平成3192日目

平成9年10月4日(土)

1997/10/04

【日本サッカー協会】加茂周代表監督を更迭

日本サッカー協会は4日、サッカーのワールドカップ(W杯)フランス大会アジア地区最終予選に出場している日本代表の加茂周監督(57)の更迭を発表した。岡田武史ヘッドコーチ(40)が監督を務めることが決まった。

この日、アルマトイで行われた最終予選B組の日本ーカザフスタン戦で、日本は先制したものの、ロスタイムに追いつかれ、1−1で引き分けた。日本は1勝2分け1敗で勝ち点5と低迷。また、同日ソウルではB組1位と2位の地元韓国とアラブ首長国連邦(UAE)が対戦、韓国が3−0で快勝し、首位を保った。日本は3位にとどまり、悲願のW杯初出場の最低条件となる2位以内の確保がかなり難しくなった。このため、長沼健会長ら同協会首脳が協議し、更迭を決めた。《読売新聞》



【NHK連続テレビ小説・あぐり】最終回

【プロ野球・西武】鹿取義隆投手、郭泰源投手の引退を発表

西武の鹿取義隆投手(40)と郭泰源投手(35)が今季限りで現役を引退することが4日決まり、球団から発表された。5日のダイエー戦(西武)で両投手は現役最後のマウンドに立ち、引退会見に臨むことになっている。両投手とも西武の3年ぶりのリーグ優勝が決定した翌日のこの日、浦田直治編成本部長に引退を申し入れ了承された。

鹿取は巨人の投手コーチ就任、郭は台湾球界入りが濃厚となっている。西武の黄金時代を支えた2人だが、年齢からくる衰えは隠せず、今季の鹿取は7試合に登板しただけで6月1日の登板を最後に一軍を外れ、郭は一度も一軍登板がなかった。《共同通信》

【Jリーグ第2ステージ】最終節

Jリーグ第2ステージ最終節(4日・カシマスタジアムほか=8試合)前節、初優勝を決めているジュビロ磐田は清水エスパルスを2-0で下し、9連勝で締めくくった。得点王争いはG大阪の工ムボマがこの日2得点を挙げ、通算25得点で初タイトルを獲得。横浜Mのサリナスが7試合連続得点のリーグ新記録を達成した。磐田と第1ステージ優勝の鹿島は12月6、13日にホームアンドアウエー制でチャンピオンシップを争う。《共同通信》

【中曽根康弘元首相】在日米軍は番犬

自民党の中曽根康弘元首相は4日、北海道小樽市などでの講演で、日米安保体制における在日米軍の位置付けについて「アジア太平洋地域、極東で紛争が起こらないように、番犬として使うということだ。日本は米国にカネを出し、駐留させ、番犬として使うことになるが、それが賢明だと思う」と述べた。

中曽根氏は、新たな日米防衛協力指針(ガイドライン)の周辺事態の解釈で、与党3党が合意できなかったことに触れ「対象は情勢によって移動するもので、社民党は中国に媚態を示している以外の何物でもない」と指摘、台湾を範囲から除外するよう求めている社民党を強く批判した。

また中曽根元首相は講演で、「政治家は聖人君子である必要はない」などと述べ、腹心の佐藤孝行氏の入閣・辞任で再燃した政治倫理問題について持論を展開した。中曽根氏は佐藤氏の名を直接挙げることは避けたものの、「政治家の資格」について「道徳の基準から外れては駄目だが、それは第一条件ではない」と強調。首相当時に「灰色高官」とされた加藤六月氏を入閣させた例を紹介し、「マスコミに猛然と批判されたが、今に見ていろ、と思っていた。そういうものがなければ政治はやれない」と述べた。

一方、中曽根氏は加藤紘一幹事長や山崎拓政調会長の党運営にも触れ「立派な政治家だが、われわれの世代が信念を貫くのに対し、ひ弱でお人好し」「敵をつくることを恐れ、問題を要領よく切り抜ければいいという姿勢だ」と批判。佐藤氏をごり押し入閣させた反省はうかがわれなかった。《共同通信》

【北朝鮮に拉致された日本人を救う会】結成

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に拉致された疑いのある日本人の救出を求め、福井県小浜市で行方不明になった男女らの家族や支援者らが4日、東京都港区の友愛会館で「北朝鮮に拉致された日本人を救う会」を結成した。

結成総会には1977年に新潟市内で行方不明になった横田めぐみさん=当時(13)=ら4人の家族6人が新潟県、兵庫県などから参加。総会に先立つ記者会見でめぐみさんの父親の滋さん(64)は「日朝交渉で(日本人妻の)里帰りについて進展があったが、拉致問題では全く動きがなく残念だ。落胆することなく、粘り強く日本政府や世論に訴えていく」と述べた。《共同通信》



10月4日のできごと