平成1029日目

平成3年11月2日(土)

1991/11/02

【ラグビーW杯】豪州、初優勝

豪州初優勝–ラグビーの第2回ワールドカップ(W杯)は2日、ロンドン郊外のツイッケナム競技場で決勝戦が行われ、豪州が地元イングランドを12−6で下し、初優勝した。前回のニュージーランドに続いて、W杯は南半球のチームが獲得した。

得点王はアイルランドのキースが68点で獲得。トライ王には、この大会で代表チームを引退する豪州のキャンピージが仏のラフォンドと並ぶ6トライで獲得し、優勝に花を添えた。《読売新聞》



【海部俊樹首相】最後の演出

週明け5日に退陣する海部首相は2日夜、千葉県浦安市の東京ディズニーランドに2年3か月苦楽を共にした秘書官ら首相官邸スタッフを招き、慰労夕食会を開いた。首相自身の発案とかで、就任以来、「若さ」と「庶民性」をアピールしてきた首相らしい最後のパフォーマンス。若いカップルや家族連れに囲まれ、幸世夫人とともに笑顔をふりまき、女房役の坂本三十次官房長官も、「皆さん、ミッキーマウスより海部さんを見にきたんですな」と言うほどの人気の高さにすっかりご満悦。

土曜の夜とあってディズニーランドは約7万人を超すにぎわい。正面ゲートでぬいぐるみのミッキーマウスと一緒に記念撮影した首相一行は、ジェットコースターなどを楽しんだ後、食事をとりながらパレードや花火を見物。首相は記者団に「バランス感覚を養うのにこういう乗りもの(ジェットコースター)はいいね」などと軽口をたたいていた。《読売新聞》

【自民党・宮沢喜一総裁】組閣に向け調整

宮沢新政権の閣僚人事は2日も竹下派の小沢、宮沢派の斎藤両会長代行が会談したほか、宮沢総裁と斎藤氏が協議を重ねるなど5日の組閣を目指して大詰めの調整が行われた。党幹事長代理起用見送りに伴って入閣を要請された宮沢派の河野洋平氏は固辞の姿勢を貫き、最終的には入閣しないことになった。《共同通信》

【日韓親善野球第1戦】韓国3−8日本

日韓親善プロ野球、日本選抜ー韓国選抜第1戦は2日、東京ドームで行われ、日本選抜が8−3で勝った。

日本は四回表、2−2の同点に追い付かれたが、その裏、二死二塁から岡崎(巨人)の左前安打で勝ち越し、五回には秋山(西武)落合(中日)の連続本塁打で差を広げた。

韓国は先発の朴東熙(ロッテ)が崩れ、さらに今季の新人王、曺圭帝(サンバンウル)も2本塁打を浴びた。打線は9安打。八回には金城漢(ハッテ)が伊良部(ロッテ)から本塁打を放った。第1戦の最優秀選手には落合が選ばれた。《共同通信》

【ザンビア】フレデリック・チルバ新大統領が就任

南部アフリカ、ザンビアの複数政党制移行後初の大統領選で勝利、初の民選大統領に選出されたフレデリック・チルバ氏(ザンビア労働組合会議議長)が2日、宣誓式を行い、第2代大統領に就任した。

最終的な開票結果は出ていないが、同日朝の段階で、チルバ候補は150選挙区のうち84選挙区を制し、16選挙区のケネス・デービッド・カウンダ前大統領を大きく引き離した。国会議員選挙でもチルバ氏の複数政党制民主主義運動(MMD)が、カウンダ氏の統一民族独立党(UNIP)に84議席対16議席の大差をつけ、UNIPは20閣僚のうち議席を確保したのが2人にとどまっている。

27年間の長期政権に終止符を打たれたカウンダ前大統領は2日朝、国営放送を通じ国民にお別れ演説を行い、「新しいザンビアの未来に向けてさらに努力してほしい」と感謝、さらに「次回選挙に挑戦したい」と意欲を示した。《読売新聞》



11月2日のできごと