平成9412日目
2014/10/15
この日のできごと(何の日)
【プロ野球・広島】新監督に緒方孝市氏
広島は15日、緒方孝市野手総合コーチ(45)の監督就任を発表した。広島市のマツダスタジアムで記者会見した緒方監督は「カープ一筋28年。最後の大きな仕事だと思い、信念を持って全うしていきたい」と抱負を述べた。1年契約で年俸7千万円。背番号は79のまま。20日の秋季練習から指揮を執る。
野村謙二郎前監督の参謀役だった今季、チームは終盤まで優勝を争いながら最後は2位も逃した。故三村敏之元監督が理想とした上で「勝ち切れなかった悔しい思いを、来季はリーグ優勝、日本一という形に変えて頑張りたい」と意気込んだ。
緒方監督は佐賀・鳥栖高から1987年にドラフト3位で広島入り。走攻守三拍子そろった外野手として活躍し、2009年限りで現役引退後はコーチに転身した。(金額は推定)《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【大阪市・橋下徹市長】カジノ「金稼ぐために必要」
大阪市の橋下徹市長は15日、カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)構想をめぐる兵庫県の井戸敏三知事の批判に対し「大阪は進めていく。少子高齢化の中、大都市が金を稼ぐために必要だ」と反論した。市役所で記者団に語った。
IRの整備推進法案が今国会で議論されており、大阪府と大阪市が誘致を進めている。井戸氏は14日の記者会見で「手段を選ばないという姿勢そのものが、基本的に間違っている」と述べた。《共同通信》
【小渕優子経産相】政治資金を調査
小渕優子経済産業相が関係する政治団体の政治資金に関連して、使途が不適切との記事を週刊誌が掲載することが分かり、小渕経産相は15日夜、記者団に対し「後援会や関係団体に調査をお願いした。しっかり対応していきたい」と述べた。
16日発売の週刊新潮が、小渕経産相の地元である群馬県の政治団体の収支について、不適切さを指摘する記事を掲載する。同誌は、2010年と11年に支持者向けに開いた観劇会などで、政治団体側が2千万円を超える費用を負担したと報じている。
小渕経産相は「私自身は指摘されて知った」と話し「状況がよく分からないので調査をお願いしている」と述べた。《共同通信》
【石破茂地方創生担当相】過疎地域の雇用確保に注力
石破茂地方創生担当相は15日の衆院地方創生特別委員会で、人口減少の克服や地域経済活性化に関し「条件が不利な地域にどうやって仕事をつくるかが最も重要だ」と述べ、中山間地や離島など過疎地域の雇用確保に力を入れる考えを示した。
石破氏は「条件不利地域でも起業の芽が出ているケースもある。国土保全の観点からも役割は大きい」と指摘。
また、景気回復を地方に波及させる「ローカルアベノミクス」については「それぞれの地域で経済を循環させ、地域の優位性をいかに生かすかがポイントだ」と強調した。《共同通信》
【この日の安倍総理】
エボラ支援加速を指示
安倍晋三首相は15日のオバマ米大統領との電話会談でエボラ出血熱対策への結束を確認したのを受け、外務省幹部に具体的な支援を加速させるよう指示した。オバマ氏が神経をとがらせる感染拡大の阻止に貢献し、対米連携と国際的課題への取り組みを訴える狙い。米ニューヨークで9月に表明した計4千万ドル(約43億円)の支援金の使途確定や防護服約50万着の供与などを進める方針だ。
電話会談で、首相は日米協議が難航する環太平洋連携協定(TPP)交渉でも早期妥結を目指す姿勢を鮮明にした。会談後、官邸で記者団に「新しい経済圏に向けて日本も責任を果たしていきたい」と語った。《共同通信》
イタリアへ出発
安倍晋三首相は15日、イタリア・ミラノで開かれるアジア欧州会議(ASEM)首脳会議に出席するため、政府専用機で羽田空港を出発した。出発に先立ち、官邸で記者団にロシアのプーチン大統領との接触について「話をする機会をつくりたい」と意欲を示した。中国の李克強首相や韓国の朴槿恵大統領に関しても「話す機会があればいい。日本の対話のドアはオープンだ」と語った。
首相は首脳会議に関し「エボラ出血熱や中東情勢の安定化といった国際的な課題に対し、積極的平和主義の下、日本がさらに貢献していくと主張したい」と強調した。《共同通信》
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安倍晋三首相は15日夜(日本時間16日未明)、アジア欧州会議(ASEM)首脳会議が開かれるイタリア・ミラノに政府専用機で到着した。16、17日の首脳会議では、経済政策「アベノミクス」の取り組みや、エボラ出血熱の感染対策への貢献を説明する見通しだ。《共同通信》
