平成9413日目
2014/10/16
この日のできごと(何の日)
【松島みどり法相】3年間でうちわ2万本
松島みどり法相が選挙区内でうちわを配布していた問題で、松島氏が2012~14年の3年間で計2万1980本のうちわを作製していたことが分かった。費用は計約174万円で、印刷代などを含めると計約178万円だった。民主党の柚木道義衆院議員らが16日、国会内で記者会見して明らかにした。
松島氏側が、柚木氏ら衆院法務委員会の野党側理事らに領収書などを開示した。それによると、12年に1480本、13年に5500本、14年が1万5千本をそれぞれ作製。4千本は松島氏の肩書を「法務大臣」としたものだった。《共同通信》
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【鳩山邦夫元法相】「死刑執行をしない人は法務大臣になるべきでない」
鳩山邦夫元法相は16日、BSフジの番組で、死刑制度に関し、「いろんな倫理や宗教観などで死刑執行しない人は絶対に法務大臣になるべきでない」と持論を語った。鳩山氏は約11カ月の在任期間中、死刑囚13人の死刑を執行している。鳩山氏は「三審制で死刑判決が出るような残虐なことをした人間は、更生は 全く関係ない。それだけの報いを与えなくてはならない」とも語った。《朝日新聞》
【この日の安倍総理】
ASEM首脳会合
平成26年10月16日(現地時間)、第10回アジア欧州会合(ASEM)首脳会合等に出席するためイタリア共和国を訪問中の安倍総理は、午前に、タイ王国のプラ・ユット・ジャンオーチャー首相、ベトナム社会主義共和国のグエン・タン・ズン首相との会談を行い、続いて、アジア欧州ビジネスフォーラム(AEBF)クロージングセッションにてスピーチ、その後、イタリア共和国のマッテオ・レンツィ首相と会談を行いました。
午後には、欧州連合(EU)のへルマン・ファン=ロンパイ欧州理事会議長及びジョゼ・マヌエル・ドゥラン・バローゾ欧州委員会委員長と会談を行い、続いて、ASEM第10回首脳会合開会式に臨み、アジア欧州議員会合、市民フォーラム及びビジネスフォーラム代表とのセッションに出席しました。その後、首脳会合第1セッションに出席、続いて、ルクセンブルク大公国のザヴィエ・ベテル首相と会談を行いました。最後に、首脳会合第2セッションに出席しました。《首相官邸》
TPP妥結に意欲
安倍首相は16日午前(日本時間同日午後)、イタリア・ミラノで開かれた企業経営者らの会合で演説し、環太平洋連携協定(TPP)や欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)の交渉妥結に意欲を示した。法人税の実効税率を数年で20%台に引き下げる意向も重ねて表明した。
国際社会に「開かれた日本市場」をアピールして投資を呼び込む狙い。会合はアジア欧州会議(ASEM)首脳会議を前に欧州の経済団体などの主催で開かれ、約300人が参加した。
首相は「経済連携によって広い経済圏に打って出る」と強調。「内外一体の改革は日本が持続的成長を実現する唯一の道」とした。《共同通信》
エボラ熱で追加支援検討
安倍晋三首相は16日夜(日本時間17日未明)、アジア欧州会議(ASEM)首脳会議での地球規模の課題を議論するセッションで、エボラ出血熱の感染拡大防止に向けて追加支援を検討する意向を表明した。「国際社会の支援の手を緩めるべきではない。さらなる支援を検討している」と述べた。
首相は、日本の貢献策として、9月に米ニューヨークで表明した計4千万ドル(約43億円)の支援金のほか、未承認薬の富山化学工業(東京)開発のファビピラビル(販売名・アビガン錠)の提供などを挙げ「あらゆる施策を講じると約束している」と強調した。《共同通信》
【自民党】風営法改正案了承
