カテゴリー: 平成5(1993)年

  • 1993 平成5年1月20日(水) ビル・クリントン氏、第42代米大統領に就任

    平成1474日目

    1993/01/20

    この日のできごと(何の日)

    【ビル・クリントン氏】第42代米大統領に就任

    米国民の再結集を旗印に、民主党のビル・クリントン氏(46)が20日、米国の第42代大統領に就任した。クリントン氏は歴代大統領の中で三番目に若く、初めての戦後生まれ。アルバート・ゴア副大統領(44)とのベビーブーム世代コンビで、21世紀をにらんで、経済力の強化を柱とする米国の再生に取り組む。

    クリントン氏はこの日午前11時半(日本時間21日午前1時半)から連邦議会議事堂の西口玄関前特設会場で開かれる就任式に臨み、正午(同2時)に宣誓した。続いて、約20分間の就任演説を行い「米国は、われわれが多大の努力を払ってつくり出してきた世界を指導し続ける」と唯一の超大国としての責任を強調、「平和な外交手段によって行動するが、必要とあれば、力を行使する」と述べた。また、内政では、最大の課題である膨大な財政赤字を削減する意志を表明し「われわれは国民と未来に投資する必要がある」と訴えた。

    新大統領は「米国の良いところによって直すことのできない悪いところはない」と述べ、米国の「再生」を力説した。クリントン氏が就任後に直面する最大の内政課題は米経済の足かせとなっている約4兆ドルの累積赤字対策。4年間で年間の財政赤字を半減するという公約の実行は非常に難しい。外交面でも、対イラク政策で決断を求められ、旧「ユーゴスラビア内戦への対応を迫られるなど、難問が山積している。また、経済安全保障を外交政策の三本柱の一つとするクリントン政権は、より強硬な対日姿勢を取るとみられている。

    演説終了後、クリントン新大統領はヒラリー夫人(45)らとともに、議会からホワイトハウスまでペンシルベニア通りを約3キロにわたりパレードした。ブッシュ大統領はバーバラ夫人(67)と就任式に出席したあと、同日午後には地元のテキサス州ヒューストンに向けて出発する。《共同通信》


    【イラク】対米関係修復を期待

    クリントン新米政権の発足を機に、米欧軍から度重なる攻撃を受けたイラクは、対米挑発姿勢から一転して米国との関係の修復を求める構えを示した。新政権誕生に合わせて、イラクは20日朝からの一方的停戦を宣言するとともに、今回の危機の原因の一つとなった国連機乗り入れに対し無条件の同意を国連に通告した。

    米国とイラクは1990年夏のイラク軍のクウェート侵攻を発端とした湾岸危機まで蜜月状態にあった。米政府は、79年の革命で成立したイラン・イスラム政権の封じ込めを中東政策の基本の一つに置いていたからだ。

    米政府はフセイン・イラク政権を利用し、8年間続一いたイラン・イラク戦争ではイラク側に経済的、軍事的な協力を続けた。同戦争終結後、中東随一の軍事大国に成長したイラクはクウェート侵攻という誤算を犯し、米国と正面から対立する結果となった。

    湾岸危機に伴う経済制裁、それに続く湾岸戦争でイラクの経済生産基盤は破壊され、国民は高インフレの中で苦しい生活を強いられ、不満は根強い。フセイン政権にとっては、経済危機打開のための石油輸出の再開が緊急課題だ。

    ブッシュ政権はフセイン大統領の出身基盤であるイスラム教スンニ派のほかシーア派やクルド人が混在するイラクの民主化を再三要求してきた。しかしイラク側としては、湾岸戦争前も同様の国内政策を取っていたにもかかわらず米国とは親密な関係を維持していたと、苦々しく感じている。

    「サウジアラビア、クウェート、エジプトや中南米諸国には民主的政治機構はなく、人権への配慮も全くない」(アブデルジャバル・モフシン・イラク大統領報道官)と米国に反発しながらも、クリントン次期米政権との関係修復を模索するイラク側の外交路線は、困難を極めることになろう。《共同通信》

    【皇太子殿下】中東歴訪延期に

    政府は20日午前の臨時閣議で、22日からの皇太子殿下の中東六カ国歴訪について、イラクの国連決議違反に対する米国などの武力行使で現地情勢が「親善訪問するにはふさわしくない環境」との理由で延期することを了解した。

    既に六カ国の了承を得ており、改めて外交ルートを通じて日程を再検討するが、情勢が流動的である上、皇太子殿下は小和田雅子さんとの結婚の儀を控えていることもあり、訪問がいつ実現するかの見通しは立てにくい状況だ。

    閣議では、河野官房長官が「殿下の訪問は昨年12月18日の閣議了解に基づき準備を進めてきたが、イラクの国連決議違反により「米、英、フランス三国の武力行使が生じた。この時期の訪問は環境がふさわしくないとの結論に達した。政府としては誠に残念だが、一日も早い実現を希望する」と発言、了解された。

    河野長官はこの後の記者会見で、延期理由について「各方面からの情報を分析したが、安全については全く問題があるとは思えない。しかし親善訪問はどれだけ余裕をもって成果を上げられるかどうかだが、その状況にない」と述べ、全体の雰囲気が親善の旅にふさわしくないことを指摘した。《共同通信》

