平成1207日目

平成4年4月28日(火)

1992/04/28

【若田光一さん】新宇宙飛行士に

宇宙開発事業団は28日、毛利衛さんらに続く日本人宇宙飛行士第二期生として、日本航空勤務、若田光一さん(28)(東京都品川区在住)を選んだ。米国、欧州、日本、カナダが共同で建設する国際宇宙ステーションの組み立て準備作業などを担当する予定で、早ければ1997年ごろ打ち上げのスペースシャトルに搭乗する。

一期生3人はペイロード・スペシャリストと呼ばれる宇宙実験専門の科学者だが、若田さんはミッション・スペシャリスト(MS=搭乗運用技術者)。これまで米国人にしか認められていない船外活動やロボットアームの操縦など、シャトルの運用そのものに責任を持つ重要な職種で、わが国初の“本格的”宇宙飛行士ともいえる。

若田さんは、米航空宇宙局(NASA)で8月から始まる訓練コースを受講。一年間の基礎訓練終了後、MS合格の認定を受けると、本格訓練に参加できる。

若田さんは、昭和62年、九州大学工学部航空工学科卒。平成元年、日本航空に入社。3年7月から同社技術部システム技術室機体技術グループ勤務となり、機体構造技術を担当している。身長169センチ、体重60.2キロ。独身。《読売新聞》



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【宮沢喜一首相】訪欧

宮沢首相は28日夕、フランス、ドイツ訪問のため羽田発の日航特別機で出発した。28日深夜パリに到着し、まず29日昼、フランスのベレゴボワ首相と貿易など二国間問題を中心に会談。次いでエリゼ宮で昼食を挟みながらミッテラン大統領と首脳会談を行う。30日午前、ボンに入りコール首相と会談、5月2日に帰国する。《共同通信》

【アフガニスタン】内戦、14年ぶりに終止符

パキスタンから陸路でアフガニスタン入りしたムジャディディ議長らゲリラ組織各派から成る「50人評議会」代表団は28日、首都カブールに到着、外務省で行われた式典で、前アフガン政府から正式に政権の移譲を受けた。これによって、1978年4月27日の軍事クーデターで共産政権が樹立されて以来まる14年ぶりに、200万人の犠牲者と500万人の難民を出したアフガニスタンの内戦はひとまず終止符を打ち、ゲリラ勢力を主体とした本格政権の構築という新たな段階に入った。

先のペシャワル合意では、2か月後に指導評議会、半年後に暫定政府を樹立、1年以内に総選挙を実施することになっている。しかし、今後、政府軍の再編、難民の帰還、首都対決にまで発展した強硬派ゲリラとの関係など、直面する課題は多い。

政権移譲の式典でムジャディディ議長は、ムジャヒディン(イスラム戦士=反政府ゲリラ)の指導者たちや、外国の外交官を前に、ナジブラ前大統領を除く旧政権メンバーの恩赦を発表した。一方、旧政権側のハリキャル元首相は「我々これまでの政府関係者にはどんな協力も惜しまない」と、全面的に支持する姿勢を示した。《読売新聞》



4月28日のできごと