平成1223日目

平成4年5月14日(木)

1992/05/14

【日朝交渉】慰安婦補償を協議

日本と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)との第7回国交正常化交渉二日目の会談が14日、北京市内の北朝鮮大使館で行われ、日本の植民地支配に伴う被害補償や、北朝鮮の核開発疑惑などについて討議した。

北朝鮮の李三魯首席代表が、北朝鮮に生存する元従軍慰安婦の証言を明らかにし、補償を含む日本の誠意ある対応を求めたのに対し、日本の中平首席代表は「財産・請求権の枠内での補償要求の議論に応じる用意がある」と述べ、被害補償全体の中で、従軍慰安婦の問題も協議していく考えを初めて表明した。

核開発について中平首席代表は、朝鮮半島の非核化共同宣言に言及し、疑惑解消のためにも南北相互核査察の早期実施に強い期待感を示した。

交渉は日本人妻里帰り問題が残ったため、予定を一日延長して15日も続行することになった。《共同通信》



【三菱・ギャラン】フルモデルチェンジ

1992 平成4年5月14日【三菱・ギャラン】フルモデルチェンジ
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三菱自動車工業は、4ドア乗用車「ギャラン」「エテルナ」をフルモデルチェンジし、14日発売した。新開発の6気筒1.8リットル、2リットルエンジンを搭載、走行性能を飛躍的に高めたほか、小型車枠にとらわれず幅を35ミリ拡大するなどして居住性を向上。また世界初のファジー制御システムをはじめ最新装備を満載したという。2リットルDOHCエンジン搭載の「ギャラン」MXの4速AT車で234万8000円(東京、名古屋、大阪地区)。237万3000円(福岡地区)。《読売新聞》

【大相撲夏場所5日目】小錦、安芸乃島そろって苦杯

大相撲夏場所5日目(14日・両国国技館)勝ちっぱなしの小錦、安芸ノ島、時津洋にそろって土がつき、1敗で六人が並ぶ混戦模様になってきた。

小錦は久島海の逆転の小手投げに不覚をとり、安芸ノ島は鬼雷砲の注文相撲にはまった。曙、琴錦は力強い相撲で1敗を守った。平幕の1敗は北勝鬨と時津洋。《読売新聞》

【宮沢喜一首相】米・クエール副大統領と会談

宮沢喜一
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宮沢首相は14日午前、沖縄返還20周年記念式典出席のため来日中のクエール米副大統領と東京・元赤坂の迎賓館で約1時間40分会談した。

この中で「東京宣言」に基づく日米グローバルパートナーシップの強化で合意、新多角的貿易交渉(ウルグアイ・ラウンド)の早期解決が重要だとの認識で一致した。《共同通信》

【宮沢喜一首相】公明党・石田委員長と会談

宮沢首相は14日、首相官邸で、カンボジア訪問から帰国した公明党の石田委員長と会談し、カンボジア支援に対する日本政府の姿勢を示すために、渡辺美智雄外相を今国会中に同国に派遣することが必要との考えを示し、外相と検討する意向を表明した。

石田氏が「日本からいろんな調査団や視察団が来ても、帰国後、何の反応もないため、カンボジアはイラ立ちを隠せない」と実情を説明したうえで、「どこかの時点で、わが国の姿勢を示すことが必要だ」と指摘したのに答えたもの。

会談では、石田氏がカンボジアへのわが国の支援に関する提言を提出し、カンボジア暫定行政機構(UNTAC)への財政支援の拡大の必要性を強調、首相は「各国の義務的拠出は、国連がまず各国に拠出してもらうよう努力すべきだが、最終的に厳しいとなれば、日本としても腹を固めなくてはならない」と述べた。《読売新聞》

【社会党】PKO最終判断へ

社会党の田辺委員長は14日午前、党本部で開いた三役会議、中執委で、国連平和維持活動(PKO)協力法案への対応について「重要な時期をにらんで(最終的な判断について)相談するケースがあるかもしれない」と述べ、法案審議が大詰めとなる20日過ぎにも三役会議を中心に意思決定を行う方針を示し、了承された。

田辺氏は「政治判断は非常に難しいが、すべてが終わってからでは遅い。参院選勝利や(連合型選挙の)選挙協力を念頭に置きつつ、平和勢力として重要な一翼を担ってきた立場を踏まえていく」と述べ、現時点では民社党、連合などを配慮した柔軟方針と、自衛隊海外派遣反対の方針の両にらみでいく構えを示した。《共同通信》




5月14日のできごと