平成2992日目

1997/03/18

この日のできごと(何の日)

【國松孝次警察庁長官】辞意表明

1995年3月、東京都内の自宅マンション前で銃撃されひん死の重傷を負ったが公務に復帰し、オウム真理教事件などの捜査を指揮した警察庁の國松孝次長官(59)が18日午前記者会見し「3月末に退官させていただく」と辞意を表明した。

國松長官の在任期間は2年9カ月。既に橋本龍太郎首相の承認と国家公安委員会の承認を得ており、97年度予算の成立と同時に勇退する意向で、早ければ28日にも正式辞任する。

日本警察は昨年10月以来、警視庁の現職警察官の長官銃撃供述をめぐって井上幸彦警視総監が引責辞任するなど、かつてない危機に見舞われた。

この警察内部の混乱を収拾、ペルーの日本大使公邸人質事件もゲリラ側との対話路線が定着し、予算成立のめどがついたことから、國松長官は「人心を一新し、新しい体制でやっていくのがいい」と辞任を決意した理由を述べた。銃撃事件については「警察の長として不覚だった。責任を痛感している」と語った。《共同通信》

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【フジ系連続ドラマ・踊る大捜査線】最終回

【大相撲春場所】10日目

大相撲春場所10日目(18日・大阪府立体育会館)優勝を争う1敗、2敗力士はそろって勝った。横綱曙は寺尾を一方的に押し出し連敗を免れ9勝1敗。大関武蔵丸は関脇貴闘力を挿し出し、平常の魁皇も琴錦を突き落としてともに9勝目を挙げた。

横綱貴乃花は琴竜を寄り切って8勝2敗と勝ち越した。大関貴ノ浪は関脇武双山を寄り切り3日ぶりの白星で勝ち越し、かど番を脱出。新入幕の出島も勝ち越しを決めた。小結旭鷲山は幕内で初めての寄り切りで2勝目、幕内残留を目指す元大関の小錦は3勝目を挙げた。

この日の結果、曙、武蔵丸、魁皇が1敗でトップに並び、2敗で貴乃花、貴ノ浪、出島が追う展開は変わらず。十両は大番と千代大海が7勝3敗で首位に並んだ。《共同通信》

【北朝鮮・黄書記】フィリピン入り

韓国への亡命を申請し北京の韓国大使館領事部に保護されていた朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の黄長燁労働党書記と側近の金徳弘氏は十八早後、中国から中国国際航空特別機でフィリピン・ルソン島中部のクラーク空港に到着した。一行が韓国への経由地となるフィリピンに移送されたことで、黄書記の亡命問題は、2月12日の亡命申請から35日目で、韓国への亡命実現に向けて大きく前進した。

フィリピン政府筋によると、黄書記一行の同国滞在は約2週間で、早ければ月末にも韓国入りする見通しという。フィリピン軍当局者によると、黄書記一行は同空港で在フィリピン韓国大使館や私服の軍情報機関関係者らの出迎えを受けた後、入国手続きを行い、2機のフィリピン空軍ヘリコプターに分乗して離陸した。ヘリコプターはルソン島中部バギオに向かったとみられるが、滞在期間中にフィリピニン国内を移動する可能性も否定できない。

フィリピン政府は同日午後、大統領府で国家安全保障会議を開き、今後の対策を検討した。会議内容は公表されておらず、同日夜になっても黄書記の入国を公式に確認する声明は発表されていない。フィリピン政府が黄書記問題で極めて慎重になっていることを示している。中韓両国はともに、黄書記の中国出国を公式に発表した。

軍関係者や現地報道機関によると、2機のヘリコプターはバギオ市内の空港に到着した。だが、同市内の滞在先は確認されていない。バギオには警備状態が良好なフィリピン軍士官学校があるが、同校当局者は論評を避けた。

クラーク空港当局者によると、特別機(ボーイング737)に乗っていたのは黄書記と女性1人を含めた4人。特別機は到着から約1時間後に中国に向けて離陸した。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・橋本龍太郎首相は18日午前5時半に起床し、参院予算委の集中審議の準備のため7時には官邸に早朝出勤。新進党が全法案記名採決を求めて夜の長時間本会議も予定されていたため、首相は「国会の能率化をおっしゃられていたのはどなただったかなあ」と嫌みを繰り返すなど晴れぬ表情。しかし、新進党が一転して要求を取り下げたため、午後の予算委で大河原太一郎委員長が、質問者の林寛子氏(平成会)と首相の名前を取り違えて「林総理大臣」と指名しても「私でよろしいんでしょうか。(林首相に)代わってお答えします」と、にこにこ顔で答弁。

