平成219日目

平成元年8月14日(月)

1989/08/14

【後藤正夫法相】閣僚は靖国参拝すべき

後藤法相は14日、地元大分市で法相就任後初の記者会見をし、靖国神社公式参拝について「靖国神社は歴史的、伝統的形式に沿って戦没者を祭るもの。神道がそもそも宗教であるか、疑問を持っている」と発言。「(本来は)各閣僚は皆参拝すべきだ」との考えを示した。

同法相は「靖国神社は宗教法人の中に入っているが、宗教的とはあまり強く感じない。参拝者の大半が、家には仏壇も位はいもあるように、諸外国の宗教とは異質なもの。参拝は日本人として当然」などと述べた。

また、参拝の形式については「頭の中では公人と私人の区別はない。今までこだわったことはなく、従来通り参拝したい」と発言。15日は大分県護國神社を参拝、16日には靖国神社を単独で参拝する予定で「(この際は)肩書をつけてもよいと考えている」と話した。《共同通信》




【ゴルフ・金田久美子さん】誕生日

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【郵政省】局舎用地に貸しビル

郵政省は14日、郵便局舎用地を有効利用するため、民間不動産会社などと共同出資で子会社を設立し、貸しビルを経営するなどの地域再開発事業に乗り出す方針を明らかにした。

現行法では郵政省が子会社を設立することはできないため、1990年度予算で制度改革の目玉として国有財産法施行令の改正などを要求する。実現すると国営である郵政事業が民間企業と同じように関連事業を運営する大胆な試みとなりそうだ。《共同通信》

【宮崎勤容疑者】かわいい女の子を物色

東京都江東区の保育園児A子ちゃん=当時(5つ)=誘拐殺人事件で、容疑者の印刷業手伝い宮崎勤(26)が警視庁と埼玉県警の合同捜査本部の取り調べに対し「犯行前日、従業員に“明日は休む”と話し、当日は親に内緒で出掛けた」「かわいい女の子を目当てに車で団地内を探し回った」など、殺害に至るまでの確信に触れる経過を詳細に供述した。

捜査本部は、宮崎が逮捕後初めて計画的犯行をにおわす供述を始めたと重視している。しかし、宮崎供述は冗舌な割には殺害動機などについて不自然な点も多く、捜査本部は引き続き宮崎を厳しく追求、全面自供に向け全力を挙げている。《共同通信》

【名古屋タイムズ】首相の女性問題記事を否定、おわび

名古屋タイムズ社は14日付の紙面で、同紙が4日に掲載した海部首相をめぐる「女性問題」について「根拠のないうわさと判明した」などと否定の記事を掲載した。同紙は4日「複数の証言者から飛び出してきた海部氏の醜聞として①「北海道小樽市出身で、花屋の娘」と交際があった②隠し子がいる–などと報じた。

14日の記事ではこれらの女性問題について「投書が出所となってうわさが広がったようだ」「隠し子の事実はなく、うわさは根拠のないものだと分かった」などと否定。さらに記事の最後に「おわび」を掲載した。海部首相は11日の記者会見で「事実無根」と否定、同社に訂正と謝罪を求めたことを明らかにしている。《共同通信》

8月14日のできごと