    【野球殿堂入り】村山実氏、稲尾和久氏

    野球体育博物館の第33回競技者表彰委員会は20日、東京都文京区の同博物館内で行われ、表彰委員212人(未投票の10人を除く)による記名投票(10人以内の連記)を開票の結果、稲尾和久(55)、村山実(56)両氏の野球殿堂入りが決まった。

    投票では、鉄腕投手として西鉄の黄金時代を築いた稲尾氏と、ダイナミックな投法でライバル巨人の長嶋、王らと名勝負を演じた元阪神の村山氏の2人が、当選必要数である有効投票数212票の75%(159票以上)を獲得した。《共同通信》

    【宮澤喜一首相】「党改革に全力」

    自民党は20日午前10時から東京・日比谷公会堂で第56回党大会を開いた。

    宮澤首相(総裁)はあいさつで「今年は戦後民主主義の正念場の年だ。政治は国民のかつてなく激しい不信の中にあり、深憂に堪えない」と、佐川急便事件による政治不信の高まりに危機感を表明した上で「政治改革を実現し、国民の政治への信頼を確立するため、何よりもまず、わが党が自らを変革しなければならない」と述べ、党改革に全力を挙げる決意を強調した。

    同時に「制度面の見直しを行うべきだ」とも述べ①政治資金の透明性の確保②カネのかからない政治活動③政策を中心とした選挙の実現―などの抜本的改革を先頭に立って推進する姿勢も表明した。

    大会は、政治改革や景気回復が柱の平成五年運動方針などを決定し、同日昼に閉会した。首相は景気対策については「当面の最重要課題」とした上で、平成5年度予算の早期成立とともに「必要があれば遅滞なく思い切った手を打つ」と、追加対策の可能性を示唆した。

    首相はあいさつで「党が長らく政権を維持できた理由の一つは、党内で自由な主張とかっ達な発言が保障され、議員それぞれが活力を十分に発揮できたことにある。今や党運営に硬直化の弊がみられ、本来の党内民主主義を取り戻すことが急務だ。党の良き伝統への回帰を目指した新しい動きをてこに、自己改革に励まなければならない」と述べ、党内民主主義の確立を目指した党改革の重要性を指摘した。

    しかし首相は、党内で高まっている改憲論議やコメ自由化問題への言及は回避した。《共同通信》

    【小泉純一郎郵政相】郵貯見直しを強調

    衆院逓信委員会は20日、郵便貯金批判を続けている小泉郵政相の発言をめぐって通常国会の開会前に異例の審査を行った。質問に立った与野党7人の委員が全員、郵政相の一連の発言を批判、全国特定郵便局長会や郵政関係労組の幹部中らも見守る中での大臣糾弾し色彩が強い場となった。しかし、郵政相は「行財政改革の一環として、郵便貯金や財政投融資の見直しを検討していく必要がある」と、持論でもある行革推進論を展開した。

    ただ就任直後から郵貯を民営化すると発言したことが、30万人の郵政職員に動揺を与えているとの指摘に対して、小泉郵政相は「これからは大臣としての発言に注意し、誤解のないように努める」と態度を軟化。民営化の進め方についても「郵政事業が国民から信頼されているのも事実だし、そういうことも踏まえていろいろな人から意見を聞いて検討していく。私の在任中に(民営化を)やろうなどとは毛頭考えているわけではない」と慎重に対応していく意向を示した。

    委員会では与野党の委員がそろって郵貯の民営化反対の立場を表明。これに対し郵政相は「日本経済を発展させていくには、官業は民業の補完に徹するべきんで、民間ができることは民間に任せればいい」と反論。さらに、郵貯が集めた資金を活用する財政投融資についても「財投機関はたくさんあるが、それが全部必要なのか。このままだとどんどん拡大していくだけだから、行政の簡素化のためにも見直し論議が必要だ」と、財投制度全体の改革の必要性を強調した。《共同通信》

    【大相撲初場所】11日目

    大相撲初場所11日目(20日・両国国技館)横綱、大関昇進を目指す大関曙と関脇貴花田がそれぞれ2、3敗目を喫し、平幕の大翔山が1敗で優勝戦線の単独トップに立った。曙は栃乃和歌を突き放し切れず、左上手投げに横転させられ場所後の横綱昇進が絶望的となった。貴花田は大翔山の右下手投げに敗れ、大関昇進は極めて難しくなった。かど番を脱出した大関小錦は好調琴別府を寄り切って、2敗をキープ。関脇琴錦は元気者の若花田に完敗して4敗目を喫したが、関脇武蔵丸は勝ち越した。《共同通信》

    【オードリー・ヘプバーンさん】死去

    「ローマの休日」など数々の名作に出演し、妖精のような魅力で世界の映画ファンを魅了した女優のオードリー・ヘプバーンさんが20日、大腸がんのためスイニス・ローザンヌの自宅で死去した。63歳だった。

    ヘプバーンさんはベルギーのブリュッセル生まれ。父はアイルランド系英国人の貿易商、母は貴族の血を引くオランダ人だった。19歳で単身ロンドンのバレ工学校に進学。舞台姿が映画関係者の目に留まり、端役で映画にデビューした。

