平成2500日目

平成7年11月12日(日)

1995/11/12

【オウム真理教・麻原彰晃被告】10回目の逮捕

オウム真理教が旧ソ連型自動小銃や、LSDなどの幻覚剤、覚せい剤を密造していた事件で警視庁は12日、武器等製造法違反容疑と、麻薬取締法違反・覚せい剤取締法違反の容疑でそれぞれ教組の麻原彰晃被告(40)を再逮捕した。麻原被告の逮捕は通算10回目。

麻原被告はいずれの容疑についても「黙秘します」と話しているという。《共同通信》



【奈良県知事選挙】現職の柿本善也氏が再選

任期満了に伴う奈良県知事選挙は12日投票、即日開票の結果、無所属で現職の柿本善也氏(57)=自民、新進、社会、公明推薦=が組織力を生かして27万票以上を獲得、次点の作詞・作曲家中村泰士氏(56)に約18万票の大差をつけ、再選を果たした。

大きな争点がなかったため有権者の関心は低く、投票率は42.82%と、過去最低の前回(36.73%)に次ぐ低率となった。《共同通信》

【WBCジュニアフライ級タイトル戦】細野雄一選手、戴冠ならず

世界ボクシング評議会(WBC)ジュニアフライ級7位の細野雄一(角海老宝石)がチャンピオンのサマン・ソーチャトロン(タイ)に挑戦するタイトルマッチ12回戦は12日、タイのラッチャブリで行われ、細野は4回1分20秒、KOで敗れた。

細野は韓国で挑んだ1992年2月の世界ボクシング協会(WBA)ストロー級、93年7月のジュニアフライ級に続き、3度目の海外でのタイトル挑戦も世界の壁にはね返された。サマンは初防衛。

細野は4回、サマンの右フックを受けてロープに後退。追い打ちをかける王者のパンチを右目に受け、細野はしゃがみ込むようにダウンし、そのまま立ち上がれなかった。《共同通信》

【大相撲九州場所】初日

大相撲九州場所初日(12日・福岡国際センター)4連覇を目指す横綱貴乃花と大関貴ノ浪が敗れる波乱の幕開けとなった。貴乃花は新小結琴稲妻にいなしから左上手投げを連発されこらえ切れなかった。貴ノ浪は水戸泉のはたき込みに屈した。

横綱曙は回転のいい突っ張りで剣晃を突き出した。大関若乃花は栃乃和歌に、武蔵丸は土佐ノ海にそれぞれ快勝した。関脇魁皇は再小結貴闘力に小手投げで逆転勝ち。再関脇琴錦は寺尾を退けたが、武双山は琴の若の下手投げに完敗した。《共同通信》

【競馬・第20回エリザベス女王杯】サクラキャンドルV

競馬の第20回エリザベス女王杯(GI)は12日、京都競馬場2400メートル芝コースに四歳牝馬18頭が出走して争われ、十番人気の関東馬サクラキャンドルが2分27秒2で勝ち、賞金8900万円を獲得した。小島太騎手、境勝太郎調教師はこのレース初勝利。

逃げ馬不在もあってスローペースで進み、18頭一団の直線勝負に。そして先頭集団につけていたサクラキャンドルとブライトサンディーが抜け出して一騎打ちとなり、サクラキャンドルが3/4馬身差をつけて勝った。《共同通信》

【与党】「江藤進退」で対立

自民党の加藤紘一幹事長は12日午前のNHKの討論番組で「植民地時代、よいこともした」とする発言で、外交問題に発展した江藤隆美総務庁長官の進退について「ほかの国が辞めるよう示唆し、結果的に政府や党が本人に辞めるよう迫るのは正しい形ではない」と韓国政府の辞任要求に反発。さらに「党として江藤氏に辞任を求める考えは今後もない。少し冷却期間を置いて考えるしかない」と述べ、社会党の久保亘書記長ら与党内の辞任論を受け入れないことを明確にした。

これに対し、久保氏や新党さきがけの鳩山由紀夫代表幹事は「当事者が進退を一含む自らの責任を明確にすることが、事態解決の道だ」り「日韓関係が最悪と言っていいほどの状況になっていることを、よくわきまえなければならない」と述べ、自発的な辞任を求めた。与党内の江藤問題に対する食い違いが鮮明になり、村山富市首相は難しい対応を迫一られそうだ。

一方、新進党の市川雄一幹事長代理は12日午前、フジテレビの報道番組で「連立政権維持が優先され、江藤長官自身は発言がまずかったと撤回しながら、村山首相は何の措置も取らない。大体、閣僚が外交問題に発展するような発言をした場合は、撤回して辞任する」と述べ、辞任を要求した。

ただ新進党の西岡武夫幹事長代理はNHK番組で「最後に辞めなければいけないとなると、日本の閣僚の人事権はどこが持っているかとなる」と述べた。共産党の志位和夫書記局長は同番組で「歴史を捏造する暴言で、きちんと罷免の措置を取るべきだ」と江藤長官の更迭を求めた。《共同通信》



11月12日のできごと