○・・・太陽党の羽田孜党首はこの日、都内で行った講演後の質疑で、新進党離党について「個人的恨みではないし(離党を)反省もしていない」と相変わらず強気の弁。さらに「あのままいたら民主党や与党との交渉はできないし、もっと縮こまっていただろう。仮に(新進党の)党首にと言われてもかえって動きにくくなっていただろう」と離党の正当性を強調。「自民党に代わる勢力結成に向け大同団結を図りたい」と意欲みせたが、野党団結も進展せず、意欲と現実の空回りも相変わらず?《共同通信》

【三井石炭鉱業三池鉱業所】30日に閉山

三井石炭鉱業三池鉱業所(福岡県大牟田市)の閉山に向けて同社と同鉱三労組が東京本社で続けていた労使交渉は18日妥結し、30日の閉山が確定した。退職条件は平成6年に閉山した北海道・住友赤平鉱を上回り過去最高の水準になってたが、今後は解雇される従業員1207人ら地域の雇用対策が焦点となる。労使は19日午前、協定書に調印する。

閉山交渉の妥結で、日本の近代化を支え120年余りの歴史を刻んだ国内最大の三池炭鉱が役割を終える。これで残る国内炭鉱は、北海道・釧路鉱と長崎県・池島鉱だけになる。

合意された退職条件は①退職金に加算する特別加給金は一律分15万円のほか勤続年数により平均賃金の230−360日分を支給する②閉山後の社宅の継続居住期間を最長1年半とする③再雇用先3069人分を確保し、労使による就職あっせん委員会を2年間設置する−などで、労組要求をほぼ満たしている。

妥結後記者会見した久保実社長は「今後も雇用対策に万全を期したい」と述べ、炭鉱跡地の土地利用について地元自治体と常設の協議機関設置を表明。労組側は「満額回答が得られたことは評価したい」と感想を語った。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】2003年度に財政健全化

橋本龍太郎首相は18日夜、首相官邸で開いた政府と自民、社民、さきがけ3党による財政構造改革会議の第4回会合と閣僚懇談会で、1998年度予算案の一般歳出を97年度予算案よりもマイナスとするなどとした「財政構造改革5原則」と具体化への「基本的考え方」を提示し、了承された。

5原則には赤字国債の発行ゼロと、単年度の財政赤字が国内総生産(GDP)の3%以下に抑制するとした政府の財政健全化目標を2年前倒しして2003年度を当面の目標とすることも盛り込んだ。《共同通信》

【在ペルー日本大使公邸占拠事件】

フジモリ大統領、高村次官が会談

日本大使公邸人質事件で橋本龍太郎首相の特使としてペルーを訪問した高村正彦外務政務次官は18日午前(日本時間19日未明)、リマ市内の大統領府でフジモリ大統領と2時間近く会談した。

高村氏は事件の「早期の平和的解決に一層の努力を要請する」との首相親書を手渡した上で、発生から3カ月を経過し「不測の事態の可能性もなしとしない」」と懸念を示し平和的解決方針の再確認を求めた。大統領は「平和的解決を迅速に行う政策を確認する。日本の政府、国民と同じ関心を持っている」と強調。平和的解決に向けて日本、ペルー両政府が今後も緊密に連絡していくことで合意した。

高村氏はペルー政府とトゥパク・アマル革命運動(MRTA)との予備的対話に触れて「対話加速を期待する」と述べ、MRTAと早急に妥協点を見いだすよう求めた。大統領は最大の対立点である服役囚の釈放には一切応じないことをあらためて明言した。《共同通信》

MRTA38人逮捕

ペルー国防省は18日、中部パスコ県オクサパンパ周辺の陸軍施設襲撃を計画していたトゥパク・アマル革命運動(MRTA)軍事部門の38人を同日までに逮捕、自動小銃などを押収したと発表した。 リマの日本大使公邸を占拠する14人を除くと、MRTAの軍事部門の勢力は100人に達しないと推定されており、同省統合参謀本部は「38人の逮捕は組織にとって打撃」としている。 発表によると、38人は同県のジャングルを拠点としているオクサパンパ周辺の陸軍施設に、兵士としてメンバーを送り込み、数日中に同施設を内部と外部から襲撃する計画だった。陸軍は通常のMRTA掃討作戦の中で一部メンバーを逮捕、計画をキャッチしたという。《共同通信》



3月18日 その日のできごと(何の日)