    数本の映画に出た後、「ジジ」のブロードウェー公演の主役に抜てきされ、この舞台を見たウィリアム・ワイラー監督が「ローマの休日」(1963年)の王女役に起用。滑らかで気品ある美しさと天衣無縫の無邪気さが爆発的人気を呼び、ショートヘアの「ヘプバーン・カット」が話題に。

    この作品でいきなりアカデミー主演女優賞を獲得。翌54年にはブロードウェーの「オンディーヌ」で米演劇界最高の栄誉であるトニー賞を得て「オードリー時代」が幕を開けた。グラマー・タイプ全盛のハリウッドに衝撃を与え、個性的な美しさがまず求められる風潮の契機となった。

    名匠ビリー・ワイルダー監督の「麗しのサブリナ」(54年)「昼下りの情事」(57年)などで妖精的魅力を振りまいた。70年代からは出演作は少なくなり、スピルバーグ監督の「オールウェイズ」(89年)が最後の作品となった。《共同通信》

    【園山俊二さん】死去

    「ギャートルズ」「ペエスケ」「さすらいのギャンブラー」で知られる。漫画家の園山俊二さんが20日午前8時55分、肝不全のため川崎市高津区の虎の門病院分院で死去した。57歳。松江市出身。

    早大商学部卒業。在学中に福地泡介らと早大漫画研究会設立に参加した。卒業後に「毎日小学生新聞」に「がんばれゴンベ」を連載、漫画家のプロとしてデビューー。原始時代の人間などを登場させた「ギャートルズ」で文春漫画賞を受賞。代表作はサラリーマンの悲哀を描いた「花の係長」などがある。《共同通信》

  • 1993 平成5年1月19日(火) 皇太子殿下、小和田雅子さん、ご婚約が正式決定

    平成1473日目

    1993/01/19

    この日のできごと(何の日)

    【皇太子殿下、小和田雅子さん】ご婚約が正式決定

    皇太子徳仁親王(32)のご結婚に関する皇室会議は19日午前8時半から宮内庁特別会議室で開かれ、外務事務次官小和田恒氏(60)、優美子さん(54)夫妻の長女雅子さん(29)=東京都目黒区、19日付で外務省を退職=とのご婚約が、議員全員一致の承認で正式に決定した。

    皇室会議の決定を受けて宮内庁は同日、藤森昭一長官を委員長とする「皇太子御婚儀委員会」を設置、一連の結婚諸行事について日程調整を始めた。「結婚の儀」は6月上旬にも行いたい意向で、6月3日を軸に詰めの作業に入る。

    会議終了後、藤森長官は直ちに赤坂御所に出向き天皇、皇后両陛下にご婚約決定を報告。さらに東宮仮御所で皇太子さまに報告した。

    この後、記者会見し「両陛下はとてもお喜びのご様子で、陛下から尽力された職員にどうぞよろしく伝えてくださいとのお言葉があった」と述べた。さらにお妃選考基準や中断を挟んだ6年余にわたる2人の交際の経過について説明した。

    この中で、藤森長官は雅子さんとの再会について「皇太子さまの強い気持ちをくんだ」と強調。さらに、雅子さんの母方の祖父が水俣病発生企業、チッソの社長などを務めたことが選考に当たって障害とされた点にも特に触れ「役員就任時期と発生時期は関係がなく、刑事上の責任もないことが明らかになった」などと述べた。

    皇室会議の開催は平成元年9月の秋篠宮さまの婚約決定以来で、戦後7回目。会議には議長の宮澤首相、三笠宮ご夫妻、桜内、原衆参両院議長、草場最高裁長官、藤森長官など10人の正議員全員が出席した。

    宮澤首相が開会を宣言した後、古居宮内庁審議官が「皇太子さまと雅子さんの結婚について皇室典範第10条に基づき議決を求める」と議案を朗読。続いて藤森長官が雅子さんの生い立ちから外務省退職までの詳しい経歴、家族の略歴、皇太子さまと知り合ってから交際、婚約内定に至る経過などについて説明した。この後、質疑に移ったが、議員からの質問はなく、採決に入り、全議員が起立して承認した。続いて議決録にそれぞれ毛筆で署名して会議は36分間で終了した。《共同通信》

    ご婚約が正式に決まった皇太子さま(32)と小和田雅子さん(29)は19日午後、東京・元赤坂の東宮仮御所で、婚約成立後初の記者会見に臨み、約20分間、プロポーズの言葉や時期、いまの心境などについて語られた。皇太子さまは交際の中断を挟んだ6年余、「常に雅子さんのことが念頭にあった」と話され、雅子さんは「皇太子さまから『僕が一生全力で守ります』という心を打つ言葉がありました」と皇太子さまとの結婚を決めた胸の内を率直に明かした。飾らない二人のやり取りは、新しい皇室の到来を印象付けた。

    皇太子さまはまず、正式に婚約が決まった心境について「(結婚の)申し出を受けてくれた雅子さんに、心から感謝したい」と喜びを表現。雅子さんは「身が引き締まる思いです」と、太子妃となる重みをかみしめるように話した。

