平成4441日目

2001/03/06

【森喜朗首相】改革諸案件の実現に意欲

参院予算委員会は6日、森喜朗首相と全閣僚が出席して基本的質疑に入った。首相は内閣不信任決議案の否決を受けて「心を新たにして参院での予算案審議、予算関連法や多くの改革の諸案件を、私がリーダーシップを持って実現できるよう最大限努力していく」と強調。

実習船衝突事故での米政府による補償問題で首相は「今後本格的に議論されることになるが、政府として引き続き米側に強く働き掛けていく」と述べ、被害者の交渉を支援する意向を表明した。《共同通信》

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【高村正彦法相】首相はしかるべき決断を

高村正彦法相は6日午前の閣議後の記者会見で、森喜朗首相の進退問題に関連して「日本の良きリーダーは自らの出処進退を、しかるべき時に、しかるべく行ってきた。それが伝統で、首相はしかるべく時に決断をして、国民に範を垂れるだろう」と述べ、首相の自発的辞任を促した。

法相は時期を明示しなかったものの、2001年度予算成立後を念頭に置いた発言とみられる。5日の森内閣不信任決議案の否決後、首相の進退に言及した自民党閣僚は初めて。

一方、自民党橋本派幹部は6日、「首相も(今の状況を)分かっている」として、早期退陣論が一段と拡大する与党内の空気を踏まえ近く判断するとの見通しを表明。公明党幹部は「自民党の動きを見守るだけだ」と述べた。《共同通信》

【民主党・鳩山由紀夫代表】与党を批判

民主党の鳩山代表は6日夜、都内で開かれた同党衆院議員の会合であいさつし、「森首相の誕生自体が密室で、という話があったが、引きずり降ろすのも、また密室のような感じだ」と述べ、水面下で進んでいる「森おろし」をめぐる与党内の動きを批判した。《読売新聞》

【福井県】全国初の「ナイター県会」開催

全国の都道府県議会で初めての「ナイター県会」が6日夜開かれた。県会議事堂の傍聴席には仕事帰りのサラリーマン約110人が詰めかけ、夜の論戦を見守った。

「開かれた議会」の試みの一環で、開会時間を午後1時からにずらし、昼に仕事を持つ人も傍聴しやすいように午後6時から8時までナイター時間を設けた。傍聴席は次々と埋まり、6時半すぎにはほぼ満杯に。幅広い層の県民が顔を見せ、関心の高さをうかがわせた。《福井新聞》

【日本相撲協会】女性知事「土俵入り」待った

大阪府の太田房江知事が大相撲春場所(11日初日・大阪府立体育会館)の千秋楽で、土俵上での知事賞授与を求めている問題で、日本相撲協会の時津風理事長(元大関豊山)は6日、土俵上での授与は認められないとの方針を明らかにした。7日に太田知事を訪ねて正式に説明する。

全国初の女性知事となった太田知事は昨年、優勝力士に授与する知事賞を土俵上で手渡ししたいと要請。協会は「女人禁制」の伝統を理由に難色を示し、知事側は協会の考えを尊重していったん断念していた。

知事は今場所を前にした先月28日に「自分の手で渡したいという気持ちに変わりはない。正々堂々と土俵の上で渡すことしか考えていない」と、あらためて「土俵入り」を宣言したが、2年連続で“水入り”となった。

時津風理事長は「長い歴史に裏付けされた伝統文化を守っていこうという日本相撲協会の立場は変わらない」と語った。《共同通信》

【中国・唐家璇外相】日本の「歴史教科書」けん制

中国の唐家璇外相は6日の内外記者会見で、日本の歴史教科書の検定問題に関し、「(教科書として)出版できるかどうかは、日本政府が最終的に責任を持って判断すべき立場にある」と述べ、検定作業を進める日本政府をけん制した。

唐外相は「日本の教科書検定制度が非常に複雑なことは了承している」とする一方、「問われているのは日本が過去の侵略の歴史を正確に認識できるかであり、アジア近隣諸国の信頼を勝ち取れるかどうかだ」と強調した。

「新しい歴史教科書をつくる会」が作成にかかわる教科書をめぐっては、江沢民・中国国家主席が先月末、中曽根元首相との会談で、格別の配慮を日本側に求めたほか、中国の外務次官も検定合格の可能性が高まっていることへの懸念を日本政府に伝えている。《読売新聞》

