平成107日目

1989/04/24

【北京大】無期限スト突入

中国の民主化運動に大きな影響力を持つ北京、清華両大学など北京市内の16大学の学生が24日から全学無期限ストライキに突入した。学生たちは胡耀邦前総書記の名誉回復、民主化、自由化の促進を要求、さらに全国の大学、労働者や市民の連帯を求める動きに出ており、党中央委主催の追悼大会終了後も学生のエネルギーが衰えていないことを示している。

理科系の名門、清華大学では、午前7時半ごろ、学内に太鼓の音が響き渡り、7時40分からの授業をボイコット、学内デモ行進に入る合図となった。デモには約1万2000人の学生、教職員のうち青年教師らを含む1万人以上が参加、民主化を求める声の大きさ、ストを支持する力の強さを見せつけた。《共同通信》




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【竹下登首相】宮澤喜一前蔵相と会談

竹下首相は24日午後、首相官邸で自民党宮澤派の宮澤会長(前蔵相)と、当面の政局を中心に約1時間にわたって意見交換をした。

会談の席上、首相は政界で取りざたされている衆参ダブル選挙を含めた衆院の早期解散問題について「(自民党の衆院の現有議席は)多数を持っている。この多数を大事にしたい。自分はもともと(衆院)任期いっぱい論者だ」と言明、早期解散する考えのないことを強調した。

宮澤氏は「私ども(宮澤派)は基本的にご支援する」と竹下内閣を支えていく方針を改めて伝えた。《共同通信》



4月24日 その日のできごと(何の日)