    皇太子さまによると、二人の最初の出会いは昭和61年10月、スペインのエレナ王女の歓迎レセプション。お互いの第一印象を、皇太子さまは「控えめだが聡明。話していて楽しい人」。雅子さんは「気さくで配慮のある方」と評した。

    雅子さんの外務省入省などで約5年間、交際は中断したが、皇太子さまは再会後二度目のデートとなった10月3日、千葉県市川市の宮内庁新浜鴨場でプロポーズされた。

    「私と結婚していただけますか」との申し込みに、雅子さんは2カ月後の12月12日、「おカになれるのなら謹んでお受けします」と承諾したという。

    雅子さんは、外交官の道を捨てて皇室入りを決断するまでの悩みも告白した。しかし「皇室という新しい道で自分を役立てようと決心した。悔いはありません」と述べ「皇太子さまが幸せになり、私もいい人生だった、と振り返れるように努力したい」と新しい人生への決意を表現した。

    新生活については「安らぎのある明るい家庭を築きたい」と言う皇太子さまに、雅子さんも「愛情に満ちた温かい家庭を」と、互いに息の合ったところを見せた。

    子供のことに質問が及ぶと、皇太子さまは「コウノ一ニトリのご機嫌に任せて」とユーモアたっぷりの答え。雅子さんも恥ずかしそうに「オーケストラをつくれるほどの数とは言わないで、と殿下に申し上げました」と応じた。

    交際が一時中断した事情について皇太子さまは、雅子さんの祖父が水俣病発生企業のチッソの社長などを務めた点が選考の障害とされたことや、過熱した報道があった点を指摘。宮内庁に対しては何度も「雅子さんとの交際」を依頼し「昨年周囲が『雅子さんでいい』と言った時は大変うれしかった」と率直に話された。

    二人は会見後、各宮家を訪問。夜は天皇ご一家と小和田家の内輪の夕食会が行われた。《共同通信》


    【天皇、皇后両陛下】「助け合って良い家庭を」

    ご婚約が正式に決まったことを受けて皇太子さまは19日午後、皇居・宮殿の鳳凰の間で天皇、皇后両陛下にお礼を述ベ「今後とも二人のことをよろしくお導きください」とあいさつされた。

    陛下は「誠にうれしく思います。結婚後は二人が助け合って良い家庭を築き、立派に務めを果たしていくことを願っています」と望まれ、皇后さまは「温かく、安らぎのある家庭を」と述べられた。

    続いて、雅子さんと両親の小和田夫妻と会った陛下は「二人を温かく見守り、励ましていかれるよう」と声を掛けられた。父恒さんは両陛下、皇太子さまにそれぞれ「末永くお導きください」とあいさつした。《共同通信》

    【社会党】山花新執行部スタート

    社会党の臨時党大会は19日夕、山花委員長—赤松書記長を柱とする新執行部を選出して閉幕した。山花執行部の任期は田辺前執行部の残余の今年末の定期大会まで。発足早々、22日召集の通常国会での佐川事件追及、選挙制度を中心とする政治改革、コメ市場開放問題などの難問に取り組み、本格的に始動する。山花新委員長は就任あいさつで「社会党が党を挙げて改革派となり、政治改革と政界再編に懐を深くして積極的に対応する」と決意表明した。

    難航していた執行部人事は定数を上回る立候補者があった4ポストについて大会代議員による投票決着となり、このうち副委員長(5人)は佐藤観樹、嶋崎譲、護憲派グループが擁立した和田静夫の各衆院議員と久保亘、糸久八重子(現職)両参院議員が当選。

    副書紀長(2人)は主要各派が担いだ小沢克介衆院議員(現職)と千葉景子参院議員が護憲派から立候補した翫正敏参院議員を破った。

    中執メンバー32人のうち、当選一回生議員は赤松書記長をはじめ筒井信隆企画調査局長、小岩井清国際局長ら13人。女性は川橋幸子広報宣伝局長ら4人が起用された。

    全体として「老壮青」のバランスと派閥均衡重視という山花氏の意向にほぼ沿った布陣。ただ護憲派の抵抗や派閥間のきしみが早くも表面化しており、今後の党運営の厳しさをうかがわせる結果となった。

    山花氏は大会後の記者会見で22日からの通常国会への取り組みについて「宮澤政権に対し、国民の最大関心事の佐川事件追及で徹底的に頑張り、真相を明らかにしていく。竹下元首相の議員辞職を含め、貴任を突き付けたい」と述べた。《共同通信》

    【米軍】イラク2施設を爆撃

    米国防総省当局者は19日、イラク北部の飛行禁止空域で米軍機が同日、イラク軍から敵対的行為を受けたため、イラクの防空施設2カ所を爆撃したことを明らかにした。フィッツウォーター米大統領報道官は「イラク監視を続ける。必要があれば断固とした対応をとる」と言明し、イラクがさらに攻撃の構えを示せば、さらに反撃すると強調した。

    しかし、この日の米軍機による反撃はイラク側の挑発活動に対応した限定的行動で、米欧軍による本格的な攻撃は13、17、18日の3回の作戦で終わったとみられている。

    米当局者の話や報道を総合すると、現地時間19日午前10時40分(日本時間同日午後4時40分)ごろ、米空軍のF4戦闘機が飛行中、イラク軍の地対空ミサイルのレーダーに捕そく、追尾されたため、ミサイル基地にミサイル一発を発射して反撃した。