自民党内閣部会は16日、音楽とダンスを楽しむ「クラブ」や国際試合の観戦イベントを開催する「スポーツバー」について、午前0時以降の営業を原則認める風営法改正案を了承した。党内手続きを経て24日に閣議決定される見通し。今国会での成立も視野に入れる。
現風営法では、ダンスを楽しむことができ、飲食を提供するクラブなどの午前0時以降の営業を禁止していた。改正案によると、店内の照明が休憩時間の映画館と同程度の10ルクス超の明るさがあるなどの条件を満たせば、都道府県の公安委員会の許可制で解禁する。
ただ18歳未満の青少年に関しては、午後10時以降の入場を制限する。《共同通信》
【香川県警】ハイヒールを盗んだとして58歳男を逮捕
香川県警琴平署は16日、ハイヒール1足を盗んだとして窃盗の疑いで、同県まんのう町、無職の男(58)を逮捕した。同署によると、男の自宅からハイヒール、パンプス、ブーツなどいずれも女性用の靴70〜80足が見つかった。逮捕容疑は15日午後4時ごろ、同県琴平町の病院入り口で、同県善通寺市の女性会社員(25)が脱いだハイヒールを盗んだ疑い。防犯カメラに男が盗む様子が写っていた。《共同通信》
【御嶽山噴火災害】年内の捜索打ち切りが決定
県内の3人を含む56人が犠牲となった御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)の噴火。全員発見はかなわず、7人の行方不明者を残したまま警察や消防、自衛隊による年内の捜索打ち切りが16日夜決まった。「非常に残念」「断腸の思い」―。県内の関係者も言葉に無念さをにじませた。
下山中に噴火に遭遇し、噴煙が立ち上る様子を動画サイトへ投稿した菊川市堀之内の会社員の男性(39)は「行方不明の方がまだ残されている中で非常に残念。雪道になると二次災害の可能性もあるので、捜索隊の方々のことを考えるとやむを得ないかもしれない」と肩を落とした。噴火に巻き込まれながらも自身が九死に一生を得たことについては、「自分としては話せる心境にない」とだけ語った。《静岡新聞》
【富山県警】夫婦殺害事件の懸賞期間を1年間延長
富山市で2010年に夫婦が殺害され自宅が放火された事件で、富山県警は16日までに、解決につながる情報の提供者に、最高で1千万円を支払う懸賞金の応募期間を来年9月30日まで約1年間延長すると決めた。
事件は10年4月20日に発生。会社役員、福田三郎さん(当時79)と妻の信子さん(同75)が自宅で絞殺され、放火された。県警が12年12月に殺人容疑などで県警の男性警部補(当時、後に懲戒免職)を逮捕したが、富山地検は13年7月に嫌疑不十分で不起訴とした。《共同通信》
【中国、ベトナム】南シナ海対立「二国間で解決」
中国の李克強首相は16日、訪問先のイタリア・ミラノでベトナムのグエン・タン・ズン首相と会談し、南シナ海の領有権争いについて「海上の対立を双方が適切に処理し、双方の協力関係全般を前進させていくべきだ」と述べ、中越二国間による問題解決への意欲を表明した。
中国は西沙(英語名パラセル)諸島の周辺海域で5~7月に石油掘削作業を行い、両国の公船が衝突するなど緊張が高まった。中国の習近平国家主席が8月下旬、訪中したベトナムの特使と会談し、関係改善を表明したが、中国は同諸島の永興島に滑走路を建設するなど強硬姿勢を崩していない。《共同通信》
【米国】エボラ熱対策で予備役招集
米政府によるとオバマ大統領は16日、エボラ出血熱の感染が拡大する西アフリカで、対応支援に当たる米軍部隊の「補強」を目的として、予備役を招集するための大統領令に署名した。感染拡大の長期化を視野に対策を強化する狙いとみられる。
米国内では、エボラ熱で死亡したリベリア人男性を治療した南部テキサス州ダラスの病院で看護師への院内感染が起きて不安が高まっている。オバマ氏は同日、ホワイトハウスでエボラ熱対策に関する会合後、米国内のエボラ熱は「封じ込めることは可能だ」と強調し、冷静な対応を呼び掛けた。《共同通信》