平成3182日目

平成9年9月24日(水)

1997/09/24

【新進党】亀裂が鮮明に

新進党の神崎武法総務会長が旧公明党グループ「公友会」の若手研修会で、小沢一郎党首の模索してきた保保連合路線と決別、野党路線への転換を求めたことに対し、24日の党五役会で小沢氏をはじめ幹部からの批判が相次ぎ、路線問題をめくる亀裂が一層鮮明になってきた。

五役会では、西岡武夫幹事長が「(神崎氏の)党首批判は五役の役割を逸脱している」と口火を切った。小沢氏も「新進党の基本政策に協力してくれる党があれば、どこであれ連携するのは当然だ」と批判。「9党派で結成された党だから、グループで意見交換することはあろうが、党内党の形であっては困る。いつまでも公友会、民友会と言っていては一つになれない」と不快感を示した。

林寛子参院議員会長も「研修会にマスコミを呼んで党首を批判するのは問題だ」と同調したが、神崎氏は「おごる自民党と対決するため、野党第一党としての責任と自覚に立つ必要があると言った。あくまで(若手との)懇談であり、何かを決定したわけでない」と反論した。《共同通信》



【Jリーグ第2ステージ】第14節

Jリーグ第2ステージ第14節(24日・磐田スタジアムほか=8試合)注目の首位攻防戦は、ジュビロ磐田が延長前半、ドゥンガのVゴールでガンバ大阪を1−0と下し、6連勝で勝ち点を31に伸ばしてトップを守った。G大阪は4位に転落。

横浜マリノスはセレッソ大阪に延長の末3−2で逆転勝ち、11連勝で勝ち点を20とし、2位に浮上した。鹿島アントラーズも黒崎のVゴールでジェフ市原に勝ち、3位に上がった。京都サンガは2−1で名古屋グランパスを破り、最下位を脱出した。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】企業献金廃止前倒しに難色

橋本龍太郎首相(自民党総裁)、社民党の土井たか子党首、新党さきがけの堂本暁子議員団座長と3党の幹事長が24日、佐藤孝行前総務庁長官の入閣問題であらためて問われた政治倫理、政治改革問題について国会内で協議した。

土井氏が2000年1月に予定されている政治家故人への企業・団体献金の禁止を前倒し実施するよう求めたのに対し、自民、さきがけ両党は難色を示し、調整がつかなかった。3党の幹事長が25日にあらためて協議することになったが、社民党は前倒し実施に固執しており、調整は難航が予想される。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・橋本龍太郎首相は24日午後、佐藤孝行前総務庁長官問題をきっかけに開かれた政治倫理をめぐる与党三党首会談の終了後、会談内容を尋ねる記者団に「党の話だから幹事長がお話しになる」と素っ気ない返事。日米防衛新指針については朝から立ち止まって説明し、久々の冗舌ぶりをみせたのとは一転した対応ぶりだった。記者団が食い下がっても「率直な話し合いだった。二ュアンスの違いは全部一緒ではない」と意味不明の言葉を残して執務室に。佐藤問題の後遺症がまだ首相の頭の中で渦巻いている様子。

○・・・この日の新進党総務会でも政治倫理問題が話題に。若手の松沢成文議員が「社民党党首は企業献金禁止を言い始めている。新進党も国民にアピールするため廃止に向けて動いてもいいのでは」と提起したが、西岡武夫幹事長は「(献金を禁止しても)パーティーはいいのかと言われる。そこまでいくと大変なことになる」と歯切れの悪い答弁。野田毅政審会長も「(企業献金を禁止しても企業は)役員に割り振って政党に出す。だから自民党幹事長にはやたらに集まり、新進党には入らない」と変な理屈を持ち出し、腰は引けたままだった。《共同通信》

【故・横井庄一さん】戦友らが最後の別れ

終戦後26年半、太平洋戦争の激戦地グアム島のジャングルに住み、奇跡的に生還、22日に死去した元日本兵横井庄一さんの葬儀・告別式が24日正午から名古屋市中川区富田町の行雲寺でしめやかに営まれ、親族のほか戦友、近所の知人ら約400人が参列した。

戦友会会長の田中英太郎さん(80)は弔辞で「ヨコショウさん」と呼び掛け「君は強運の生まれだった。君とは昭和13年春に召集をかけられてから腐れ縁が続いたが、グアムで28年間も忍耐強く過ごしたことと祖国を思う気持ちに世界中が感嘆した。長い間、本当にご苦労様でした」と語りかけた。《共同通信》



9月24日のできごと