【韓国・慶尚北道】島根県と交流中断

日韓両国が領有権を主張している竹島(韓国名・独島)について、島根県の澄田信義知事が「韓国に不法占拠された」と述べたことに対し、韓国の慶尚北道は6日、姉妹関係にある同県との交流事業を当面、中断すると発表した。

澄田知事は先月27日、県議会で「竹島はわが国固有の領土であり、本県五箇村に属しているが、韓国に不法占拠され主権が行使できない状態にある」と答弁していた。《読売新聞》

【農水省】欧州産豚肉を輸入停止

農水省は6日までに、フランス、ベルギー、北アイルランドの欧州3つの国・地域の豚肉と加工品の輸入を停止した。これらの地域の農場で口蹄疫が発症した疑いがあるとの情報を入手したため。急性で感染力が強いことから、発症が疑惑段階でも輸入停止処分とすることにした。

輸入豚の約3割を占めるデンマーク産も5日に輸入停止措置を講じたが同国から安全であるとの連絡が入ったことから6日に停止を解除、輸入を再開した。感染が広がっている英国産は以前から輸入を禁止している。

農水省は2日に北アイルランド、4日にベルギーとフランス、5日にデンマークの豚肉と内臓、豚肉を原料とするハム、ソーセージ、ベーコンなどの肉加工品の輸入検疫証明書の交付を取りやめ、事実上の輸入停止としていた。《共同通信》

【この日の民主党】

[参院予算委]「機密費問題は政治が覚悟示すステージ」北澤参院幹事長が徹底解明・予算削減求める

平成13年度予算案審議は参議院に場を移し、6日から参議院予算委員会で森首相ら全閣僚出席の総括質疑が始まった。民主党・新緑風会から北澤俊美参議院幹事長と高嶋良充予算委理事の二人が質問に立った。

参院予算委員会のトップバッターとして北澤議員は、「政治への信頼回復」をテーマにさまざまな問題を取り上げた。

まず冒頭、前日の衆院での不信任案否決を受けて、「ぶしつけだが、近々おやめになるのか」と森首相に切り込んだ。しかし首相は「国会が国家国民のことを優先に考えて不信任案を否決したものと受け止め、誠心誠意努力していきたい」と政権継続に意欲を見せた。

続いて、えひめ丸衝突沈没事故への対応で、ゴルフ場でプレーをし続けたことや、友人が勝ったゴルフ会員権を使い続けていたことについて森首相が長口舌で弁明したのに対し、北澤議員は「遁辞を弄するという言葉を思い出して仕方がない。すぐに駆けつけるという姿勢があれば国民の信頼は損なわれなかった」「会員権はいわばステータス・シンボル、自ら汗したお金で買うのが社会の常識だ」とたしなめた。

●首脳会談は政権安定が前提

次に、北澤議員は、与党内で森総理退陣論が取りざたされていることに関連し、日露、日米首脳会談の予定について「政治基盤がしっかりしたときにやるべきで、今はその時期ではない」と迫ったが、首相は「これはこれまでの延長線上にあるもので、新しい21世紀につながる外交課題だ」と譲らなかった。

不良債権問題では、北澤議員は「直接償却はきわめてリスクが大きい。セーフティネットをつくるべきだ。また銀行への税金の再注入はないか」と質問。柳澤金融担当相は、「直接処理といってもかなりの引き当てが済んでおり、新たなセーフティネットが必要になるとは考えていない。再注入は目下全く頭にない」と答えた。

●与党の政策責任者の職務権限は?

KSD汚職事件で、北澤議員は森首相に「KSDが肩代わりした党費は早く返還すべきだ」と迫ったのに対し、首相は「党員すべてに入党の意思確認を行うのは時間もかかるし、限界もある。党内の調査チームで状況把握につとめている」などと答弁。北澤議員は「自民党は党員管理が進んでいるときく。紹介議員がだれかで検索すればポンと出るはずだ。調査をしているといって1ヶ月たっている。そうやってほとぼりの冷めるのを待つ戦術か」と皮肉混じりに批判した。

続けて、自民党の亀井政調会長がものつくり大学の補助金20億円上乗せに関与したことに関連し、北澤議員は「与党の政策責任者の職務権限」についての見解を高村法相と古田法務省刑事局長に質した。ところが先に答弁した古田局長が「私の立場から申し上げるのは非常に困難」、高村法相が「法律の専門家である刑事局長が困難なことは法務大臣も困難」などとまともに答えようとしなかったことから、委員会室は「それなら大臣はいらない」と騒然となり、質疑は一時中断。

