平成1656日目

平成5年7月21日(水)

1993/07/21

【大相撲・若ノ花関】大関昇進

次は兄弟で横綱先陣争い。日本相撲協会は21日午前9時から、名古屋市の愛知県体育館で秋場所(9月12日初日・両国国技館)番付編成会議を開き、名古屋場所で13勝を挙げた若ノ花(22)=二子山部屋、東京都出身=の大関昇進を決め、並行して行った理事会でもこれを承認、弟の貴ノ花とともに史上初の兄弟同時大関の快挙が達成された。

同協会は春日野理事(元横綱栃ノ海)と間垣審判委員(元横綱二代目若乃花)を使者として愛知県蟹江町の二子山部屋宿舎に派遣、大関昇進を伝達した。紋付き羽織はかまの正装で使者を迎えた若ノ花は「一意専心の気持ちを忘れず相撲道に精進いたします」と答え「大関若ノ花」が誕生した。

兄弟が大関になったのは伯父の横綱初代若乃花(前二子山理事長、現花田勝治相談役)と父の大関貴ノ花(現二子山親方)に続いて2組目。大関誕生は今年初場所後の貴ノ花に次いで3場所ぶりで、平成に入って4人目、昭和以降では67人目である。秋場所の番付では横綱に曙、大関に貴ノ花、若ノ花、小錦の3人が名を連ねる。

昭和63年春場所の初土俵から所要33場所の昇進は、年6場所制になってから曙(26場所)、貴ノ花、小錦(ともに30場所)に続く速さ。大関昇進までの関脇在位2場所は大鵬、北の湖(ともに現親方)、千代の富士(現九重親方)らと並ぶ最短記録(年6場所制以降)だ。

22歳6カ月の昇進は、昭和以降では8位の若年レコード。大関昇進時の体重が110キロ台(117キロ)なのは千代の富士(116キロ)=のち横綱=以来である。

曙、貴ノ花と同期の若ノ花はここ数場所、おっつけを利かせながら出るうまい取り口が光った。昇進の目安となる直前3場所の通算勝ち星も37勝と最近では北天佑(現二十山親方)と並ぶ高い勝率をマークした。《共同通信》



【野球・桑原将志さん】誕生日

【サザンオールスターズ】シングル「エロティカ・セブン」発売

【プロ野球オールスターゲーム第2戦】全セ10−8全パ

プロ野球のサンヨー・オールスターゲーム最終戦(第2戦)、全パシフィック—全セントラルは21
日、グリーンスタジアム神戸で行われ、全セが10−8で打ち勝ち、対戦成績を1勝1敗とした。通算では全パの64勝47敗5分け。

試合は前日の第1戦同様、点の取り合いとなった。全セは5−6で迎えた七回、野村(広島)の2点二塁打などで一挙に5点を奪い再逆転に成功。その後、点差を詰められながら、佐々木(横浜)大野(広島)とつないで逃げ切った。全パは五回、ブライアント(近鉄)の2点本塁打で一度は逆転。七回にも清原(西武)が2点本塁打を放つなど追いすがったが、最後は及ばなかった。最優秀選手(MVP)には、本塁打を含む4安打を放った初出場のオマリー(阪神)が選ばれた。《共同通信》

【自民党・三塚政調会長】河本氏と会談

自民党の三塚政調会長は21日午後、河本派の河本会長を都内の事務所に訪ね、宮沢首相退陣後の新体制づくりをめぐって約45分間会談した。この中で三塚氏は、後継総裁選びの手順について①「結束・前進の会」を22日の両院議員総会で事実上の党総裁直属機関と位置付け、河本氏を座長に選ぶ②同会で総裁候補の一本化を図った上で、両院議員総会で正式決定する―との「話し合い」決着の方針を説明した。また河本、三塚両氏は、後継総裁選びは急ぐ必要があるとの認識で一致した。

三塚氏は、総裁候補一本化に向けた手順について、同会に選考小委員会を設けるなどの案を示した。さらに河本氏が、党内若手が話し合い方式に反対した場合の対応をただしたのに対し、三塚氏は「そこまでいけば、両院議員総会での投票という方法もある」と、投票による決着もあり得るとの考えを示した。

自民党は、「結束・前進の会」を23日に開き、同会の運営や総裁選出の手順、方式を決定する方針だ。《共同通信》

【民社党】自民党に下野要求

民社党は21日午後、党本部で総選挙後初めての中執委を開いた。冒頭あいさつした大内委員長は「自民党が過半数を失った以上、国民からの不信任と受け止め、潔く下野すべきだ」と主張した。その上で大内氏は「自民、共産両党を除いた各党が結束し、新たな連立政権を形成することが必要だ。一路非自民の連立樹立に向かって最善の努力を傾注したい」と述べ、自民との連立の可能性を否定した。中執委としては大内委員長の発言を党の方針として確認した。《共同通信》

【政界談話室】

○…宮沢首相は21日、官邸で宮沢派の田沢会長代行、池田事務総長らと後継総裁の選出方法などについて意見交換。会談後、記者団から結論を聞かれても「(両院議員総会が開かれる)明日、みんなで議論するんでしょ」とそっけない返事。さらに記者団が「首相としては(投票と話し合いの)どちらか」と突っ込んでも「私がものを言っちゃいけないわなあ」。党内にはオープンな投票による選出を求める声が強まっているが、去っていく自分がものを言えば新たな分裂の火種となりかねないだけに、「慎重居士」を決め込んだ?

○…この日、テレビ番組で「やれとなれば命を懸けてもやる」と後継総裁に意欲を示した渡辺前外相は派閥総会後、女性リポーターの質問攻めにあった。改めて意欲を問われた渡辺氏は「そりゃ国会議員ならだれでも推されれば出るよ」。推される可能性については「さあどうだか」といなし、宮沢首相が正式に退陣表明する両院議員総会に関しては「明日は明日の風が吹くさ」と軽口のオンパレード。「派閥総会では時期来れりと言っているが」との質問には「派閥はそのために集まっているんだ」と語気を強め、総裁への意欲たっぷり。《共同通信》



7月21日のできごと