平成3432日目
1998/06/01
この日のできごと(何の日)
【野茂英雄投手】ドジャース退団へ
米大リーグで日本人選手活躍への道を開いたドジャースの野茂英雄投手(29)がドジャースを退団することが1日、事実上決まった。野茂からの移籍の申し入れを球団が受け入れ、ドジャースは即日、野茂を40人の大リーグ選手枠から外した。
野茂が移籍を希望したのは、ドジャースがマリナーズ剛腕の左腕、ランディ・ジョンソン投手の獲得に乗り出し、合意には達しなかったが、交換要員として挙げられたことなどが要因とみられる。
ドジャースタジアムで開かれた記者会見には野茂と代理人の団野村氏、ドジャースのクレア・ゼネラルマネージャー(GM)が出席した。野茂は「環境を変えたいと思った。自分を必要としてくれる球団があれば、その球団でやるのが一番。ドジャースにはメジャーでプレーする夢をかなえてもらって感謝している」と語った。《共同通信》
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【社民党】与党離脱伝える
社民党の土井たか子党首は1日午前、国会内で橋本龍太郎首相(自民党総裁)、さきがけの武村正義代表と会談し、閣外協力解消を正式に伝えた。首相は3党間で今後も政策協議したい意向を表明し土井、武村両氏も了承。3党は同日午後の幹事長、政策担当責任者会議で、政治腐敗防止法を除く政治家の株取引規制など政治改革5項目、国家公務員倫理、水俣問題など10分野で政策協議を続行することで合意した。
与党3党体制は1994年6月の村山富市内閣発足以来、約4年で幕となったが、政策協議は今国会中に結論を得るのは難しい課題が多く、参院選後も続く見通しだ。《共同通信》
【橋本龍太郎首相】社民離脱「影響は最小限」
橋本龍太郎首相は1日、社民党の閣外協力解消で迎えた自社さ体制の終焉を「昨年から論議されており、織り込み済み」(首相周辺)と冷静に受け止めている。国会終盤まで社民党を引き止めたことで、政権への影響を最小限に抑えることができたとの認識だ。
また社さ両党が野党の内閣不信任決議案に同調しない方針のため、3与党体制の解消が当面、政局流動化につながらないと判断している。《共同通信》
【民主党】パキスタン大使館に抗議文
民主党の海江田万里国際局長、生方幸夫、坂上富男の各衆院議員、菅野久光、岡崎トミ子、円より子の各参院議員は1日、都内のパキスタン大使館を訪ね、核実験に抗議するとともに核拡散防止条約などへの加入を求める菅代表の抗議文をクレシ臨時代理大使に手渡した。
海江田議員は「被爆国・日本の政治家として今回の実験に強く抗議する。カシミール問題などの懸案事項があることは承知しているが、核兵器で問題を解決することはできない」と訴えた。クレシ臨時代理大使は「政府に伝える」と答えた。《民主党ニュース》