平成1391日目

平成4年10月29日(木)

1992/10/29

【プロ野球・日本ハム】新監督に大沢啓二氏

日本ハム球団は29日、東京・六本木の球団事務所で役員会を開き、辞任した土橋正幸前監督の後任に大沢啓二球団常務(60)の就任を決めた。大沢氏は1984年以来、9シーズンぶりの監督復帰となる。

大沢新監督はこの後、東京・赤坂のホテルで大社オーナー、持田球団社長とともに会見。「背広(フロント)で優勝を目指したが果たせなかった。一肌脱いで、もう一度チームを立て直したい。選手に勝利への執念を植え付け、負けても味のある試合を見せるチームをつくる」と抱負を語った。《共同通信》



【トヨタ・マークⅡ/クレスタ/チェイサー】フルモデルチェンジ

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【最高裁】原発安全審査は妥当

愛媛県伊方町の四国電力伊方原発一号炉(56万6000キロワット)と、福島県富岡・楢葉町の東京電力福島第二原発一号炉(110万キロワット)の周辺住民が国を相手取り、原子炉等規制法に基づく原子炉設置許可処分の取り消しを求めた「伊方原発訴訟」と「福島第二原発訴訟」の上告審判決が29日、最高裁第一小法廷であった。

実質審理に入った原発訴訟で初の最高裁判決となったが、同小法廷は両原発の設置許可に先立つ安全審査に不合理な点はなかったとして、両訴訟について住民側敗訴の一、二審判決を支持し、上告を棄却した。

判決は、設置許可にはきわめて高度で最新の科学的、技術的、総合的な判断が必要で、行政側の合理的な判断にゆだねられるとして司法審査の対象を限定しており、全国で争われている他の原発訴訟にも影響を及ぼしそうだ。《読売新聞》

【自民党竹下派】新体制「見切り発車」

自民党竹下派の新会長に就任した小渕前幹事長は29日夕、派閥の新体制人事を固めた。新体制は副会長に小渕系幹部の橋本龍太郎元蔵相、中間派の内海英男元建設相、参院竹下派会長の坂野重信元自治相の3氏を決定。派閥運営のかなめとなる事務総長は、橋本氏が兼務する。

小渕会長は「党内融和」を目指すため、新体制の副会長の一人に小沢元幹事長支持グループからの起用を呼び掛けたが、小沢系は「小渕会長は無効」との立場からこれを拒否。結局、小渕派、中間派による執行部体制で見切り発車することになった。《共同通信》

【ポル・ポト派】仲裁案を拒否

武装解除拒否を続けるポル・ポト派説得のため日本とタイが続けている同派説得工作で、日本、タイ外務省首脳とポル・ポト派のキュー・サムファン議長らとの会談が29日プノンペンで開催された。会談後、ポル・ポト派事務所は「日・タイ両国の提案はパリ和平協定の目的を達成する助けになるものではない」との声明を出し、日・タイ案を拒否した。日・タイ両国もポル・ポト派が従来の主張を繰り返し、会談では何ら進展がなかったとしており、8月以来の両国による説得工作は不調に終わった。

日・タイのポル・ポト派説得工作の失敗を受けて、カンボジア和平問題の焦点はパリ和平会議共同議長国(インドネシア、仏)による来月15日を期限とした新たな措置の実施へと移る。

会談後、記者会見した池田維・外務省アジア局長は、2時間にわたった会談の内容について「これまで彼ら(ポル・ポト派)が主張してきた点をより突っ込んで協議した」とした上で、ポル・ポト派側の譲歩を全く得られなかったことを認め、「本日の会見で三者協議は一応、形としては終わる」と語った。今後は、タイ政府と共同で通算四回にわたった会談の経過を報告にまとめ、今月31日までに国連などに提出する。《読売新聞》



12月31日のできごと