギーの普及等)を早急にとりまとめ、実施するよう提言。さらに環境税等の早期導入も求めている。《民主党ニュース》



11月10日 その日のできごと(何の日)