    その約3時間後、やはりイラク北部の飛行禁止空域で、2機のF16戦闘機に向けてイラク軍が対空砲を発射。F16機はこの対空陣地に集束爆弾数発を投下した。

    この間に北部飛行禁止空域でイラク軍のミグ23戦闘機が飛行しているのを米空軍のF16が確認、追撃したところ、イラク機は南の方向に逃げた。さらに別の米軍機が対空砲撃を受けたが、反撃しなかった。

    米軍機はいずれも無事だったという。《共同通信》

  • 1993 平成5年1月18日(月) 山形マット死事件・上級生3人逮捕

    平成1472日目

    1993/01/18

    この日のできごと(何の日)

    【山形マット死事件】上級生3人逮捕

    山形県新庄市の市立明倫中学校(峰徳明校長)の体育館用具倉庫内で13日夜、同市北町、幼稚園園長Bさん(43)の二男A君(13)=同中1年=がマットの中で窒息死していた事件で、同県警防犯少年課と新庄署は18日、A君を集団でいじめた末にマットの中へ逆さに押し込んで窒息死させたとして傷害、監禁致死の疑いで同中2年の男子生徒3人=いずれも(14)=を逮捕した。また14歳未満の2年生男子生徒2人と1年生男子生徒2人を補導した。少年らは事件発覚後、アリバイ工作するなどしていた。

    調べでは上級生ら少年7人は13日午後4時40分ごろ、同中体育館北側の用具倉庫前でA君におどけた動作をする芸を強要した。拒否されたため腹をたて、頭や顔を殴るなどした上、用具倉庫内に連れ込んだ。そこで再度芸を要求。拒まれたためさらに暴行、皮下出血や打撲などの傷を負わせ、ロール状に巻かれたマットにA君を頭から逆さに押し込んで放置し、窒息死させた疑い。

    調べに対し、少年らは、真っ暗な用具倉庫の中で「助けて」「やめて」と叫ぶA君に次々に暴行を加え、むりやり担ぎ上げてマットの中に押し込んだと供述しているという。また事件発覚後、少年らのうち数人はそれぞれ別の友人に「当時は(君の)家にいたことにしてくれ」などと頼んだり、体育館内でのいじめを見ていた生徒に口止めするなどした上で、警察の調べにもうその供述をしていた。7人の中には、17日のA君の葬儀に参列した生徒もいた。

    少年ら7人は卓球部、サッカー部などに所属する運動部員で、ふだんから卓球部の児玉君にいじめや嫌がらせをしていたらしい。体育館内には当時約50人の生徒がクラブ活動をしており、何人かはいじめに気付いていたが、軽いいじめだと思い、だれも止めに入らなかった。《共同通信》


    【大相撲初場所】9日目

    大相撲初場所9日目(18日・両国国技館)前日初黒星を喫した大関曙と関脇貴花田がそろって勝ち越しを決めた。曙は先場所敗れた新小結大翔鳳を右差しで寄り倒した。大翔鳳は負け越し。貴花田は小城ノ花を突っ張りから寄り切った。平幕の大翔山も水戸泉を右すくい投げで破り、1敗で並んでいる。大関小錦は取り直しの一番で大善を寄り切り、かど番脱出にあと1勝とした。関脇の琴錦と武蔵丸はともに勝って6勝目。1敗の曙、貴花田、大翔山を追う2敗は小錦、琴別府、浪ノ花。十両は新十両の浜ノ島が8勝1敗で単独トップ。《共同通信》

    【小和田雅子さん】外務省に辞職願

    皇太子さまとの婚約が内定した小和田雅子さん(29)が19日の皇室会議を前に18日午後6時半、外務省に同省職員を通じ辞職願を提出した。外務省は19日朝の皇室会議前に辞職を認める方針で、辞職は19日付となる。

    これにより雅子さんは5年9カ月の外交官のキャリアに終止符を打ち、皇室会議後、6月になるとみられる「結婚の儀」に向け、お妃教育など皇太子妃としての準備に入る。《共同通信》

    【米、英、仏軍】イラクを再空爆

    米ホワイトハウスは18日、米国、英国、フランスの米欧軍が同日、イラク南部の飛行禁止空域にある地対空ミサイルやレーダーなどイラクの防空システムを再爆撃した、との声明を発表した。米国防総省によると、同時に米軍機がイラク北部でも防空施設3カ所を爆撃した。

    米欧軍によるイラク攻撃は13日以来これが3度目で、米政府はイラクが今後も国連決議に従わなければ「警告なしに断固とした対応をとる」と強調、米国とイラクの対決は一層高まる様相を見せてきた。

    国防総省当局者によると、北部を爆撃した米軍機はいずれもトルコのインジルリク基地に無事帰還、南部攻撃機もサウジアラビアの基地などに全機無事戻った。《共同通信》

    【連合・山岸章会長】赤松新書記長「若いが故に尊からず」

    山岸連合会長は18日午後、報道各社のインタビューに答え、社会党の次期書紀長に赤松広隆衆院議員が就任することについて「若いが故に尊からずだ。赤松氏とこれまでほとんど接触がなく、見識や政治力が分からない。私は(赤松氏の立場なら就任を)断るが、引き受けたのは赤松氏の若さだろう」と述べ、党労働局長の赤松氏は労働界とのパイプが太いとの見方を否定する形で、就任に批判的な考えを重ねて強調した。

    山岸氏は「赤松氏と同じ愛知県本部所属の先輩・佐藤観樹衆院議員が県本部の推薦を受けているのに委員長指名で赤松氏を選ぶ、それだけ考えてもしこりは残る」と指摘。「次期委員長を公選で選べなかったことが根本の問題だ」として山花、田辺の新旧委員長を厳しく批判した。《共同通信》

    【政界談話室】ネズミ年コンビの実力は?

