平成3396日目

1998/04/26

この日のできごと(何の日)

【雲仙・普賢岳】7年半ぶりに登山解禁

長崎県雲仙・普賢岳災害で立入禁止になっていた同岳山頂(1359メートル)への登山道約1キロが26日、警戒区域から解除され、登山客数百人が山頂を目指した。

登山道再開は1990年11月の噴火から約7年半ぶり。頂上からは、溶岩ドームでできた平成新山(1489メートル)を約500メートル隔てて目の当たりにすることができる。

午前10時から中腹で行われた開山式で、金子原二郎知事は「平成新山を全国に知ってもらって観光のメッカにすることが私たちの使命だ」とあいさつ。山頂には正午前から多くの登山客が登り、間近に見える赤茶色の溶岩ドームを背景に記念撮影していた。《共同通信》

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【プロ野球・阪神】代打の差で連敗脱出

◇巨人1−5阪神◇26日◇甲子園

代打が勝敗を分けた。阪神は四回、一死満塁から代打八木が中前へ先制の2点適時打。斎藤雅の気落ちを誘い、中込の適時二塁打を呼び込む格好となった。追う巨人は七回、1点を返してなおも一死一、三塁。しかし代打清原は弓長に三振、代打広沢は葛西に右飛に打ち取られ、とっておきの代打攻勢は不発に終わった。《共同通信》

【自民党・加藤紘一幹事長】早期対人論をけん制

自民党の加藤紘一幹事長は26日午後、党福島県連大会で講演し「参院選前に陣立てを変えることが得なわけはないし、選ぶ道ではない。国民の利益の観点からも、この時期に政治的空白をつくってはならない」と述べた。党内の一部にある橋本龍太郎首相の早期退陣要求をけん制し、首相を支えていく考えをあらためて表明したものだ。

7月の参院選に関連、加藤氏は参院で単独過半数を回復できる69議席の獲得は「簡単ではないが、必死にやれば何とか手が届く」と強調。同時に「経済(不況)の現状は自民党にとって逆風だ。参院選は党の評判、政策がストレートに影響する」と述べ、投票行動に懸念を示した。

野中氏自民党の野中広務幹事長代理は26日、大津市内のホテルで講演し、党内の一部に橋本龍太郎首相退陣論が出ていることについて「橋本丸は行政改革、教育改革を含め、着実に進もうとしている。こんな大きな改革に自ら政治生命をかける政治家がそんなに多くいるわけではない。一生懸命改革しようとしている人を途中で選手交代、という事態にない」と述べ、首相を支える考えを強調した。

自民党の亀井静香前建設相は26日午前のフジテレビ番組で、橋本龍太郎首相に対して「われわれ(自民党)のやり方は国民の信頼を失っている。首相が判断することだが、人心を一新しないと国民がついてこない」と指摘し、早期退陣を重ねて求めた。

同時に「この際、首相経験者も含めて老壮青で全員野球をやる姿勢が必要だ」と述べ、挙党体制確立に向けて亀井氏ら反執行部派を加えた党内人事の必要性を強調した。《共同通信》

【自由党・小沢一郎党首】首相退陣で野党共闘を

自由党の小沢一郎党首は26日午後、栃木県小山市で記者会見し「橋本内閣を信任せずという意味で一致すれば、だれとでも協力するのが当然だ」と述べ、橋本龍太郎首相の退陣を目指して野党共闘を強める考えを強調した。

同時に「橋本内閣に政権担当能力がないという認識で一致する人とは、選挙協力もあり得る」と表明した。

小沢氏は、自民党が参院選後に制度減税論議を開始する構えであることを挙げて「支離滅裂で国民をばかにした話だ。十何兆円も使って景気対策にならないというのは、何のために国民の税金を使うのか」と批判、制度減税は「財政再建と根本的に違う話だ。橋本政権でやり得ることではない」と重ねて首相退陣を求めた。《共同通信》



4月26日 その日のできごと(何の日)