平成1213日目

1992/05/04

この日のできごと(何の日)

【胡桃沢耕史さん】刺される

4日午前11時50分ごろ、神奈川県鎌倉市、作家胡桃沢耕史さん(67)方から「ファンと称する女性に胡桃沢さんが刺された」と110番通報があった。

鎌倉署員が駆け付けたところ、1階の応接間で胡桃沢さんが右胸を刺されて倒れており、家族が取り押さえていた中年女性を殺人未遂の現行犯で逮捕した。

胡桃沢さんは近くの大船中央病院に収容されたが全治3週間のけが。

女性は50歳くらいで名前も名乗っているが「胡桃沢さんを殺すためにロシア大使館から来た」などと意味不明のことを話しており、同署で動機や身元の確認などを急いでいる。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【米米CLUB】シングル「君がいるだけで/愛してる」発売

【社会党・伊藤茂副委員長】自社大連合を批判

社会党の伊藤茂副委員長が、10日発売予定の月刊誌「中央公論」6月号に掲載される論文で、金丸自民党副総裁が提唱している「自社大連合」を批判し、「激しい政策論争を通じて二大政治勢力を作るべきだ」との独自の政権交代論を展開していることが4日、明らかになった。

社会党は参院選後にも予想される政界再編の動きもにらみ、田辺委員長が公明、民社両党などと連携した「少数与党選挙管理内閣構想」を提唱、党内に「政権交代準備委員会」を発足させて基本政策の検討などを進めている。伊藤氏の論文はこれに直接言及したものではないが連立政権や政界再編に先立って安保・自衛隊など基本政策に関する徹底した論議を党内外に呼びかけており、今後の政界再編論議に一石を投じるものといえる。《読売新聞》

【渡辺美智雄外相】ロシア・エリツィン大統領と会談

ロシア訪問中の渡辺美智雄外相は4日午後5時から約1時間、クレムリンでエリツィン大統領と初めて会談した。大統領は北方領土問題の解決は次世代にゆだねるとした自らの「五段階」論の期間を短縮する必要があると強調、「訪日を充実したものにしたい」と述べ、領土問題解決に前向きの姿勢を示した。その一方で、大統領はロシア国内の厳しい情勢を指摘しながら、領土問題の解決には国内の安定が必要との見方も示した。また、9月中旬に予定されていた大統領来日については9月13日に来日、同14、15の両日、宮澤首相らと会談することで合意した。

さらに大統領は、北方4島に駐屯している師団規模の旧ソ連軍を国境警備隊を除き近く撤退させる方針を明らかにした。《読売新聞》

【宮澤喜一首相】PKO法案成立に意欲

宮澤首相は4日午前、静養先の長野県軽井沢町で、5日で内閣発足から半年になるのに当たっての談話を発表し、「(公共事業など)予算の前倒し執行などにより、景気回復を図る」と景気対策に積極的に取り組む方針を強調。また、今国会で国連平和維持活動(PKO)協力法案の成立と、政治改革の緊急課題実現をめざす決意を表明した。《読売新聞》

【米・ロサンゼルス市】「夜間外出禁止令」解除

ロサンゼルス市のトム・ブラッドレー市長は4日朝(日本時間5日未明)、先月29日の暴動発生以来続いていた夜間外出禁止令を同日解除したと発表した。

ロサンゼルス市内では暴動が沈静化しているものの、3日夜にも警備の州兵が襲ってきた男を射殺、また警戒中の警官2人が男に撃たれるなどの事件が続いている。《読売新聞》



5月4日 その日のできごと(何の日)