平成263日目

1989/09/27

この日のできごと(何の日)

【ソニー】米コロンビア映画買収で合意

ソニーは27日、米国の大手映画・テレビ制作会社コロンビア・ピクチャーズ・エンターテイメント社(本社ニューヨーク市)を買収することで、コロンビア社と同社の発行済み株式の49%を持つコカ・コーラ社の2社と基本合意した、と発表した。

27日午前(現地時間)に開いたコロンビア社の役員会で申し入れが了承されたため、同日から5営業日以内に株式公開買い付け(TOB)の開始を宣言する。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【関取・貴花田】誕生

史上最年少関取、貴花田が正式決定—。日本相撲協会は27日、東京・両国国技館で九州場所(11月12日初日・福岡国際センター)の番付編成会議を開き、注目の貴花田(藤島部屋、東京都出身)ら十両昇進力士5人を発表した。

新十両は、藤島親方(元大関貴ノ花)の二男の貴花田と竜授山(高砂部屋、福島県出身)剛堅(高砂部屋、兵庫県出身)の3人。貴花田は新番付が発表される10月30日の満年齢が17歳2カ月で、これまでの最年少関取記録だった北の湖(現北の湖親方)の17歳11カ月を18年ぶりに9カ月短縮する新記録となる。また親子そろっての関取は史上7組目。

再十両は森乃里(立田川部屋、北海道出身)と大竜(大鵬部屋、大阪市出身)の2人だった。《共同通信》

【横浜ベイブリッジ】開通

横浜港に架かる世界最大級の斜張橋、横浜ベイブリッジの開通式が27日午前、同橋上などで行われた。

横浜ベイブリッジは、首都高速道路公団が昭和54年から建設を進めていた神奈川横羽(横浜ー羽田)線の生麦インターー本牧ふ頭・新山下までの8.8キロの一部で、大黒ふ頭と山下ふ頭を結ぶ。2本の主塔から斜めに張った176本のケーブルが海上約55メートルの橋げたを支える斜張橋で、全長860メートル(主塔間の距離は465メートル)の二層構造。

カナダ・バンクーバーのアレックス・フレーザー橋(同465メートル)に次ぎ斜張橋としては世界第2位の長さ。総工費は約800億円。首都高速になるのは上層部分(6車線)で、下層部分は将来、国道357号として使われる予定。《共同通信》

【広島・大野豊投手】100人目の100勝到達

広島6−2巨人◇27日◇東京ドーム

広島が大野、津田の継投で4月(10連勝)以来の6連勝を飾り、首位巨人に5.5ゲームとわずかに差を詰めた。広島は一回、中前打の野村をバントで送った一死二塁からロードンが左前適時打して1点を先制。六回は連打でつかんだ二死一、二塁に長島、達川が長短打して3点を加えた。九回は野村の2点適時打で先発桑田を打ち崩し、巨人を突き放した。

大野は七回まで2点に抑えて8月25日以来の8勝目(通算100勝)。津田は24セーブ目を挙げた。

巨人は六回二死一、三塁で呂に続いて岡崎も適時打を放って2点差としたが、走塁ミスがあって追撃の勢いが消えた。《共同通信》

【海部俊樹首相】内外格差の解消を

海部首相は27日朝、都内で開かれた経済同友会の会員懇談会で講演し「日米構造協議で(米国に)言われる前に、国民生活の質の向上を図らなければならない。それが日米経済摩擦解消の第一歩になる」との認識を明らかにした。首相はこの中で「土地問題や、流通分野の規制緩和に取り組み、内外価格差の解消に当たりたい。経済界にも理解と協力をお願いする」と述べた。

また首相は海部内閣の重要課題として対外的には累積債務、地球環境、麻薬・テロ、国内では政治改革、高齢者が生き生きと暮らせる社会の実現を挙げた。

講演後の質疑で消費税問題が取り上げられたが、首相は税額表示について「内税、総額表示を求める声が高まっているが、外税方式とする意見もなお強い」と指摘、「さらに検討させてもらいたい」と述べるにとどまった。《共同通信》



9月27日 その日のできごと(何の日)