平成190日目

平成元年7月16日(日)

1989/07/16

【越前海岸岩盤崩落事故】

7月16日のできごと(何の日)【越前海岸岩盤崩落事故】

16日午後、越前町玉川の国道305号線で大規模ながけ崩れが発生、落石防止用のロックシェッドを突き破り、走行中の滋賀県彦根市内の15人乗りマイクロバスを押しつぶした。

同町職員、地元消防団らが必死の救助活動を進めているが、17日午前1時10分現在、10人の死亡が確認され残る5人も絶望的とみられている。

現場付近はがけが直角に切り立ち、落石やがけ崩れの多い危険箇所で、昭和52年5月にも同じ場所で大規模な土砂崩れが起きている。15日夜から16日朝にかけて付近は局地的な雨に見舞われており、地盤が緩んで大惨事につながった。《福井新聞》




【全日本選抜柔道別選手権95キロ超級】小川直也五段が優勝

世界柔道選手権の日本代表最終選考会を兼ねた第22回全日本選抜柔道体重別選手権は16日、福岡市民体育館で7階級を行い、注目の95キロ超級では小川直也(明大)が2年ぶり2度目の優勝をした。

4月の全日本選手権決勝の再現となった95キロ超級決勝は小川が1分20秒、豪快な支え釣り込み足で関根英之(東海大)を投げ飛ばし一本勝ちした。《共同通信》

【大相撲名古屋場所千秋楽】横綱千代の富士が28度目の優勝

大相撲名古屋場所千秋楽(16日・愛知県体育館)史上初の同部屋横綱同士の優勝決定戦の末、千代の富士が2場所ぶり28度目の優勝を飾った。

千代の富士は大関北天佑にいいところなく寄り切られて3敗目。大関旭富士を押し出した北勝海と12勝3敗で並び、決定戦にもつれこんだ。

だが決定戦で千代の富士は弟弟子北勝海の押しを防いで、左四つがっぷりから右上手投げで投げ飛ばし優勝を決めた。《共同通信》

【アルシュ・サミット】閉幕

第15回先進国首脳会議(アルシュ・サミット)は16日午前、地球環境保護での国際協力や、累積債務救済に関する新債務戦略強化などを盛り込んだ経済宣言を採択し、三日間にわたる討議を終え閉幕した。

今回のサミットは環境や債務問題に対する世界的規模での協力の必要性を強く打ち出したのが大きな特徴である。宣言は日本や西ドイツの貿易黒字国に対し内需需要の継続を求める一方で、大幅な赤字を抱える米国には財政赤字削減と貯蓄に推進といった構造改革を強く迫っている。

このほか(1)インフレ防止と対外不均衡での政策協調(2)為替安定のための協調体制発展(3)貿易の「一方的措置」への反対を確認(4)麻薬取引による不正資金規制—など全部で10項目を盛り込んだ。次回サミットは米国で開かれる。《共同通信》

【ヘルベルト・フォン・カラヤン氏】死去

クラシック音楽界の帝王呼ばれたオーストリアの識者ヘルベルト・フォン・カラヤン氏が16日、心不全のため死去した。81歳。30年以上にわたってベルリン・フィルを率い、人気と実力で世界楽壇のトップに立つ同氏は、日本でもファンが多かった。

同氏は1908年4月5日、オーストリアのザルツブルクに生まれた。モーツアルテウム音楽院を卒業し、27年からドイツのウルム、アーヘン両歌劇場の指揮者を歴任、30歳の若さでベルリン国立歌劇場とベルリン・フォルを客演指揮した。《共同通信》

7月16日のできごと