北澤議員は「政策決定に政党が重要な役割を果たすようになると議員としての活動と政党の一員としての活動の区別は困難。…現在の一般的職務権限の理論及び職務密接関連行為の考え方からすれば、このような場合には職務性を肯定することが論理的帰結」とした古田局長の論文を紹介し、「若い頃の正義感は偉くなると変わるのか」と痛烈に皮肉った。その上で、北澤議員は、「政治主導でやっていくには、このようなことをあらかじめ整理しておくべき」と提起した。

●政治は税の使い道厳しく見極めるべき

最後に機密費問題を取り上げた北澤議員が、松尾元室長が各省の首相随行員への旅費差額分を着服していた疑いを質したのに対し、福田官房長官は「各省の首相随行員にも規定の旅費以外の補填分を支払ったと報告を受けているが、各省の発言を聞くと、実際には払っていなかったのかもしれない」と答弁した。

北澤議員は「政治に税金の使い道を厳しく見極める姿勢がなければ、財政再建への国民の理解を得ることはできない。この機密費問題は政治が覚悟を示す大きなステージだ。予算修正で議会意思を国民に示す努力を怠れば国民は次の政治の問いかけには答えてくれない」とまとめ、質疑を終えた。

[参院予算委]外務省の証拠隠滅疑惑を追及~高嶋良充議員

6日の参議院予算委員会で、民主党・新緑風会の2番手として高嶋良充議員が質疑に立ち、KSD問題、機密費横領問題を中心に政府を追及した。

KSD問題では、平成12年度予算において、ものつくり大学設立への補助金が20億円増額された経緯について質問。増額決定の過程で、ものつくり大学設立推進議員連盟の政治家からの働きかけがあったかを質した。

坂口厚生労働相は、「いろいろ話はあった」とし、亀井静香自民党政調会長からは“特色ある大学、学生に魅力のある大学をつくるために、体育館や学生寮も必要だ。これは党として、政調としての要請だ”といった働きかけがあったことを明らかにした。

さらに高嶋議員は、KSD問題に関連した旧労働省職員の調査結果について、政治家からの働きかけを示す部分も含めて3月15日までに公表することを、坂口厚労相に確約させた。

また、機密費横領問題では、外務省内で、問題発覚以降に関連文書の廃棄を指示する通達が出された事実を暴露し、「組織ぐるみの隠蔽工作ではないか」と追及。外務省の飯村官房長は、「4月の情報公開法施行に備えて、5年前以前の文書を処分したもので、ルールに従った適正な文書管理の一環だ」としたが、高嶋議員は、松尾元室長が在任した1993年以降の資料が残されていなければ、誰が処分したのかを調査すべきだ、と強く要求した。

女性の元気で日本を変えたい!=参院選女性選対スタート

民主党は6日、夏の参院選に向けて「参院選女性選対」(本部長=広中和歌子参議院議員、事務局長=鎌田さゆり衆議院議員)を設置し、本格的な女性票獲得作戦に乗り出した。

第1回会議では、冒頭、広中本部長が「人口の半分は女性、女性の生き方も多様化しており、そういう女性に参加、共感してもらう政党でなければならない」とあいさつ。出席した鳩山代表も「女性のパワーを活かし、生活感あふれる政策づくり、行動をしてほしい」とエールを送った。

女性選対の下には、行動チーム「女性の元気で日本をかえ隊」(隊長=小宮山洋子参議院議員)を編成し、街宣キャラバン、女性支援基金への募金活動、女性団体への働きかけなど行っていく。

また、各都道府県連の参議院選対内に女性対策部門(女性選対)を置くよう要請し、各地でのキャラバン行動、連合女性選対との連携を目指して活動を行う。

国際女性デーにあたる3月8日から活動を開始し、まず東京・新橋駅ゆりかもめ口で鳩山代表も参加しての街頭演説会を開催。その後、第1次キャラバンとして、女性候補を擁立した選挙区などでの遊説活動を行ったり、各地で党が開催する女性フォーラム、政治スクールへ参加。女性の立場に立った政策を訴える。《民主党ニュース》



3月6日 その日のできごと(何の日)