    ○…河野官房長官は18日午前の記者会見で、米軍のイラク再攻撃について「イラクによる国連決議履行を求めて取られた措置だ」として14日の空爆と同様に「理解と支持」を表明。記者団の「米軍に資金援助するか」との質問には「支持は支援とは意味が違う」ときっぱり否定した。前回の空爆の際には未明に緊急連絡を受け、以後一睡もせずじまい。「首相、外相とも外遊中の留守番役はプレッシャーがかかる」と周囲に漏らしていた河野長官だが、今回は前日の17日夕刻に「非公式な通報画があった」とかで、心の準備する余裕もあり、自信もついた?

    ○…社会党の山花次期委員長はこの日、党本部で新書記長就任を受諾した赤松広隆労働局長に「赤松さんはネズミ年でしょう。僕もネズミ年、ちょうど一回り違いですよ」とネズミ年コンビであることを強調。さらに「私の一回り上が石橋(元委員長)さん、その一回り上が成田(元委員長)さん」と、社会党ネズミ年の伝統と世代交代を同時にアピール。その上で「とにかくネズミのようにこまめに動き回りましょう」と呼び掛け、赤松氏は「ドブネズミのようなものですが」と応じたが、若いコンビで政界をかき回せるか。《共同通信》

  • 1993 平成5年1月17日(日) 宮澤喜一首相、改憲論を批判

    平成1471日目

    1993/01/17

    この日のできごと(何の日)

    【宮澤喜一首相】改憲論を批判

    東南アジア諸国連合(ASEAN)を歴訪中の宮澤首相は17日、最後の訪問国ブルネイ入りに先立って同行記者団と懇談し、当面の内政、外交課題について見識を明らかにした。

    首相は与野党間で急速に高まってきた憲法改正論議について「タブーにする必要はない。議論はいいことだ」としながらも「(憲法改正が)是か非かといってもどこをどうするのか。事はそんなに軽々しくない」と性急な議論を批判し、宮澤内閣としては改憲の論議を進める意思のないことを強くにじませた。

    通常国会の最優先課題として①来年度予算の早期成立②政治改革実現—を挙げるとともに「経済状態を考えると解散などで時間を空費している暇はない」と強調、早期解散を否定した。

    首相は憲法論議に関し「自民党内にある憲法調査会で論議するのが常識的」と述べ、自民党の役員会が申し合わせた与野党協議機関の設置は時期尚早との認識を示した。

    さらに改憲か護憲かが政界再編の引き金になり得るとの見方について「不幸なことだ。政治の旗にするのは危険」との懸念を表明した。

    日本の軍事大国化へのアジア諸国の警戒感に絡んで首相は「ああいう間違い(侵略)をしてはならぬと言い続けねばならぬ。憲法改正とも無関係ではない」」と語り、過去の過ちに対する反省を忘れるべきではないとの考えを力説した。

    首相はその上で、日本の国連平和維持活動(PK0)の在り方について「(対日評価をいいことに)図に乗ってはいけない。多国籍軍も国連決議でやれば国連の枠内だが、どんな枠であれ武力行使に違いはない。そこにけじめをつはないといけない」と明言、多国籍軍はもとより国連平和維持軍(PKF)本体への参加凍結解除にも極めて慎重な姿勢を示した。《共同通信》


    【宮澤喜一首相】ブルネイ国王と会談

    東南アジア諸国連合(ASEAN)歴訪の最後の訪問国ブルネイ入りした宮澤首相は17日午後(日本時間同日夕)、バンダルスリブガワン市の第一王宮でボルキア国王と会談した。

    宮澤首相は、日本とブルネイの間で唯一の懸案となっている両国間の直行航空便開設について「航空協定締結に向けて早期に交渉を始めるよう指示している」と述べ、前向きな対応を約束した。

    ボルキア国王は、宮澤首相がバンコクでの政策演説で提唱した「インドシナ総合開発フォーラム」やアジア太平洋地域の将来一の安全保障枠組みに関し、そうした構想が実現すれば参加したいとの意思を表明した。また国王は皇太子殿下の婚約内定に祝意を表するとともに、15日の釧路沖地震被害に見舞いの言葉を述べた。

    宮澤首相はこれでASEAN歴訪の主要日程をすべて終了し、18日午前、日航特別機でブルネイをたち、同日夕に帰国する。《共同通信》

    【自民党小渕派・小渕恵三会長】「宮澤続投望ましい」

    自民党小渕派の小渕会長は17日、群馬具渋川市内で開かれた後授会の会合で講演し、今秋の自民党総裁選について「宮澤ドクトリンを実行するためにも宮澤首相が続投するのが望ましい」と述べ、首相の続投支持を明らかにした。

