平成38日目

平成元年2月14日(火)

1989/02/14

【イラン・ホメイニ師】「悪魔の詩」著者処刑訴え

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イランの最高指導者ホメイニ師は14日、英国で出版された小説「悪魔の詩」が預言者マホメットを侮辱したとし「著者と発行人には処刑が宣告されねばならない」との声明を発表、世界のイスラム教徒に対して著者と発行人の処刑を呼びかけた。

「悪魔の詩」はインド系英国人サルマン・ルシュディエ氏が書いたもので、表題はイスラム教の聖典「コーラン」を指すとされる。《読売新聞》




【リクルート事件】NTT本社を家宅捜索

リクルート事件で東京地検特捜部は14日、日本電信電話(NTT)本社、リクルート社情報ネットワーク部門、NTT企業通信システム事業本部など5カ所を家宅捜索するとともに、リクルート前会長江副浩正(54)=NTT法違反(贈賄)容疑で逮捕済み=らの本格的な取り調べを始めた。

この日の捜索では、NTTによる「リ社全面支援」の方針決定の経過やコンピューターの国際調達をめぐる議事録など関係書類多数を押収。特捜部は政界をも巻き込んだリクルートーNTTの癒着の構造に本格的なメスを入れるとともに真藤恒NTT前会長(78)の関与の有無なども追求する方針。《共同通信》

【竹下登首相】「政治改革を緒につけることこそ課題」

国会は14日、竹下首相の施政方針演説など政府4演説に対する各党代表質問を続行。午前中、参院本会議で小山社会党参院議員化会長、西村自民党同議員副会長が、また午後からの衆院本会議では塚本民社党委員長、小川社会党国民生活局長、金子共産党書記長がそれぞれ質問に立った。

塚本氏が株入手の疑惑をめぐる責任で委員長辞任を決意するに至った経過を踏まえ、竹下首相の政治責任を追求したが「政治改革を緒につけることこそ課題だ」とかわした。

小山氏が衆参同日選挙の可能性をただしたのに対し首相は「(参院選と同時期の)解散・総選挙は時々の政治状況を勘案して行うもので、あらかじめ制約される性格のものではない」と微妙な発言をした。《共同通信》

2月14日のできごと