平成2410日目

平成7年8月14日(月)

1995/08/14

【郵政省】携帯電話に「080」「090」を追加

郵政省は14日、急速な普及によって番号が足りなくなりつつある携帯・自動車電話の識別番号に、新たに「080」と「090」を加えると発表した。遅くとも来年4月から実施する方針。

携帯・自動車電話の加入台数は500万台を突破しているが、現行の「030」と「040」に加え2つの番号を導入すれば全体で1600万台まで対応できるようになるという。《共同通信》



【第77回全国高校野球選手権大会】第8日

第77回全国高校野球選手権大会第8日は14日、甲子園球場で2回戦4試合を行い、星稜(石川)敦賀気比(福井)柳川(福岡)関西(岡山)が勝ち進んだ。

四、五回に犠飛で各1点を挙げて優位に立った敦賀気比は、六回に3安打と失策などで2点を追加。エース内藤が山梨学院大付(山梨)の反撃を下回の1点に抑え、4−1で逃げ切った。柳川は一回に富永の適時打で先制、三、四回にも犠打を絡めて加点。右腕花田は七回無死一、三塁のピンチを三重殺で切り抜け享栄(愛知)に得点を許さず、4−0で完封勝ちした。関西は高森の大会第7号本塁打などで大量点を奪う一方、左腕の吉年が初出場の宮島工(広島)を2安打に封じ、11−0で大勝した。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・村山富市首相は14日午後、栃木県・那須高原での3泊4日の短い静養を終え、帰京した。この間、訪問客はできるだけ断り、近くの観光牧場と周辺の散策に一時間余り外出したほかは、一人で温泉につかったり、読書をして過ごした。静養中の口ぐせは「気分的にまだいろいろある。心の整理をしたり…。蓄電期間じゃ」。宿を出る際、記者団に静養の成果を聞かれると、「たっぷり休めたよ」と笑顔を見せたが、首相にとっては社会党臨時党大会や自民党総裁選など政局の火種を抱え、沈思「黙考の休日となったようだ。

○・・・新進党の小沢一郎幹事長は、この日も都内の自宅で夏休みの真っ最中。7月の参院選後は、党の役員会などへの出席を取りやめ、約一週間「人間ドック」に入るなど、健康チェックと疲労回復に専念した。それでも党幹部と有力支持団体・創価学会の秋谷栄之助会長らとの8日の会合には病院から駆け付け、11日の党事務局、秘書会の「参院選打ち上げ」にも顔を見せて事務局員らの労をねぎらうなど夏休み中も身内の“選挙対策”は欠かさない。この夏の外国訪問も取りやめ、「秋には国内をあちこち回るつもり」と周辺に漏らす小沢氏の照準は次期総選挙にピタリ。《共同通信》

【目黒公証役場事務長拉致事件】麻原被告ら7人逮捕

東京都品川区の目黒公証役場事務長Kさん=当時(68)=拉致事件で、警視庁の合同捜査本部は14日、Kさんを拉致し自白剤を投与して死亡させたとして、監禁致死容疑でオウム真理教教祖の麻原彰晃被告(40)をほじめ教団幹部ら計6人を再逮捕、新たに1人を逮捕した。

また同容疑で、逃走中の「諜報省」所属H容疑者(30)ら3人を近く指名手配、松本サリン事件で逮捕、拘置中の「自治省」幹部中村昇容疑者(28)を再逮捕する方針。

捜査本部は、不動産の寄進をめぐるトラブルから脱会を図ったKさんの妹の居場所を聞き出すため、麻原被告の指示でKさんを拉致したとみている。一連のオウム捜査の突破口となった同事件は発生から約5カ月半で解決に向かった。

逮捕されたのは麻原被告のほか事実上の「課報省大臣」井上嘉浩(25)、事実上の「法皇内庁長官」中川智正(32)、「治療省大臣」林郁夫(48)、「東信徒庁長官」A子(34)、「諜報省」所属B(33)の各被告と「東信徒庁」所属C容疑者(28)の計7人。

同事件では、拉致に使われたワゴン車を運転した教団「東信徒庁」幹部M被告(29)が既に逮捕監禁罪で起訴されている。

調べによると、麻原被告らはKさん拉致を共謀。2月28日午後4時半ごろ、中村被告らがKさんをワゴン車に乗せ、車内で自白剤「チオペンタール」を注射し、意識不明にさせて山梨県上九一色村の「第2サティアン」に拉致した。

同日夜、中川被告の指示で林郁夫被告がKさんにさらにチオペンタールを投与。翌日午前11時ごろ、呼吸器、気管支閉そくで死亡したKさんを中川被告が確認し、中川、井上被告らが遺体を地下1階のマイクロ波を使った焼却装置で焼き、灰を山梨県の本栖湖に捨てた疑い。《共同通信》

8月14日のできごと