    小渕氏は「今年は東京サミット(先進国首脳会議)があるが、その国の代表がみな旧知の間柄なのに日本の首相だけが毎回のように代わるのは望ましくない。悪ければ仕方ないが、間違いなければ二期四年ぐらいはやるべきだ」と述べた。

    小渕氏は昨年12月、首相の続投を容認する考えを示したが、今回の発言で再選支持をより明確にした。

    首相がバンコクで発表したアジア太平洋地域に関する日本の外交についての政策演説(宮澤ドクトリン)については「歴史的意味がある重要な政策だ。米ソの冷戦構造が集結した今、自国の経営だけを考えていてはいけない。日本はそういう立場に押し上げられている」と評価。「ドクトリンを推進するため努力しなくてはいけないが、実行するためには国内の政治改革が不可欠で、いま最後の力を傾注しているところだ」と語った。

    小渕氏は総選挙の時期については「首相が再選するかどうかは分からないが、新総裁の下での選挙が望ましい」と述べ、総選挙は9月30日の総裁任期満了後に行うべきだとの考えを重ねて示した。《共同通信》

    【社会党】「赤松書記長」を了承

    社会党の山花次期委員長は17日深夜、党本部で赤松広隆労働局長(44)と会い、新書記長就任を要請するとともに、記者会見で赤松氏を書記長に起用することを正式に表明した。赤松氏は即答を避けたものの18日午前中に受諾する見通しで、19日の臨時党大会で書記長に選出されるのは確実だ。

    赤松氏は衆院当選一回生で、社会党で初の戦後生まれの書記長となる。これに先立ち「政権構想研究会」など左右、中間四派の事務局長らが都内のホテルで水面下の調整作業を行った。これを受けて山花氏が党本部で四派事務局長に対し赤松氏起用の意向を伝え、了承を得た。《共同通信》

    【米軍】イラクの核関連施設をミサイル攻撃

    フィッツウォーター米大統領報道官は17日記者会見し、米軍が同日、バグダッド近郊のザアファラニーエにあるイラクの核開発施設をトマホーク巡航ミサイルで攻撃したと発表した。報道官は攻撃の目的は「イラクが大量破壊兵器を獲得できないことを確実にするとともに、イラクに国連決議順守を求めるという米国の決意を明確にしたもの」と述べた。報道官は国連査察団をイラクが受け入れるかどうかの問題は依然続いていると述べ、再び軍事行動に出る可能性もあることを示唆した。

    報道官は巡航ミサイルが何基、どこから発射されたかについて明らかにしなかったが、米CBSテレビによると、ペルシャ湾と紅海に展開する米艦船から40基が発射されたという。

    国連機の乗り入れ拒否や、北部飛行禁止空域でのイラク機撃墜、フセイン・イラク大統領の徹底抗戦宣言という一連の深刻な事態を受け、米軍がバグダッドを含む大規模爆撃に出るとの観測も出ていた。しかし、作戦は巡航ミサイルを使用するだけの極めて限定された懲罰的軍事行動にとどまった。こ

    れについて報道官は、「米軍兵士を危険にさらさないことを考えた」と述べ、クリントン次期大統領の就任祝賀行事がワシントンで始まるため、ブッシュ政権として大胆な行動が取れなかったことを認めた。フセイン大統領が次期大統領にも同様の挑戦を仕掛けてくるとの見方が強く、イラク問題は新大統領の最初の緊急外交課題となろう。《共同通信》

    【北海道釧路沖地震】発生から3日目

    釧路沖地震から3日目を迎えた17日、被害の中心地、北海道釧路市では電気や電話は回復したものの、幹線鉄道は不通のままで、約9300戸のガス供給が依然ストップするなど、厳冬の市民生活に深刻な後遺症が続いている。

    市災害対策本部などによると、4000ー5000戸の停電と、かかりにくくなった電話は17日までに正常に戻った。しかし、ガスは漏れている個所などの点検で手を取られ、緑ケ丘、武佐地区で供給が止まったまま。復旧作業の着手は18日になるという。《共同通信》

  • 1993 平成5年1月16日(土) 宮澤喜一首相、バンコクで演説

    平成1470日目

    1993/01/16

    この日のできごと(何の日)

    【宮澤喜一首相】バンコクで演説

    宮澤首相は16日昼、バンコク市内のホテルでアジア・太平洋地域に関する日本の外交について政策演説(宮澤ドクトリン)をした。

    この中で首相は、インドシナ地域の社会基盤整備などで日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の協力の必要性を強調、米国も含めた関係国、機関の専門家、有識者で構成する「インドシナ総合開発フォーラム」の創設を提案。その準備のための国際会議を、今年秋に日本で開催することを呼び掛けた。

    また米国のプレゼンス(存在)を前提にした上で「アジア・太平洋地域の将来の平和と安全のあるべき秩序について、長期的ビジョンを持つことが必要」と述べ、日本の首脳として初めてアジア全体の安全保障の新たな枠組みづくりに言及。安保論議に「日本も積極的に参画する」と述べ、政治的役割の拡大に強い意欲を示した。《共同通信》


