平成2993日目

平成9年3月19日(水)

1997/03/19

【東電OL殺人事件】発覚

19日午後6時ごろ、東京都渋谷区円山町のアパート1階の一室で、女性が死亡しているのをアパートの所有者から依頼されて定期的に見回っている近くの男性が見つけ、110番した。

渋谷署の調べによると、女性は名刺などから杉並区永福、東京電力社員A子さん(39)で、首に締められたような跡があることから、同署は殺害されたとみて調べている。《共同通信》



【大相撲春場所】11日目

大相撲春場所11日目(19日・大阪府立体育会館)1敗で並ぶトップ3人がそろって勝った。横綱曙は落ち着いて関脇貴闘力を左上手投げで下し、大関武蔵丸は朝乃翔を押し出し、平幕の魁皇は安芸乃島を右上手投げで破り、ともに10勝目を挙げた。横綱貴乃花は大至を引き落とし、新入幕の出島は水戸泉を寄り切り2敗を守ったが、大関貴ノ浪は琴錦に押し出されて3敗目を喫した。この日の結果、幕内は1敗の曙、武蔵丸、魁皇の3人を貴乃花と出島が2敗で追う展開となっている。《共同通信》

【小泉純一郎厚相】橋本総裁再選を支持

小泉純一郎厚相は19日、共同通信社とのインタビューに応じ、今秋の自民党総裁選について出馬が見込まれる橋本龍太郎首相を「支える」と明言、自らは出馬しない意向を表明した。

その上で小泉厚相は、18日に政府と与党3党による財政構造改革会議が決定した「財政構造改革5原則」について「平時の革命だ。郵政3事業民営化を含め、この改革をやらせる方向に持っていきたい」と述べ、あくまで橋本内閣の中で行財政改革に道筋をつけるため努力する姿勢を示した。

橋本首相について、厚相は「(郵政事業に関する自らの発言を)止めないところをみると、私の口を借りて自分が言えないことを言わせている」と評価。「一昨年に首相が変わったが、くるくる変わる政治状況の中で、少なくとも4年くらいはやってもらいたい」と述べた。

【橋本龍太郎首相】財政改革で決意

参院予算委員会は19日、1997年度予算案をめぐって集中審議を続行した。

橋本龍太郎首相は財政構造改革について「現在のまま放置して財政赤字の拡大を招けば、経済や国民生活が破たんすることは間違いない。改革をやり遂げないといけない」と述べ、新たに打ち出した「財政構造改革5原則」の重要性をあらためて強調した。

小泉純一郎厚相は医療保険制度改革案について「第一段階の改革だ」との認識を示した上で「一年以内に根本的な保険制度の改革に取り組みたい。審議会も設置することになっているが、最終的に決めるのは国会だ」と述べ、来年春までに抜本改革案を作成する考えを表明した。《共同通信》

【在ペルー日本大使公邸占拠事件】高村次官、キューバ訪問

ペルーの大使公邸人質事件の橋本龍太郎首相特使として関係国を訪問中の高村正彦外務政務次官は、19日午前(日本時間20日午前)、第二の訪問国キューバに到着し、直ちにハバナ市内の革命宮殿でカストロ国家評議会議長と会談した。同議長は公邸を占拠しているトゥパク・アマル革命運動(MRTA)武装グループの受け入れを表明。事件の平和的解決に向け日本、キューバ両国が緊密に連絡を取り合っていくことを確認した。

高村氏は「人道的配慮に基づき、ペルー政府、MRTA双方で合意が成立した小場合、MRTAメンバーを共受け入れてもらいたい」との首相親書を手渡し、武装グループ受け入れを正式に要請。カストロ議長は「受け入れる用意がある。私自身も事件の平和的解決を強く希望する」と表明した。高村氏はキューバ側の姿勢に感謝の意を示した。

同議長は「人道的立場から受け入れるのであり、キューバはテロの受け入れ国ではない。(事件解決には)MRTA、ペルー政府双方の信頼醸成が必要だ」と強調した。同行筋によると、武装グループの受け入れについてカストロ議長はペルー政府内と武装グループの合意成立が前提としたほかは、特に条件は示さなかった。《共同通信》



3月19日のできごと