平成466日目

平成2年4月18日(水)

1990/04/18

【中日・与田剛投手】プロ初勝利

広島4−5中日◇18日◇ナゴヤ

九回に3点差を追い付いた中日は延長十一回、広橋のサヨナラ本塁打で広島に競り勝った。

九回の中日は無死一塁から、落合がこの日2本目の3号2ランを右中間に運んで1点差。さらに二死後、大豊が二塁打し、続く中村の代打川又が右前へ同点打をはじき返して、延長戦に持ち込んだ。そして十一回、先頭の広橋は疲れの見える先発佐々岡の172球目を強振、左翼席へ1号アーチをかけた。

延長十回から登板したルーキー与田は2イニングを抑えてプロ入り初勝利を飾った。《共同通信》




【新行革審】最終答申を海部首相に提出

臨時行政改革推進臨時委員会(新行革審)は18日午後、最終答申を決定、海部首相に提出した。答申は21世紀の高齢化時代に向け「活力ある福祉社会建設」のため、国民負担率についても(1)2020年の高齢化ピーク時で50%未満(2)21世紀初頭で40%半ばーにそれぞれ抑えるとの2段階の歯止めを打ち出す一方、日米構造協議など緊迫度を増す対外経済摩擦問題に対し、市場開放の徹底と国際的に調和のとれたっ社会経済の制度、慣行の必要性を強調している。《共同通信》

【海部俊樹首相】「桜を見る会」開催

海部首相主催の「桜を見る会」が18日午前、東京都新宿区の新宿御苑で開かれた。あいにくの小雨まじりだったが、会場にはアマコスト駐日大使、鈴木東京都知事ら政財界をはじめ各界の著名人、外国人招待客ら約7000人(午前11時現在)が出席した。

消費税改廃をめぐる国会運営、選挙制度改革など今後も難問がめじろ押しの首相だが、この日ばかりはしばし“小休止”といった表情。アマコスト駐日大使とは、日米構造協議の中間報告がまとまって一息ついた安心感もあってか「あなたには日本語で言いましょう。ありがとうございました」と固い握手を交わした。《共同通信》

【政界メモ】首相、もうひと花狙う?

◯…海部首相は18日、東京・新宿御苑で開かれた「桜を見る会」に出席、招待客に「こんにちは」「ご苦労さん」と声を掛けながら握手して回った。このところ、各種世論調査の支持率もうなぎ上りとあって、首相の人気はなかなかのもの。中年女性から「総理、頑張って」の声援も飛び出し、すっかり上機嫌。

時計を気にする秘書官に向かって「時間ぎりぎりまでやってあげてよ。外国の人も来てるしさ。このあと(の予定)は昼食だけでしょ」。結局、予定の倍の40分間、小雨の会場を歓談して歩いた。自民党内から「海部降ろし」の声も消え、今が満開の首相だが、これから選挙制度改革、消費税問題の決着と大仕事が控えているだけに、何とかもうひと花咲かせたい心境?

◯…公明党の石田委員長は、東京湾に浮かぶごみ処分場を視察、環境問題に力を入れているところをPRした。マイクロバスから、ディズニーランドの5倍という規模の埋め立て地を目の当たりにし、「大変なことだ」と改めて首都の廃棄物の多さに驚いた様子。党で使う用紙の一部に再生紙を利用していることもあって、石田氏は「全国の都市に呼び掛けて、ごみを減らす運動を展開したい」と胸を張り、生ごみを積み上げた山では、バスから降りる熱心さ。

◯…公明党の石田委員長は、東京湾に浮かぶごみ処分場を視察、環境問題に力を入れているところをPRした。マイクロバスから、ディズニーランドの5倍という規模の埋め立て地を目の当たりにし、「大変なことだ」と改めて首都の廃棄物の多さに驚いた様子。党で使う用紙の一部に再生紙を利用していることもあって、石田氏は「全国の都市に呼び掛けて、ごみを減らす運動を展開したい」と胸を張り、生ごみを積み上げた山では、バスから降りる熱心さ。《共同通信》

【ソ連】リトアニアへの原油供給を停止

ソ連リトアニア共和国唯一の石油精製工場であるマジェキャイ精油所当局者が18日夜(日本時間19日未明)明らかにしたところによると、18日午後9時半(同午前3時半)ソ連から同精油所に対する原油供給が、連邦政府の指令により停止した。ランズベルギス共和国最高会議議長も18日深夜の地元テレビ放送で、供給停止を確認した。

ゴルバチョフ大統領が13日に書簡で共和国に警告して以来、初めて発動された経済制裁措置である。しかし、原油供給停止について、モスクワでは19日午前2現在、公式の発表は一切ない。

共和国側は制裁発動という新たな局面を迎え、大統領が書簡で求めた一連の法律の撤回だけでなく、3月12日の独立宣言の取り消しなど一層の大幅譲歩をするか、逆に抵抗の姿勢を強めるかの選択を迫られることになった。

ランズベルギス議長はテレビで、原油供給停止の期間など制裁措置の詳しい情報は19日朝にも入る見通しだと述べ、20日から石油消費で、特別態勢をとると言明した。議長は「モスクワは愚かなことをした。リトアニアの経済に損失を与えるだけでなく、ソ連の国際的権威も傷つけることになる」と、大統領の発動を振判した。

マジェキャイ精油所の宿直当局者は「原油は当分の備蓄があるので、しばらくは操業できる」と語った。「原油とともに、供給を大幅に削減するとの通告があった天然ガスは、まだ制裁措置実施の確認はないが、削減は避けられない情勢となった。

共和国は天然ガスも含め、エネルギーをほぼ完全に連邦からの供給に頼っているが、加工した製品を連邦に供給している。

共和国最高会議は18日夜、制裁を警告した大統領書簡に対する回答をモスクワに送り、連邦と共和国の議会が独立問題をめぐる協議を5月1日までに始めることを条件に、新たに政治的な法律を作ることは控えるとの譲歩を示していた。

しかし、この回答の発送とほぼ同時に第一弾の制裁措置が発動されたことは「二日以内」とした回答期限が既に切れているうえ、ソ連側の要求に十分こたえた内容になっていないとの大統領の厳しい認識を示している。《共同通信》




4月18日のできごと