    【スキー・HTB杯国際ジャンプ】

    スキーのHTB杯兼環太平洋カップ国際ジャンプ大会は16日、札幌・大倉山競技場でラージヒルを行い、昨年12月のワールドカップ(W杯)ラージヒル第4戦(大倉山)を制した東輝(ニッカ)が249.5点の高得点で圧勝した。

    東は1回目118メートル、2回目122メートルとただひとりK点(極限点=115m)を越えるジャンプを披露。特に2回目は5人の飛型審判全員が満点に近い19.5点を付ける抜群の内容だった。

    2位は前日の札幌五輪記念に勝った西方仁也(雪印)の219.6点。W杯メンバーの葛西紀明(地崎工業)は6位、原田雅彦(雪印)は8位だった。《共同通信》

    【全日本スプリント選手権】

    スピードスケートの第19回全日本スプリント選手権最終日は16日、群馬県の伊香保ハイランドスケートセンターで男女の500、1000メートル各2回目を行い、男子は宮部保範(王子製紙)が2年ぶり3度目の優勝を果たし、女子は楠瀬志保(佐田建設)が初めての王座に就いた。橋本聖子(富士急)は総合4位に終わり、10年連続11度目の優勝はならなかった。《共同通信》

    【大相撲初場所】7日目

    大相撲初場所7日目(16日・両国国技館)それぞれ横綱、大関昇進を狙う大関曙と関脇貴花田は全勝を守った。曙は安芸ノ島を強烈な突き、押しで仕留めた。貴花田は三杉里をもろ差しから寄り切った。関脇対決の武蔵丸—琴錦は、武蔵丸が快勝し5勝目をマーク。琴錦は3敗目を数え、場所後の大関昇進は極めて難しくなった。かど番大関の小錦は初顔の若翔洋に不覚を取り、2敗目を喫した。この日の結果、幕内は土つかずの曙、貴花田の二人を1敗で平幕の浪ノ花と大翔山が追う展開となった。十両は恵那桜が7戦全勝でトップを守った。《共同通信》

    【天皇陛下】ご一家で葉山へ

    天皇、皇后両陛下、皇太子さま、秋篠宮ご夫妻、眞子さまのご一家は16日午前、皇太子さまの婚約内定後初めて静養のため神奈川県・葉山町の葉山御用邸に入られた。眞子さまを除く一家5人は午前11時半すぎ、御用邸裏の葉山海岸を散策された。時折、小雨の降る肌寒い天気だったが、ご一家はにこやかに談笑しながら約10分間、付近を歩かれた。

    途中、陛下は犬の散歩に訪れた人に近付き「この犬はボルゾイという種類ですね。運動が大変でしょう」と話し掛けられ、皇太子さまも「大きいですね」と犬の頭をなでられた。

    また、ご一家を一目見ようと集まった人から「おめでとうございます」と声が掛かると、両陛下と皇太子さまが笑顔で会釈する場面もあった。

    皇太子さまは17日まで、両陛下、秋後宮ご夫妻は18日まで御用邸に滞在の予定。《共同通信》

    【小和田雅子さん】3日ぶりに外出

    皇太子妃に内定した小和田雅子さん(29)は会皇室会議を三日後に控えた16日午後、美容院に行くため3日ぶりに外出した。

    約70人の報道陣が待ち構える中、午後2時半」ごろ、東京都目黒区の自宅から出た雅子さんは明るい赤のハーフコートに紺のスカート姿。ほほ笑みながら、小雨のためか足早に迎えの車に乗り込んだ。

    港区西麻布の行きつけの美容院に着いた雅子さんは、沿道に集まった人たちに軽く会釈。約1時間半後、約2センチ髪を切って現れた雅子さんに沿道から「雅子さん」と声が掛かった。《共同通信》

    【北海道釧路沖地震】負傷者360人超す

    北海道、東北地方を中心に15日夜発生した震度6の大地震の被害は一夜明けた16日も調べが進むにつれて次々に判明、北海道警の正午の集計では死者2人、負傷者368人となった。またガス漏れで死亡した1人についても関連があるとみて調べている。JRの不通や道路の亀裂や陥没などの被害も次々と判明、被害はさらに広がりを見せた。

    釧路市災害対策本部などは、被害状況の調査や復旧作業を本格的に開始した。気象庁は同日、八戸の震度を6から5に計上した。

    釧路署の調べでは、亡くなったのは同市春採、無職Aさん(65)。ソファで横になっていた足が不自由な妻をかばおうとして、落下したシャンデリアの下敷きとなり、同日未明死亡した。また同日未明から朝にかけて同市大楽毛の市営住宅でガス漏れが起き、1人が死亡したほか、16人が病院に運ばれた。釧路郡釧路町では断水が続き、陸上自衛隊の給水支援が始まった。また白糠郡白糠町などでは15日夜から約1000戸が依然停電しており、電気会社の作業員による復旧作業も進められている。

    道路被害は札幌と釧路を結ぶ国道38号ではあちこちで路面に亀裂が入ったり、段差ができており、ノロノロ運転しかできない状態。《共同通信》

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