【民主党、維新の党】初の定期協議
民主党と維新の党は15日、政策責任者による初の定期協議を国会内で開催し、法案対応で連携を強化する方針を確認した。他国からの武力攻撃に至らない「グレーゾーン事態」に対処する「領域警備法案」について、共同提出も視野に協議することで合意した。
次期衆院選での協力を見据え、両党は協議を通じて環境整備を図るが、消費税再増税などの基本政策で隔たりは大きい。《共同通信》
民主、維新両党による政策協議が15日、2日に行われた民主党の海江田万里代表と維新の党の江田憲司共同代表ら両党幹部の会談での合意を受けて国会内で開催された。民主党から福山哲郎政策調査会長、長妻昭会長代理が、維新の党から片山虎之助政務調査会長、柿沢未途会長代理、今井雅人会長代理が出席した。
法案への対応、議員立法の策定など当面の問題を中心に、週1回のペースで定期的にこの会議を開催することを合意した。
民主党側からは、労働者派遣法改正案について、国会審議がまだ行われていないことにも鑑み、引き続き、維新の党に対しては丁寧な説明を含めて対応し、領域警備法案についても維新の党の関心に応じて話題にしていく旨を伝えた。《民主党ニュース》
【新潟県警】捜査費3万9000円を盗んだ36歳巡査部長を逮捕
新潟県警は15日、県警生活安全企画課巡査部長のA容疑者(36)(新潟県柏崎市)を窃盗の疑いで逮捕した。発表によると、A容疑者は今月1日から10日にかけ、勤務先の生活安全部長岡支所(同県長岡市)で、支所員5人が机に保管していた捜査費計3万9000円を盗んだ疑い。10日夕、複数の支所員の捜査費がなくなっていることが分かり、県警が支所員約20人に事情聴取したところ、A容疑者が容疑を認めたという。《読売新聞》
【 JR参宮線】燃料切れで列車が立ち往生
15日午後2時40分ごろ、三重県伊勢市二見町のJR参宮線松下駅で、鳥羽発伊勢市行き上り普通列車(2両、乗客10人)が、燃料切れで動かなくなった。この列車はディーゼル車で、前日、燃料の軽油を補給し忘れたのが原因。JR東海の係員が急きょ、車で約10キロ離れた車両基地から軽油を運んで給油した。《中日新聞》
【菅義偉官房長官】出国禁止延長で韓国批判
菅義偉官房長官は15日の記者会見で、韓国のソウル中央地検が朴槿恵(パククネ)大統領への名誉毀損(きそん)で在宅起訴した産経新聞の加藤達也前ソウル支局長に対し、出国禁止措置を3カ月延長するよう要請したことについて、「すでに2カ月の移動の自由を制限された状態であり、さらに3カ月間措置を延長されることになれば、人道上も大きな問題だ」と韓国側を強く非難した。《産経新聞》
【中国】台湾総統を批判
中国で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の範麗青報道官は15日の記者会見で、台湾の馬英九総統が先に香港民主派への支持を表明したことを「台湾側がとやかく言うべきではない」と批判した。台湾住民が自ら社会制度や生活方式を選ぶことを尊重するとしたうえで「台湾側が大陸(中国)13億人の選択を尊重するよう望む」と述べた。《日経新聞》
【香港】警官暴行に一斉反発
香港デモ隊を強制排除する際に複数の警官が無抵抗の男性を暴行したとされる問題で、デモを主導してきた学生団体や民主派は15日、「権力乱用だ」などと一斉に反発、政府による徹底調査や警察トップの辞任を求めた。警察本部前に同日夜、300人以上が抗議のため押し掛け、道路を占拠した。
学生団体などは、デモ隊が占拠を続ける区域で警察が今後も「同様の手法を取るのではないか」と危機感を強めている。警察本部は香港島アドミラリティ(金鐘)のデモ隊占拠地近くにある。《共同通信》
【イスラム国】奴隷制宣言
過激派「イスラム国」は15日までに、インターネット上に掲載した英字機関誌「ダビク」で、イラクで拉致したクルド民族少数派ヤジド派の女性や子どもを人身売買していることを認め、「奴隷制の復活」を宣言した。イスラム国が人身売買を明確に認めたのは初めてとみられる。
ダビクの「奴隷制の復活」と題した記事などによると、イスラム国が8月、イラク北部シンジャールを武力制圧した際に拉致したヤジド派の女性や子どもは「戦利品」として、作戦に参加したイスラム国の戦闘員に分け与えられた。記事はイスラム法がこうした奴隷制を認めていると主張した。《共同通信》