平成1140日目

平成4年2月21日(金)

1992/02/21

【アルベールビル五輪・フィギュア】伊藤みどり選手が銀メダル獲得

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第16回冬季オリンピック・アルベールビル大会第14日の21日夜、フィギュアスケート女子シングルで伊藤みどり選手(プリンスホテル)が2位に入り銀メダルを獲得した。日本のフィギュア選手が五輪でメダルを獲得したのは初めて。2位は冬季五輪での日本女子選手の史上最高の成績となった。

優勝は日系のクリスティ・ヤマグチ選手(米国)。佐藤有香選手(法大)も健闘して7位入賞を果たした。

19日のオリジナルプログラム(OP)で3回展ジャンプで転倒して4位と出遅れた伊藤は、21日の自由では笑顔も交えて伸び伸びと演技。OPの時は披露しなかったトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑み、1回目こそ失敗したが、2回目はきれいに決めた。

五輪の女子で難技の3回転半ジャンプを成功させたのは初めて。

伊藤は自由でヤマグチに続いて2位。冬季五輪で日本女子初めての金メダルには届かなかったものの、今大会のスピードスケート女子1500メートル銅メダルの橋本聖子選手(富士急)を上回る成績を残した。《共同通信》



【宮沢喜一首相】9条解釈「変化ない」

宮沢喜一
https://www.kantei.go.jp/

衆院予算委員会は21日も総括質疑を続けた。宮沢首相は自民党の「国際社会における日本の役割に関する特別委員会」(小沢調査会、会長・小沢一郎元幹事長)が20日にまとめた、憲法解釈の変更により自衛隊の国連軍参加を可能とした答申案について「最終報告がまとまったら、内容をよく承知して検討して参りたい」との見解を示した。

ただ首相は「政府の考え方について変化が起こっていることではない」と、答申案が現段階で政府の9条解釈に直接連動するものではない、との認識を表明した。《共同通信》

【宮沢喜一首相】定数是正、政治資金を優先

宮沢首相は21日夜、首相官邸に自民党政治改革本部の長谷川峻本部長、粕谷茂本部長代理らを呼び、加藤官房長官、塩川自治相も交えて今後の政治改革の進め方について約1時間半協議した。

この中で宮沢首相は(1)国会決議の線に沿った一票の価値の格差是正(2)国民の信頼に値する政治資金規制制度の確立(3)政治倫理の確立(4)党と国会の改革—の4項目の主要課題を示した。

首相はさらに「焦眉の急は投票価値の格差是正と政治資金だ」との認識を示した上で、公職選挙法と政治資金規正法などの改正案を3月中旬までに自民党内でまとめ、今国会での成立を図るよう指示した。党側もこれを了承した。

長谷川本部長は冒頭のあいさつし「首相の大号令があれば摩擦なく(われわれも)ついて行ける」と政治改革について首相の指導力発揮を強く求めた。

首相は衆院の定数是正について「4増4減では国民の期待にこたえられない」と述べ、大幅な定数是正を図る必要があることを強調した。また首相は改革案の最終的な取りまとめ時期については11月とする“二段階方式”で進める意向を重ねて示し、了承された。《共同通信》

【きんさんぎんさん】初の確定申告

名古屋市南区の100歳の双子姉妹、成田きんさん、蟹江ぎんさんが21日、そろって熱田税務署を訪れ、「人生で初めて」所得税の確定申告をした。

CM出演などでそれぞれ約530万円の収入があったため。ほとんどは愛知県や名古屋市に福祉目的で寄付しているが、還付を受けるためにも申告が必要で「(税金は)お国のために使って頂きたい」と2人。この日は姉妹“出演”のCD「きんちゃんとぎんちゃん」の発売日ということもあって、「一目みたい」という近所の人のほか、テレビのワイドショーなど約70人の取材陣が押しかけた。《読売新聞》



2月21日のできごと