平成339日目

1989/12/12

この日のできごと(何の日)

【東北福祉大・佐々木主浩投手】大洋入団決定

大洋がドラフト1位指名した東北福祉大の佐々木主浩投手(21)の入団が12日決まった。若生球団取締役、江尻スカウト課長は、仙台市内の同大学で本人、両親、伊藤監督を交えて入団交渉し、契約金6500万円、年俸600万円(ともに推定)の条件で合意に達した。正式契約は16日に行う。

腰痛で2度手術している佐々木は当初プロ入りに難色を示したが、大洋の高い評価に態度が軟化。11日には手術した東京の医師の診察を受けるとともに、就職内定先のヤマハからも了解を取り、大洋入りを決めた。

佐々木は東北高時代から注目を集めた本格派で、重い球質と低めへの安定したコントロールが特徴。「医師からプロでやっても大丈夫、という診断をもらい最終的に決めた。以前からプロでやってみたい気持ちを持っていたし、これですっきりしました」と心境を披露。若生取締役は「先発でも抑えでも使えるタイプ。須藤監督と相談して起用法を決めたいが、失投の少なさではアマ球界ナンバーワン」と期待の大きさを語った。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【社会党・田辺誠前書記長】党名を「社会民主党」に

社会党の田辺前書記長は12日夜、都内で開かれた社会党右派の最大派閥である水曜会(田辺代表)の総選挙へ向けた決起集会であいさつし、総選挙後の新しい政治状況に対応するため、民社党、社民連との統合をにらんだ党名変更が課題になるとに考えを明らかにした。その場合の党名として「社会民主党」を挙げた。

これは、総選挙で自民党が過半数割れした場合、野党の結束を固め自民党の連立政権の誘いをはねつける狙いとともに、東欧情勢や、西欧での社会民主主義勢力の伸長という変化に日本も対応していくべきだとの考えに基づいている。

連合の山岸会長も社会、民社、社民連3党を中心とした新党を結成し、新党と公明党の連立を図るという考え方を既に明らかにしており、田辺氏の発言は総選挙後の政界再編をにらんだ動きに一石を投じることになりそうだ。《共同通信》

【竹下登元首相】野党と部分連合も

竹下元首相は12日、東京都内のホテルで開かれた共同通信社主催の講演会で、衆院選後の政局運営について「参院では(与野党議席が)逆転しており、これに対するパーシャル(部分的な)連合をあまり早く言うのも相手に失礼かと思うが、根気強く話し合う場を欠かしてはいけないと思う」と述べ、政局安定のため政策案件ごとに野党と協力体制を組むパーシャル連合を模索していることを明らかにした。

パーシャル連合については、与野党伯仲状況の昭和52年6月に、当時の大平幹事長が参院選後の政局安定を図るため「案件によっては自民党を軸としたパーシャルな連合のあり方を考えなければならないだろう」と提唱した経緯がある。

今回の竹下氏の発言は52年同様、参院で与野党が逆転し、自民党単独では重要法案の成立が見込めない状況を踏まえ、パーシャル連合の必要性を指摘したもので、竹下氏は当面、平成2年度予算関連法案の成立に的を絞り、公明、民社両党との政策協力による閣外協力を念頭に置いているものとみられる。《読売新聞》

【政界メモ】戦友も消費税は別

○…12日の衆院本会議では、宮下創平政調副会長が、自民党のトップバッターとして消費税廃止関連9法案への質問に立った。宮下氏と、奥田敬和同党国対委員長、同本会議で廃止法案の趣旨説明をした社会党の久保亘参院議員、法案作成の責任者である伊藤茂同党政審会長の4人は、陸軍士官学校61期の同期生で、先の大戦末期には「お国のために立派に死のう」と4人で誓い合った仲という。

宮下氏は11日夜、伊藤氏に電話で「4人の友情は忘れていないが、久保さんへの論戦は激しくやる」と“宣戦布告”。伊藤氏は「久保さんは幼年学校から軍人精神をたたき込まれ、根性が据わっている」と応酬したが、奥田氏からも「久保さんには大砲をぶち込む」と宣告してきたとか。戦友も消費だけは別のよう。

○…この日の社会党代議士会は、前日参院で消費税廃止関連9法案が可決したことから、熱気にあふれた。そんな中、清水勇衆院議運委理事が「今日の趣旨説明では自民党から大変なやじが飛ぶだろう」と警告。

「衆院でのやじのひどさはもう騒音ではないか」と決め付けた上、国会周辺は静穏保持に関する法律で、騒音を取り締まることになっている。国会内の騒音も法律を改正して取り締まりたいくらいだ」とぶち上げた。衆院では論客を立てて攻勢を掛ける構えをとっている自民党に懸命のけん制球。《共同通信》

【米・ベーカー国務長官】東独改革に支援表明

ベーカー米国務長官は12日、東ドイツのポツダムでモドロウ東ドイツ首相と1時間にわたって会談し、東ドイツの民主化と改革に対する米国の関心と精神的な支援を示した。

米国の政府高官が東ベルリン以外の東ドイツに足を踏み入れたのも、東ドイツ首相との公式会談も初めてである。

またこの日、東ベルリンを訪れた米下院議員団はゲアラッハ国家評議会議長代行やマロイダ人民議会議長らと会談、東ドイツ国営ADN通信によると、ゲッパート団長(民主党下院院内総務)は東ドイツに対する最恵国待遇供与の問題も進展する見通しだ、と述べた。

ベーカー国務長官とモドロウ首相との会談は直前になって実現が決まり、ベーカー長官は訪問先の西ベルリンから最近開放されたクリーニッケ一橋を渡ってポツダムへ入った。

会談後記者団に対してベーカー長官は、米国内には東ドイツの民主化の動きに対して広範な支持があるとしたうえで、このプロセスが平和的かつ安定的に進んでいくことを強く望んでいる、と述べた。《共同通信》



12月12日 その日のできごと(何の日)