1985 昭和60年8月12日(月) 日航ジャンボ機墜落事故

1985/08/12

この日のできごと(何の日)

【日航ジャンボ機墜落事故】

12日午後6時半すぎ、羽田から大阪に向かった日本航空123便ジャンボ機(乗員乗客524人)が、機体の異常を羽田空港管制塔に連絡した後、墜落、炎上した。

自衛隊ヘリによると、墜落現場は長野県南佐久郡北相木村の御座山(2122メートル)の北斜面とみられているが、長野県警などの地上からの救助隊は13日午前0時すぎまでに、墜落現場を確認できておらず、群馬県側である可能性もあり、標高1500〜2000メートルの山中であることなどから、捜索活動は難航している。

同機はお盆休みの帰省客などで満席で、関西方面の乗客が多く、乗客名簿には歌手の坂本九さんや浦上郁夫ハウス食品社長、中埜肇阪神球団社長らの名前が見られる。一機で乗員乗客524人が遭難したのは世界航空史上で最大である。《共同通信》

乗客乗員524人を乗せ羽田から大阪へ向かう途中、機体に異常を生じて航路を大きく外れ、群馬県・上野村の御巣鷹山山腹に墜落した日航ジャンボ機事故で、群馬、長野両県警と自衛隊は13日夕まで精力的な捜索活動を続け、奇跡的に生存していた母子ら4人を発見、収容した。

しかし、現場周辺で52人(防衛庁調べ)の遺体を確認したことで残る四百数十人の乗客の生存はほぼ絶望的となり、現場に近い群馬県藤岡市で待機する家族らの表情には悲しみと怒りが広がった。《共同通信》

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