平成2138日目

平成6年11月15日(火)

1994/11/15

【セレッソ大阪、柏レイソル】Jリーグ昇格が決定

サッカーのJリーグは15日の臨時理事会で、ジャパンフットボールリーグ(JFL)のセレッソ大阪と柏レイソルのJリーグ昇格、および藤枝ブルックスと川崎製鉄の準加盟をいずれも満場一致で正式決定した。

今季のJFLで、準会員のC大阪は1位、柏は2位で、自動昇格の条件だった2位以内を確保した。これで来季のJリーグは14チームに増え、3月18日に開幕。今季と同様、サントリー、ニコスの2シリーズの優勝チームによるチャンピオンシップが争われる。

準加盟の2チームは、来季から藤枝が福岡ブルックス、川鉄がヴィッセル神戸とチーム名を変更。PJMフューチャーズ(来季から鳥栖フューチャーズ)、京都サンガとの準会員4チームで1996年度のJリーグ昇格を争うことになる。《共同通信》



【大相撲九州場所】10日目

大相撲九州場所10日目(15日・福岡国際センター)大関貴乃花は小錦を寄り切り、10戦全勝、先場所からの連勝を25に伸ばした。横綱曙は大関武蔵丸に押し出されて3敗目。武蔵丸は8勝目で勝ち越しを決めた。大関貴ノ浪は浜ノ島を引き落として8勝目を挙げたが、大関若乃花は物言いのつくきわどい相撲で琴稲妻に先場所に続く黒星を喫して3敗目。関脇武双山は旭道山を下して5連敗のあと5連勝。この結果、幕内は全勝の貴乃花を追う2敗が貴ノ浪、武蔵丸の2人になった。新十両の土佐ノ海は勝ち越しを決定し、優勝争いのトップを守った。《共同通信》

【巨人・篠塚和典内野手】現役引退を表明

巨人の篠塚和典内野手(37)の現役引退が15日までに決まった。23日に東京ドームで行われるファン感謝デーで正式に引退を表明する。コーチ就任も含め今後については未定。球界屈指の巧打者も腰痛に悩み、平成2年からは出場が100試合以下。9月2日の阪神戦(甲子園)が最後の公式戦出場となった。

篠塚は銚子商高時代に甲子園大会で活躍、昭和51年に巨人入り。55年からレギュラー二塁手となり、59年と62年に首位打者を獲得した。

篠塚和典内野手 もう少しやる自信はあるけど日本一になれたし、チームは若手に切り替える時期なので、1カ月考えて気持ちを固めた。今後については長嶋監督と相談します。《共同通信》

【プロ野球・西武】工藤公康投手、石毛宏典内野手の退団決定

西武の石毛宏典内野手(38)と工藤公康投手(31)の退団が15日、決まった。2人はこの日、所沢市の球団事務所で小野球団代表と話し合ったが、ともに移籍の意思は固く、球団は慰留を断念した。2人とも移籍先については触れていない。

石毛は西武の監督就任要請を受けたが現役続行の意思が強く、要請を固辞してフリーエージェント(FA)宣言していた。14年間、西武でプレーしたが、球団に対する不信感などが移籍に踏み切った理由とみられる。

西武で13年間プレーした工藤は練習環境の充実を訴えてきたが、石毛同様に球団に対する不信感からFA宣言した。

2人と交渉にあたった小野代表は「誠意を持って話し合ったが、いずれも本人の意思が固かった」と語った。《共同通信》

【APEC首脳会議】閉幕

18か国・地域が参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)の第2回非公式首脳会議は15日夕、域内の貿易・投資の自由化達成期限を先進工業国は2010年、発展途上国は2020年と明記した首脳の政治的決意を示す「APEC経済首脳の決意宣言(ポゴール宣言)を採択し、閉幕した。

議長を務めたスハルト・インドネシア大統領が宣言とともに、来年、大阪で第3回非公式首脳会議を開くことも了承されたと発表した。各国・地域は直ちに具体的な自由化作業に着手することを確認した。ただ、マレーシアは自由化に対する独自の立場を表明する文書を発表した。《共同通信》

【村山富市首相】APECを終え会見

村山首相は15日午後8時すぎから、アジア太平洋経済協力会議(APEC)閉幕に当たってジャカルタ国際会議場内で内外記者会見した。首相は来年大阪で開かれる第3回非公式首脳会議の議長国として「自由化すべき分野、範囲、対応など行動の指針を策定する」と述べ、貿易・投資の自由化達成期限を示した「ボゴール宣言」の具体化に向けた行動指針づくりに取り組む考えを明らかにした。《共同通信》

【新民主連合】事務所開き

社会党中間・右派の政策集団、「新民主連合」(会長・山花貞夫前委員長)は15日夕、国会近くの「永田町TBRビル」で正式に事務所開きをした。島崎譲元副委員長らメンバーに加え、日本新党とだもとを分かった民主新党クラブの海江田万里氏、無所属の楢崎弥之助氏ら計約30人の衆参両院議員が出席、来年1月の通常国会召集前の「民主主義・リベラル新党」結成を目指し活動を本格化させた。

山花氏はあいさつで「新しい政界再編の時代に国民の前に掲げる旗は、従来の色や保守の色に染まった旗ではいけない。民主主義、リベラル政治の新しい旗をつくっていく」と決意表明。自身の去就については「党を割る、割らないの問題でなく、皆で新しい政治勢力をつくっていきたい」と明言を避けた。

海江田氏は「仲間の一員として一緒に頑張っていく」と緊密な連携を強調。もっと大きな勇気を奮い、目に見える形で第三極をつくってもらいたい。決意を現実の形に」と述べ、山花氏らの離党による新党結成に期待を表明した。労働界からも「行動と決断あるのみ」(今井正弘電機連合政治局長)と、新民連の決起を促す発言があった。

新民連は26日に横路北海道知事、海江田民や新党さきがけ、民主改革連合のとともにシンボジウムを開き、新党の理念・政策を示す予定。《共同通信》

【政界談話室】

○…自民党の森幹事長は15日の記者会見で、同党の国会議員夫人と地元秘書を集めた研修会を24、25両日に開催すると発表し「考えている以上に選挙区を守る夫人は大変だ。お酒一本持って行っても失格する」と改正された公選法の厳しさを強調。「日本の社会的付き合いから言うと一大革命だ。選静ではいかなる酒食も駄目だ。社会上の付き合いが苦しいと言う人は選挙に出ない方がいい」と、かつての“美風”、を懐かしむような感想も漏らした。森氏はまた、夫人の研修について「戸籍上の奥様に来てもらう」と注釈を付けたが、これはいささか脱線発言?

○…この日、国会内で開かれた新・新党準備会実行委員会の冒頭、改革の会の鳩山代表幹事が紅葉の話題を持ち出し「昨年の芽が伸びて(古い)葉に水分が行かなくなる」と原理を解説してみせた。これを受けた市川公明党書記長は「世代交代ということだな」と、新・新党の意義をアピール。小沢新生党代表幹事も、この日の会議で配られた書類を指しながら「報告書にも(世代交代が)出ているな」と応じた。ただ、野田高志会代表は「温度差がある。水分が行かなくなると…」。紅葉談義にかこつけて、新・新党内にも温度差があると言わんばかり。《共同通信》



11月15日のできごと