平成3409日目

1998/05/09

【野中広務氏】南京大虐殺紀念館を訪問

自民党の野中広務幹事長代理ら党訪中団は9日朝、南京市内の「南京大虐殺記念館」を訪れ、献花した。党幹部の記念訪問は初めて。

野中氏は館内に展示されている市民らの遺骨、資料写真などを1時間にわたって見て回った後、記者団に「今後、子々孫々に(事実を)伝え、未来志向の日中平和友好のために努力したい」と感想を述べた。

南京事件の犠牲者数などをめぐって日中間には見解の相違があるが、野中氏は「残された物を通じ、異常な時代の異常な出来事、血が狂ったような戦いの傷あとが残っていることを深刻に受け止めなければならない」と強調した。《共同通信》



【Jリーグ第1ステージ】第12節

Jリーグ第1ステージ第12節(9日・カシマスタジアムほか=9試合)7日の日本代表発表後、初の試合。ヴェルディ川崎は1−3で鹿島アントラーズに敗れたが、2位にいた横浜マリノスが1−3で名古屋グランパスに負けたため、首位を守った。横浜Mは6連勝ならず、3位に後退。ジュビロ磐田が3−1で柏レイソルを破り、鹿島などと勝ち点24で並んだが、得失点差で2位に浮上した。鹿島は4位。沢登のハットトリックなどでヴィッセル神戸に4−0と快勝した清水エスパルスが同じ勝ち点で5位。今節を最後にワールドカップ(W杯)フランス大会のため中断し、7月25日に再開する。《共同通信》

【公明・浜四津敏子代表】「自民の補完勢力になるつもりはない」

公明の浜四津敏子代表は9日、大阪市内で記者会見し、自民党の加藤紘一幹事長が参院選後に旧公明党グループに政策部分連合を呼び掛けたいと発言したことについて「自公連携、連立はありえない。自民党の補完勢力になるつもりはない」と述べた。

ただ旧公明党グループの新党平和が福祉予算増額をめぐり自民党と協議したことに触れ「野党として健全な在り方だ」と強調。「参院選で自民が多数を取っても、一党だけで日本の方向を決めることができなければ、望む政策を要求していく」として、個別政策で自民党に要求、協議することは否定しなかった。《共同通信》

【民主党・菅直人代表】財革法凍結で共闘可能

民主党の菅直人代表は9日午後、党本部で記者会見し、財政構造改革法改正問題に関連し「今の政権との政策的な対立軸ははっきりしている。恒久減税は(財革法の)凍結ないし廃止でないと事実上できない。新党平和を含め、多くの党は恒久減税が必要と言っている」と述べ、同法凍結を目指す野党共闘は可能との見解を示した。

平和・改革が凍結法案の共同提案に難色を示していることについては「衆参同日選が怖いから嫌な政策でも仕方ない、みたいな話はちょっと話が違う」と指摘。共同提案に加わらない場合でも賛成するよう求めた。

ワシントン滞在中の5日夜に、自民党の加藤紘一幹事長と会談、党内外で波紋を広げたことについては「(会談の呼び掛けを)断るのも大人げないので、ワインをごちそうになったが、政局の話は一切出ていない。これで政局に関連してどうこうすることは一切ない」と強調した。《共同通信》

【宮路年雄さん】死去

家電製品の安売りで知られる城南電機社長の宮路年雄氏が9日午前5時10分、肺炎のため東京都新宿区の病院で死去した。69歳。和歌山県出身。

消費税が導入された平成元年、「消費税運用益還元特別セール」を実施。5年には輸入ブランド化粧品を、国産米が不足した6年には自由米(ヤミ米)をそ一れぞれ監督官庁の指導を無視して安売りするなどして話題を呼んだ。テレビのバラエティー番組などにも出演。商品買い付けのため多額の現金をアタッシェケースに入れて持ち歩くスタイルが紹介され、たびたびひったくりや強盗などの被害に遭った。《共同通信》



5月9日のできごと