平成1169日目

平成4年3月21日(土)

1992/03/21

【宮澤喜一首相】要人警護強化を指示

宮澤喜一
https://www.kantei.go.jp/

塩川国家公安委員長、鈴木警察庁長官は21日午前、国会内で宮沢首相と会い、20日の栃木県足利市での金丸自民党副総裁銃撃事件について報告した。塩川国家公安委員長らは「周辺警備をきっちりやっていかなければならない」と述べ、今後要人警備態勢を強化する方針を示した。

これに対し首相は「非常に厳しい態勢をとって今後こうした不祥事が起きないようやってほしい」と要人警護態勢に万全を期すよう改めて指示した。《共同通信》



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【三塚博元外相】カンボジアのフン・セン首相と会談

来日中のカンボジア・プノンペン政権のフン・セン首相は21日、自民党の三塚博・元外相(三塚派会長)と都内の同派事務所で約30分間会談した。

フン・セン首相は、ポル・ポト派がタイとの国境付近を根拠地に反撃の機会をうかがっており、それを抑えるためにも国連カンボジア暫定行政機構(UNTAC)の平和維持隊(PKF)のすみやかな展開が必要だと指摘。そのうえで「日本が国連平和維持活動(PK0)協力法案を成立させ、自衛隊を派遣してくれることが平和解決にとって重要だ」と述べ、日本の協力を要請した。

これに対し、三塚氏は、PKO法案の今国会成立に全力を挙げることを強調するとともに、それが難しい場合は、政府の文民や民間人、警察官を派遣するなどの方法で協力していく考えを示した。《読売新聞》

【大相撲春場所14日目】4強で賜杯の陣

大相撲春場所14日目(21日・大阪府立体育会館)小錦・霧島の両大関、小結栃乃和歌、平幕の安芸ノ島の4力士がそろって2敗を堅持し、優勝争いは千秋楽に持ち込まれた。14日目が終わって4人が相星で首位に並ぶのは昭和44年名古屋場所で、大鵬、清国、琴桜、藤ノ川が優勝を争って以来23年ぶり。

小錦は曙の突き、押しをしのぎ寄りで快勝、霧島は貴花田を右上手投げでねじ伏せた。栃乃和歌は鬼雷砲を、安芸ノ島は舞の海を、それぞれ寄り倒した。

11日目から再出場した小結若花田は14日目から再び休場した。《共同通信》

23年ぶりの大混戦である。千秋楽に優勝を争う四人のうち、場所前に優勝候補に上がっていたのは小錦一人だけ。今場所も“荒れる大阪”は生きていた。白星を重ね、支度部屋に引き揚げてきた四人は、さまざまな表情を見せた。

安芸ノ島は、「きょうは相撲が硬かった」と反省したが、「あすの相手(琴錦)は対戦成績が悪いので、かえって思い切り行ける」と、くせ者を下して気持ちが吹っ切れたよう。霧島も連敗スタートから盛り返したという気楽さからか、「プレッシャーは余りない」と、平常心を強調した。

これに対し、残る二人には緊張感が見られた。栃乃和歌は「硬くなった」と打ち明け、笑顔も引きつり気味。小錦も2月に結婚した寿美歌夫人には「泣いた顔は見せられない。優勝したら呼ぶ」と、弱気になっていた。

四人の千秋楽の取組から見ると、優勝決定戦は確実でともえ戦の可能性も十分。みんなウイークポイントを抱えている。小錦は、過去の決定戦で二度とも敗れており、今場所の栃乃和歌、安芸ノ島にはいずれも負けている。32歳の霧霧は連戦に耐えられるかどうか。下の二人は、優勝はもちろん、決定戦も初めてだ。過去、45回の優勝決定戦で、平幕力士の優勝が一度もない、というデータもある。

大関が意地を見せるのか、それとも初優勝か―。

高校教師から27歳で大相撲に入門、話題を呼んだ元アマ横綱で幕下付け出しの成松(立浪部屋)が21日、6勝1敗の好成績で初めての場所を終えた。

この日、幕下三番目の取組で土俵に上がった成松には、場内から「なりまつー」のかけ声とともに、ひときわ大きな拍手が送られた。相手の目の前で手をたたく「ねこだまし」で機先を制し、一気に森山(井筒部屋)を押し倒しで破り6勝目。優勝こそ逃したものの堂々たるデビューで、右手のこぶしをグイと握ってガッツポーズ。喜びを表した。

支度部屋に戻ると、取り囲んだ報道陣に「勘弁して下さい。(インタビューを受けるような)顔じゃないですから」と、さかんにけんそん。「疲れました。とにかく体調を整えるのに精一杯で……」と、プロとしての初土俵を振り返ったが、やはり一つ取りこぼしたのが心残りの様子で、「欲を言えば優勝したかった」。

プロとなってからは、妻子を実家に帰しての“単身赴任”。だが、「ゆっくり会える時間があれば、その時にでも話したい」と淡々。それよりも、「急に(学校を)辞めて(角界に)入ったので、あちこちにあいさつだけはきちんとしたいな、と思っています」と、社会人経験者らしい気配りを見せていた。《読売新聞》



3月21日のできごと